100%を超えてのご支援をお願いする理由。
vol. 3 2020-04-19 0
いつも応援、ご協力ありがとうございます。
「佐々木、イン、マイマイン」プロデューサーの汐田です。
本日、支援額が100%を超えました。
ここまで約400万円、約270人の方にサポートしていただきました。
まだクラウドファンディング期間は12日間残っていますが、ここまでの段階で、既にすごく大きな数字です。
ありがたい限りです。
いまの世の中の状況を見ると、誰にとっても苦境であるはずなのに、企画がスタートした1年ほど前と変わらず強い想いを作品に込める内山監督や細川岳さんはじめとしたメンバーの気概だったり、楽しみにしているよと声をかけていただく周りの方々、そしてクラウドファンディングに参加していただける方々に勇気付けられるばかりです。不安でいっぱいだった、企画が走り出す前の自分たちに、1年後こんなにたくさんの人に応援してもらえることを教えてあげたいくらいです。
実は「佐々木、イン、マイマイン」はもうひとつ大きな挑戦をしています。
それは、製作委員会を組まず、企業からの出資無く製作するというチャレンジです。
映画のお金と制作体制は千差万別で、組ごとに多様な形がありますが、多くの場合は映画には大きなコストがかかるので、製作委員会方式で何社かが集まって持ち寄った資金や、お金を出すことでメリットを受けられる企業からの出資を元に製作します。
たくさん良い所がある、そういう一般的なやり方があるのにも関わらず「佐々木、イン、マイマイン」が、企業からの出資を受けないことを選んだ理由は「自由に映画を作る可能性」にかけてみたいという想いからです。
スポンサーの声が入らないことで、そのためのシーン・編集を避けることで、より作り手ファーストの映画づくりができると考えました。
また、クラウドファンディングというかたちで賛同いただいた支援者の方に背中を押してもらうことも大きな力になると思いました。
例えば100万円を10社から集めるよりも、1万円を出していただいた1000人の方々と映画を盛り上げていく方が大きなパワーを生み出せるんじゃないかと思いました。
その体制を実現するために、当面の制作費は自分たちでなんとか用意し、それだけはまかないきれない部分をクラウドファンディングで募っています。「当面の制作費」という大きな大きなリスクをとるということが監督や細川さんに対して自分たち製作サイドができる唯一のことでした。スタッフの人数、機材の量、撮影日数、宣伝方法、すべてが小さな体制ではありますが、これが自分たちなりの、拳に力を込めた勝負の仕方でもあります。
このパワーを最大化するために1円でも多くの支援を求めています。
クラウドファンディングのみで全ての制作費が集まることは現実的に難しいですが、ひとりでも多くの方に支援していただくことが、宣伝や上映拡大を進めていくために資金面で手助けになります。何よりそのひとりひとりの声、応援や期待が作品が成長していく上での原動力になります。そういった理由から、目標の200%、780万円というのは変更せず、変わらず呼びかけをさせていただきます。
改めて、4月30日(木)まで残り12日、あと380万円集めるのが目標です。
最後に、この数日間、盛り上げていただいた方々、
クラウドファンディングが始まったときから応援いただいている方々、
企画が走り出してからずっと気にかけてくれている方々、
この場を借りて改めて感謝の気持ちをお伝えしたいと思います。
そして、クラウドファンディング終了の日まで、
作品が無事完成し、劇場でみなさまにお会いできる日まで、
変わらずのご支援・ご声援を頂戴できますと幸いです。
この大変な時期においても、様々な工夫で楽しみを与えてくれる全てのクリエイターへは思わず感謝の気持ちが湧きあがります。
次は自分たちも、日々へ楽しみを与えるものを作れたら何より嬉しいです。
引き続き、何卒宜しくお願い申し上げます。