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住まう人訪ねる人の入口になるカフェをクラウドファンディングで実現!
東京のドヤ街、日雇い労働者のまち「山谷(さんや)」。かつて日本中から職を求めてやってきた「労働者たち」と「世界中からやってくる観光客」が共存するこのまちに、人種や文化の垣根なくみんなが利用できるカフェをつくります。
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日本の三大寄せ場のひとつといわれる山谷(さんや)で「多様性のあるまちづくり」をテーマに活動しています。 江戸時代から宿場町として栄えてきた山谷の地域資源である宿泊業を活性化することで、雇用が生まれ、まちが元気になるとわたしたちは考えています。 家を持たない方や生活保護制度を利用している方の居場所をつくり、地域の住民も住みよくなる、本当の意味での「多様性のあるまちづくり」を考えることが、わたしたちの使命です。
東京のドヤ街、日雇い労働者のまち「山谷(さんや)」。かつて日本中から職を求めてやってきた「労働者たち」と「世界中からやってくる観光客」が共存するこのまちに、人種や文化の垣根なくみんなが利用できるカフェをつくります。
山谷は、東京都台東区と荒川区にまたがる簡易宿泊所の密集地域です。
江戸時代より宿場町として栄え、高度経済成長期には全国から労働者たちが集まってきました。
町名としての山谷は昭和41年に消滅しましたが、いまだにかつての日雇い労働者たちがこの地域で生活しています。
2002年のFIFAワールドカップ以降は海外からの観光客も増え、今では年間10万人以上の観光客が訪れます。
わたしたちはこのまちに、 あらゆる人種、異なる背景を持つ人々が利用できるカフェをつくりたいと考えています。
わたしたち一般社団法人結YUIは、2010年から山谷で「多様性を活かしたまちづくり」をテーマに活動しています。
(詳しい理念や活動についてはこちらをご覧ください: http://sanya-yui.net/ )
このまちには、地域住民、海外からの観光客、そして路上のおじさんたちが混在しています。
ところが、そういったさまざまな人が同じ場所に集まることはほとんどありません。
同じ場所に暮らしていても、お互いを知らない。そのせいで、誤解が生まれてしまったり、距離ができてしまうことがあります。
また、外から来て山谷を知りたいと思う人たちが、気軽に訪ねられるような場所も多くはありません。
今、このまちに必要なのは、 山谷に住まう人訪ねる人の「入口」になるような場所だと思っています。
カフェは、飲食を通して「時間」や「居場所」を生み出すものだと思っています。
まずはここでそれぞれ好きな過ごし方を見つけてもらうことから、「また来たい」「あの人に会いたい」と次のつながりが生まれていく。
そんなきっかけの場所をつくるために、カフェというかたちが最適だと考えています。
いま、わたしたちが気になっていることが2つあります。
ひとつは、月末になると生活が苦しくなり炊き出し(無料で食事をふるまう活動)に並ぶ人が増えること。もうひとつは、路上にゴミを捨てる人が多いことです。
「Suspended Coffee」というイタリアからはじまったチャリティのしくみがあります。
これは「コーヒーを買うことができない誰かのために自分が一杯分の代金を前払いする」という助け合いのかたちです。
わたしたちはこれを 「思いやりコーヒー」として応用し、カフェの利用者が身近に感じられるような寄付のしくみをつくりたいと思っています。
また、まちのゴミ拾いの活動に参加した人に無償で食事を提供するサービスをはじめたいと思っています。
そうすることで、お腹が満たされるだけではなく、みんなが少しずつまちを好きになり、まちの一員として誇りを持てるようになっていくはずです。
ゆくゆくはカフェのなかに、まちの観光情報、仕事、不動産の情報まで得ることができる「案内所」の機能や、気軽に生活相談ができる時間も設けたいと思っています。
また、「元ホームレスの方が就活生の相談に乗る」など、異なる背景を持つ人たちをつなぐイベントもできるのではないかと考えています。
カフェをつくる場所は、かつて「山谷通り」といわれた吉野通り沿いにある「ホテル寿陽」の1階部分です。
ホテル寿陽の外観
地図
現在はゲストキッチン&共有スペースとして使われている1階部分を改装し、カフェにしたいと思っています。
Before
After (イメージ)
カフェをつくるためには、合計900万円が必要となります。
カフェ部分改修費 400万
トイレ改修費 150万
厨房機器類経費 100万
スタッフルーム一部解体・改修費 50万
設計料 100万
運転資金 100万
合計 900万円
現在、団体代表が融資や助成金、個人の資金を使って資金集めに奔走しておりますが、正直、とても厳しい状況のため、クラウドファンディングに挑戦することになりました。
お気持ちだけでも応援いただけますと大変大変ありがたいです!
