絶食三平(SUANA)さんから応援コメントをいただきました!
vol. 9 2020-05-26 0
シアター・ミラクルを過去にご利用いただいたり、お世話になった方から応援コメントをいただく企画第8弾!
昨年、生のフルバンドを入れて公演を行った、絶食三平(SUANA)さんから応援コメントをいただきました。
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2019年にSUANAという団体で、シアター・ミラクルにて公演を致しました。
フルセットのバンドと演劇の融合という、公演規模に対して欲をかき過ぎたコンセプトにも理解を示して頂き、この如何ともし難い世の中にあって、ちょっとどうかと思うくらい幸福な空間をご提供頂きました。
思えばそこまで、長い道のりでした。
支配人の池田さんと初めてお会いした時、まだ私は演劇サークルで18歳の新人をやっていて、もちろん本名でした。暑い夏でした。
その年のサークル合宿に、OBでもなんでも無い池田さんが何故か居ました。何故か運転手でした。
池田さんは軽快なトークで皆を愉しませながら、丸二日間ハイエースを転がし続けました。
夜には某テーマパークの花火が見えるシーサイドスポットを教えて下さいました。
私はその後、女の子を二度、そこへ連れて行きました。
それから10年、演劇に背を向けていた時期もありましたが、節目節目で池田さんに助けて頂き、そして昨年、シアター・ミラクルでの公演に辿り着けました。
今までの溜まりに溜まったこの御恩を少しでもお返しできるのなら、という思いでこのコメントを寄せさせて頂く次第です。
さて、お待たせしてしまいましたが、ここからが本題です。
劇場は人の命を救います。
それは、緊急時の避難所になるとかの類の話ではなく、劇場がこの狂った世の中において我々に生きる意味を示し、明日を照らす一筋の光を与え、思いもよらない天啓をもたらす場だからです。
いつかきっと、シアター・ミラクルが無ければ生まれなかった作品が、人が、皆様に光をもたらすはずだと私は考えます。
それは決して直接的では無いかもしれません。
明日かもしれないし、10年後かもしれません。
でも、その明日を、10年後を迎えるために、
シアター・ミラクルは皆様のご支援を、今、必要としています。
会社員を始めて思ったのですが、小劇場を取り巻く経済状況は平時であっても非常に厳しいものです。ましてやこの非常時。言わずもがなです。
裏を返せば、皆さん一人一人のご支援が直接的に、シアター・ミラクルの明日に、10年後に繋がります。
そのご支援は将来きっと、お金に替えられない大きな価値を皆様にもたらせてくれるはずです。
そして、プロジェクトとしてのリターンもシアター・ミラクルにてご用意なさっていますから、奥さん、これを逃しちゃ損ってもんです。
皆様の温かいご支援、ぜひ、よろしくお願い致します。
絶食三平(SUANA)
■プロフィール
絶食三平
「だしもの」ユニットSUANAの演劇っぽい雰囲気担当。
劇団を音速で解散させしばし反省後、2018年に作曲家の堀ユーヘイとSUANAを旗揚げ。
演劇とも音楽ともつかない何らかの「だしもの」を標榜し活動。
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【ミラクル支配人・池田より】
SUANAより絶食三平さんです。
絶食さんは会社員でもあるのですが、去年ミラクルで6人編成のバンドを入れて公演をやりまして、ミラクルにフルセットのバンドを入れて生演奏で公演をやるというSUANAという素晴らしい団体の主宰でもあります。
私は会社員でありながら活動を続けている彼が、演劇ファンの裾野を広げていくことを、(秘かに?)応援しています。
ミラクルにフルバンド入ってたというだけでワクワクしませんか。
またSUANAに公演をやってもらうためにも、引き続き頑張ろうと思います。
それにしても、あれからもう10年経つのだね。。。
コメントありがとうございました!