冨坂友(アガリスクエンターテイメント)さんから応援コメントをいただきました!
vol. 15 2020-06-14 0
シアター・ミラクルを過去にご利用いただいたり、お世話になった方から応援コメントをいただく企画第13弾!
アガリスクエンターテイメントの主宰・脚本・演出を務める冨坂友さんから応援コメントをいただきました。
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フェイバリットどころかホームグラウンドな劇場。それが僕にとっての新宿シアター・ミラクルです。
思えば、「若手劇団の登竜門」と言われる劇場に使用を断られ、「登れねーじゃん!」と不貞腐れていた当時のアガリスクエンターテイメントを拾ってくれたのが、新宿シアター・ミラクルでした。そしてその利用日程は2011年3月でした。
震災の翌週末に公演を行うことにした当時の我々に劇場をあけてくれて、小屋入り前にも稽古場として使わせてくれて、やり方も知らないのに「USTREAM配信します!」と言い切っちゃった無謀な若者をサポートしてくれたのが、新宿シアター・ミラクルと、初代支配人の星英一さんでした。
それ以降、たくさんの演劇公演を、コントライブを作りました。
千葉の公民館育ちの野良劇団だった僕らが、劇場の使い方を勉強させてもらったのがミラクルです。
今やいろんなところで上演している劇団代表作の「ナイゲン」も、ミラクルがなければこうなっていません(そういや、「2年連続でもナイゲンやったほうがいい」と背中を押してくれたのも星さんでしたね)。
それから現支配人の池田さんの代になってからも、お世話になりっぱなしです。
最近は長期の公演をやることはあまりないけれど、様々なイベントで、撮影で、コントライブで、劇団活動を支えてもらっています。
正直、甘えすぎちゃって申し訳ない、そろそろお返ししていかなきゃ、と思っている今日この頃です。
さて、貸し館業務がメインのミラクルなので、ここらで劇場の推薦ポイントをば。
もはや実家みたいな感覚だから、いまさらスペックで評価するのも照れくさいんですが、自由度、アクセス、価格、席数…これらをここまで備えた劇場はなかなかないと思います
カフェ公演、ギャラリー公演、学内公演、そしていないかもしれないけど公民館公演を行ってきた団体の劇場への進出に。
初めてちょっとしたロングランへの挑戦に。
個人的に、ここまでオススメできる劇場はありません。
この天井の低い愛すべき小劇場で、これからも面白い表現が行われて欲しいし、後の偉大な劇団のミラクルの第一歩になっていてほしい(それが自分たちでありたいなーともちょっと思いつつ)。
そんなことをお祈りして、応援コメントとさせていただきます。
これをご覧の皆様、もし宜しければご支援お願いいたします!SAVE THE MIRACLE!
“もし、街でその看板を見かけたら、エレベーターを上がってみるといい。その劇場には、いつでも、奇跡が溢れている。”
アガリスクエンターテイメント主宰・脚本・演出 冨坂友
◆プロフィール
冨坂友(アガリスクエンターテイメント)
主宰/脚本/演出
小さいころから見ていた国府台高校文化祭のクラス演劇で演劇に出会い、高校卒業後にはオリジナルのシチュエーションコメディを創作するためにアガリスクエンターテイメントを旗揚げする。
ワンシチュエーションでの群像劇のコメディを得意とし、緻密な伏線回収による笑いと、俳優の魅力を最大限引き出す宛て書きに定評がある。
国府台高校の精神を舞台にして伝えることと、シチュエーションコメディをアップデートすることをライフワークに活動中。
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【ミラクル支配人・池田より】
冨坂さんは、私の後輩の劇団で演出助手を務めてらしたのがきっかけで出会いまして、ミラクルでやる前の渋谷でやってた公演で初めてアガリスクの公演を観たのを覚えています。
そこから、アガリスクの公演を見るようになり、まさかの私がミラクルで働くことになり、レパートリーとして「ナイゲン」を上演したり、思えば結構長い付き合いになりました。
アガリスクはミラクルで育った劇団の一番手ではないでしょうか。
今回のコロナ禍でも、とてもミラクルのことを慮ってくださり、本当に感謝しています。
(只今、アガリスクエンターテイメントのサイト内の「アガリスクSHOP」にて、ナイゲン投げ銭用のグッズを購入すると、「ナイゲン」のグッズが手に入る上に、この「SAVE THE MIRACLE!」に半額寄付されるというとても素晴らしい企画をしてくださっております!)
アガリスクにはどんどん成長してもらって、「あのアガリスクエンターテイメントは若手のころシアター・ミラクルで育ったんだ」と宣伝してもらいたいですね。(笑)
これからも、ミラクルとアガリスクをどうかよろしくお願いいたします。
コメントありがとうございました!