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をクラウドファンディングで実現!

「死別で悲しみやトラウマを抱える子ども」に寄りそう方法を、ハワイの先駆者に学ぶ!!

家族や身近な人を失った子どもたちの、悲しみやトラウマをどうケアすべきか・・・。ヒントはハワイにありました。子どもたちへの寄りそい方を知る先駆者を日本にお招きし、その方法を学ぶ機会を設けたいと思います。

FUNDED

このプロジェクトは、2015年9月25日23:59に終了しました。

コレクター
47
現在までに集まった金額
317,000
残り日数
0

FUNDED

このプロジェクトは、2015年9月25日23:59に終了しました。

Presenter
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「グリーフサポートせたがや」は、東京都世田谷区で大切な人を亡くした子どもと大人のためのスペースを運営する団体です。「グリーフサポートせたがや」は米国オレゴン州にある「ダギーセンター」の活動を参考にしています。ダギーセンターは、死別を体験した子どもたちが集い、遊びやおしゃべりを通じて、悲しみや辛い気持ちに向き合うことのできる家です。2012年夏このセンターの研修会に参加し、自分たちの地域でも同じような活動を始めようと「グリーフサポートせたがや」を立ち上げました。大切な人やものをなくした子どもや大人のためのスペースを提供し、哀しみに寄りそいともに生きていくことの出来るコミュニティづくりを目指しています。

このプロジェクトについて

家族や身近な人を失った子どもたちの、悲しみやトラウマをどうケアすべきか・・・。ヒントはハワイにありました。子どもたちへの寄りそい方を知る先駆者を日本にお招きし、その方法を学ぶ機会を設けたいと思います。

ハワイの専門家に子どものサポートを学ぶ

はじめまして。私たちは、死別を経験した子どもや大人のサポートをする活動をしている「グリーフサポートせたがや」という団体です。「グリーフ」とは、死別などによる深い悲しみや喪失感、心身の反応のことです。

今回、専門家に子どもたちのサポートの方法を学ぶための企画を立ち上げました。お招きする専門家は、ハワイで「Kids Hurt Too Hawaii」を立ち上げ、死別喪失だけでなく、暴力家庭や養護施設で育った子どもたちや、服役中あるいは従軍中の親を持つ子どもたちの支援活動を行っている、シンシア・ホワイトさんと、伊藤ヒロさんです。

東日本大震災で「グリーフ」という言葉は広まりましたが、日本の地域におけるサポート体制はまだまだ不足しています。特に子どものグリーフサポートやトラウマケアの分野では、学ばなければならないことがたくさんあります。

そこで、ハワイで先駆的に子どものグリーフサポートとトラウマケアに長年取り組んでこられたお二人の経験から、これからの日本の子どもたちを支える方法をぜひ学びたいのです。

            伊藤ヒロさん(左)、シンシア・ホワイトさん(右)

お二人と日本との関係は深く、東日本大震災後に来日されて被災地を訪問。講演や研修を行い、トラウマを抱えた子どもたちに勇気と希望を与えようと、地域ごとに子ども達の支援プログラムを行える担い手の育成をしてきました。また、避難所や仮設住宅、ボランティアセンターなどの求めに応じて、多くの子どもや大人が抱えた死別の悲しみやトラウマなどの心の支援も行いました。

これまでの15回の東北訪問で訪れた被災地
茨城県大洗市、福島県いわき市、相馬郡新地町、相馬市、宮城県山元町、名取市、仙台市、東松島市、石巻市、気仙沼市、岩手県陸前高田市、大船渡市、大槌町、宮古市、釜石市

今回のプロジェクトでは、東京での講演会の他に、被災地である仙台市と石巻市で講演会とワークショップを開く予定です。

震災後4年半が過ぎようとしている今、社会の関心が復興に移るなかで、置き去りにされつつある子どもたちの悲しみやトラウマに光りをあて、セルフケアを含めてどのようなサポートのあり方が可能なのか学ぶ機会を持ちます。