2018年2月 改装スタート
2018年3月 完成 & カフェオープン
チケットの内容を、言葉と写真で説明します。
【お礼状 (さんやカフェだより)】
山谷で暮らす・働く人の目線から見た山谷を伝えるニュースレターをお送りします。
【フェアトレードコーヒー1杯無料】
完成したカフェで使える特典です。有効期限はカフェのオープン予定日(2018年3月)から1年です。
【
団体代表 義平と行く山谷ツアー参加券】
山谷で活動をはじめて15年になる義平が、山谷のまちを案内します。山谷の素顔を知ってほしいと思います。(ツアー催行は2018年4月7日を予定していますが、変更になる可能性があります)
【カフェの柱に名前を記載】
カフェの柱に、寄付をいただいた方のお名前を記載させていただきます。どのように記載するかは、現在設計士を交えて話し合っている最中ですが、現状のイメージはこのようなかたちです。
【山谷にお泊まり体験 1泊分】
山谷の真ん中にある「ホテル寿陽」にお泊まりいただける宿泊券です。まちの雰囲気や海外のお客さんたちとの交流をお楽しみください。
【完成したカフェのレセプションパーティーにご招待】
出来上がったカフェや運営に関わるスタッフのご紹介も兼ねて、パーティーを開催したいと思います。(開催は2018年3月末を予定しています)
〈団体の代表〉
一般社団法人結YUI 代表理事 義平 真心 (よしひら まごころ)
2003年11月に任意団体 結(YUI) を立ち上げ、以来団体代表として「地域の信頼関係を重視した山谷の多様性のあるまちづくり」をテーマとし、観光を通した地域の活性化と(元)ホームレス生活者の就労支援・居住支援を目指し活動を続ける。2010年一般社団法人結YUIとして法人化する。
神戸女学院中学部・高等学部、神戸女学院大学英文科(社会言語学専攻)卒業。2000年University of California at Davis, Community Development修士課程修了(MS)。2005年東京大学大学院工学系研究科都市工学博士課程 単位取得退学。2008年精神保健福祉士取得。その他、University of California at Davis, Community and Regional Developmentと東京大学大学院医学系研究科健康社会学分野に客員研究員として所属していた。
2009年4月~2015年3月 東京女学館大学 国際関係学部 講師
2016年12月~2017年3月 お茶の水女子大学文教育学部グローバル文化学環 非常勤講師
2017年4月~9月 東京大学工学部都市工学科 都市社会論 非常勤講師
〈設計を手がける人〉
ギングリッチ一級建築士事務所 代表 山雄 和真(やまおかずま)
1978年 京都府生まれ。 京都大学工学部建築学科卒業、東京大学大学院工学系研究科建築学専攻修士課程修了。2004年 CAt (シーラカンスアンドアソシエイツ)入社/2008年より同シニアアソシエイト。2013年 ギングリッチ一級建築士事務所設立、同代表。
前職での担当作品に「University of Central Asia, Nryn Campus」、「宇土市立宇土小学校」(村野藤吾賞、AACA賞 (日本建築美術工芸協会賞大賞)、日本建築学会作品選奨、建築九州賞」等。
2015年、小樽第3ふ頭海上カフェ計画でSDレビュー入選。
小規模な店舗空間から大型福祉施設等、国内のみならずアジアや中東など様々な場所でプロジェクトを手がける。
〈カフェスタッフの研修協力〉
東京の東側、墨田区で2006年から営まれているカフェ。通称「ヒガムコ」。墨田で生まれ育ったというオーナーの井奈波さんが触媒となり、訪れる人の「輪」を紡いでいる。(※ 運営や場づくりを学ぶため、週に2回ほどスタッフが研修に伺っています。)
現在、店長候補、シェフ、スタッフが話し合いながらメニュー開発などを進めています。
また、実際に山谷に滞在しているホテルの利用者に話を聞きながら、工事に向けて動いています。
目標金額に達することができなかった場合にも、団体代表の個人の資金と融資を合わせてカフェをオープンさせたいと思っています。
ただ、もし達成することができたら、今後カフェで行っていきたいと思っている生活相談などの支援活動に資金を充てることができます。
「日本中から集まった労働者たち」と「世界中からやってくる観光客」が共存するこの街の素晴らしさを感じてもらえるような場所をつくりたいと思いますので、応援どうぞよろしくお願いいたします。
1000 円
3000 円
5000 円
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