お二人の活動が注目される理由

死生学に大きな影響を与えたエリザベス・キュブラー=ロスという女性がいます。

エリザベス・キュブラー=ロスの著書の一つ、小児ガンを患った少年への公開書簡『ダギーへの手紙――死と孤独、小児ガンに立ち向かった子どもへ』はアグネス・チャンさんの翻訳によって日本でもよく知られています。

ダギーくんダギーくん

シンシア・ホワイトさんはこのエリザベス・キュブラー=ロスから直接指導を受け、これまで30年以上にわたり死別・喪失体験やトラウマ体験をした子どものケアに取り組んでこられました。子どものグリーフサポートで世界的に有名なダギーセンター(米国オレゴン州)は、前述の「ダギー」君の名前をとって1982年に米国オレゴン州に設立されました。シンシア・ホワイトさんはダギーセンターでトレーニングディレクターを7年間務めた後、ハワイに移住し、死別や離別で親や身近な人を失った子どもへのグリーフサポートを行うKids Hurt Too Hawaiiを創設しました。

阪神淡路大震災のときは「あしなが育英会」の招きにより、日本の子どもたちのサポートの実践、研究も行い、東日本大震災後は被災地をたびたび訪れ、ケア活動をしています。

また、伊藤ヒロさんは、2歳のときに母と弟を亡くし、もう一人の弟とともに児童養護施設で育ちました。オレゴン州の大学に在学中、子どものグリーフサポートを行うダギーセンターで、母と死別した体験、12年間に渡る養護施設での体験等と向きあいながらグリーフワーク、トラウマワークを学びました。

ハワイ移住後、シンシア・ホワイトさんとKids Hurt Too Hawaiiを設立。ハワイの自然と文化を尊重し、ハイキングやサーフィンを採り入れたり、イルカと触れあうなど独自のグリーフメンターリングプログラムを展開しています。

アメリカの先駆的な取組みに加えて、日本の文化的背景に理解もある伊藤ヒロさんは、震災後の日本においてご自身の体験をふまえて細やかな研修を行ってこられました。

グリーフサポートせたがや」とは

米国オレゴン州にある「ダギーセンター」は、死別を体験した子どもたちが集い、遊びやおしゃべりを通じて、悲しみや辛い気持ちに向き合うことのできる家です。

私たちは2012年夏このセンターの研修会に参加し、子どもたちがゆっくりと自分のペースで安心して自分の気持ちと向き合えるようなサポートを受けていることに感銘を受けました。

メンバーそれぞれの死別体験や喪失体験などからも、自分たちが暮らす地域にも同じような場が必要だ!と強く思い「グリーフサポートせたがや」を立ち上げました。

メンバー全員が仕事を持ちながらのボランティアですが、大切な人やものをなくした子どもや大人をサポートするスペースを提供し、哀しみに寄りそい、ともに生きていくことの出来るコミュニティづくりを目指し活動しています。

世田谷区太子堂にある「サポコハウス」ではグリーフサポートプログラムを定期的に行っています。グリサポせたがやのFBはこちら

子どものグリーフの特徴は

子どもはグリーフをいろいろなかたちであらわします。

「これから自分はどうやって生きていったらいいの?」
「なぜこんなことが起こったの?」
「将来のことが考えられない」

怒り、哀しみ、不安、恐れ、あるいは感情がなくなってしまったといった心の状態としてあらわれたり、いつも眠ってばかりいる、あるいは眠れない。食欲不振、頭痛、腹痛など体や行動にもあらわれることがあります。

子どもは大人と違い、生活の場が限られています。

また、どこにどのように助けを求めていいのか分からず、一人きりで心の痛みを抱え込んでしまう場合もあります。

だからこそ、コミュニティで身近な大人が寄りそうことが大切だと考えています。

「一人じゃないよ。」
「がまんしなくていいんだよ。」              

と寄りそえるコミュニティでありたいと考えています。

資金の活用方法

みなさんからご支援いただいた資金は、お二人の渡航費、宿泊費、東北(宮城県仙台市、石巻市)での講演やワークショップ費用(通訳費)、東京での講演会諸費用(ノートテイクや手話通訳、日英同時通訳つき)に使用します。

【スケジュール】
◆10月13日(火)~17日(土)宮城県仙台市および石巻市雄勝町

『仙台での講演会&ワークショップ』
日時:未定《2015年10月13日(火)~17日(土)》
場所:仙台市内(詳細未定)
対象:
①講演会:一般市民の方すべて(予定:100名程度)
②ワークショップ:岩手(宮古市、釜石市、陸前高田市)、宮城(仙台市)、福島(福島市)で行っている子どものサポートプログラムのファシリテータ(予定:20名程度)
参加費:未定
定員:未定
連携団体:NPO法人子どもグリーフサポートステーション

『石巻市雄勝町でのワークショップ』
日時:未定《2015年10月13日(火)~17日(土)》
場所:オーリンクハウス多目的ホール(石巻市雄勝町雄勝字伊勢畑34番地3)
参加費:無料
定員:未定
連携団体:NPO法人雄勝まちづくり協会

◆2015年10月18日(日)東京都世田谷区で講演会
日時:2015年10月18日(日)午後2時半~5時半(2時開場)
場所:世田谷区役所「ブライトホール」(世田谷4-22-33 世田谷区役所第3庁舎3階)
※東急世田谷線「世田谷」駅・「松陰神社前」駅から徒歩5分
参加費:1000円(介助者無料・日英同時通訳・手話通訳・ノートテイクつき)
定員:70名(要申し込み)

特典について

★グリーフサポートせたがやポストカード3枚セット

★グリーフサポートせたがやのグリーフリボンピンバッチ1個

★『大切な人を亡くした子どものグリーフとトラウマに寄りそう』無料参加券

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★出来立てほやほや講演録『大切な人を亡くした子どものグリーフとトラウマに寄りそう』(2015年度内発送予定)

想定されるリスクとチャレンジ

日本大震災で「グリーフ」という言葉は広まりましたが、「グリーフ」に関する正しい知識や、地域におけるサポート体制はまだまだ不足しています。また、個人的な体験であり、「自分1人が我慢すればいい」「みんな頑張っているのだから弱音は吐けない」などの思いから、つらく苦しい気持ちを1人で抱えている現状があります。

特に、子どもに対するサポートの重要性の認識は広まっていないように感じています。「小さすぎて分からない」「そっとしておいたほうがいい」「時間が癒してくれる」という大人の一方的な思いこみがバリアとなり、グリーフサポートにつながりづらい現状があります。

今回のプロジェクトで予定している講演会やワークショップへの集客が課題です。

最後に

このサイトを見てくださったお一人お一人に大切な人を失った経験があるかもしれません。あるいは今後そのような経験と遭遇することになるかもしれません。お一人お一人のグリーフは多様で、どれひとつ同じものはありません。そして、グリーフは肩代わりできるものではなく、ご自身のグリーフと向き合う力はお一人お一人の中にあります。私たちは子どもたちの力を信じて、一人で悲しまなくてもよい社会を目指したいと考えています。ぜひ、みなさんと一緒に歩みを進めていけたらと思います。

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    • 10/18:講演会『大切な人を亡くした子どものグリーフとトラウマに寄りそう』無料参加券(1名分)
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    • グリーフサポートせたがやの本『哀しみに寄りそいともに生きる』(2冊)
    • 10/18:講演会『大切な人を亡くした子どものグリーフとトラウマに寄りそう』無料参加券(2名分)
    • 出来立てほやほや講演録『大切な人を亡くした子どものグリーフとトラウマに寄りそう』
    • 2016年03月 にお届け予定です。
    • 3人が応援しています。