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映画『三里塚に生きる』をクラウドファンディングで実現!

長編ドキュメンタリ−映画『三里塚に生きる』の配給宣伝・劇場公開をご支援ください。

人間は何のために生まれ、何のために生きるのか。 反骨キャメラマン大津幸四郎と映像作家・代島治彦が共同監督した長編ドキュメンタリー映画『三里塚に生きる』が完成しました。上映活動へのご支援をお願いします。

FUNDED

このプロジェクトは、2014年11月10日23:59に終了しました。

コレクター
112
現在までに集まった金額
1,070,000
残り日数
0

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このプロジェクトは、2014年11月10日23:59に終了しました。

Presenter
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PRESENTER
代島 治彦

代島治彦 だいしま・はるひこ 1958年、埼玉県生まれ。映画作家、プロデューサー。早稲田大学政治経済学部卒。1987年に有限会社スコブル工房を設立。『三里塚のイカロス』(2017年/監督)で第72回毎日映画コンクール・ドキュメンタリー映画賞受賞。他の主な映画作品に『パイナップル ツアーズ』(1992年/製作)、『まなざしの旅』(2010年/監督)、『オロ』(2012年/製作)、『三里塚に生きる』(2014年/監督)、『きみが死んだあとで』(2021年/監督)がある。著書に『ミニシアター巡礼』(大月書店)、『きみが死んだあとで』(晶文社)など。

  • 埼玉県
  • 起案数 3
  • 応援数 2
  • daishima0204
  • フォロワー 94 人

このプロジェクトについて

人間は何のために生まれ、何のために生きるのか。 反骨キャメラマン大津幸四郎と映像作家・代島治彦が共同監督した長編ドキュメンタリー映画『三里塚に生きる』が完成しました。上映活動へのご支援をお願いします。

映画『三里塚に生きる』は渋谷ユーロスペースで公開されます。

日本ドキュメンタリー映画界でもっとも長いキャリアをもつ名キャメラマン・大津幸四郎(80歳)が渾身の力をふりしぼり、2年がかりで撮影した長編ドキュメンタリー映画『三里塚に生きる』が、年下の友人である映像作家・代島治彦の編集によって完成しました。音楽はNHK朝ドラ『あまちゃん』で注目されたミュージシャン大友良英。映画にインサートされる写真は、日本写真界の前衛を走りつづける北井一夫。『三里塚に生きる』は、これから劇場公開・映画祭出品に向けて動き出します。
自主製作で作品完成までは成し遂げましたが、「劇場公開に向けた配給・宣伝経費」「映画祭出品のための英語字幕制作費」など、今後の上映活動経費をみなさまにご支援いただきたく、お願い申し上げます。劇場公開は、東京・ユーロスペース(2014年11月を予定)をはじまりに全国映画館で順次公開予定です。

監督・編集・プロデューサー:代島治彦(だいしま・はるひこ)

映画『三里塚に生きる』(英題:Living in Sanrizuka)
監督・撮影:大津幸四郎 監督・編集:代島治彦
朗読:吉行和子 井浦 新 音楽:大友良英
写真:北井一夫 題字・筆文字:山田麻子 整音:滝澤 修
プロデューサー:赤松立太 代島治彦
制作:スコブル工房 企画・製作:三里塚に生きる製作委員会
2014年/カラー・モノクロ140分/DCP/日本

空港建設反対闘争の勃興期を撮影した『日本解放戦線 三里塚の夏』(小川紳介監督/1968年)以来、45年ぶりに三里塚現地を訪れたキャメラマン大津幸四郎

わたしたちは、なぜ「三里塚」に向かったのか?

東日本大震災のあと、わたしたちは被災地に向かわず、1960年代から半世紀に渡って国家権力に抵抗しつづける三里塚の農民を訪ねました。
きっかけは映画『日本解放戦線 三里塚の夏』(小川紳介監督/1968年)のキャメラマンだった大津幸四郎の「いま、あの百姓たちはどうしているだろう」というつぶやきでした。「人生と時代」という長い物語を撮りたいと思いました。
大津波、原発事故の被災者の「人生と時代」の物語は、まだ序章にあります。
わたしたちは、被災者にキャメラを向けた映画やテレビ番組がぞくぞく生まれるのを横目にみながら、「人生と時代」の物語の最終章を迎えた三里塚の農民に興味をもちました。わたしたちは、いつのまにか「長いものさし」を失ってしまったのではないでしょうか。
いまでも空港建設に反対する農民がいました。「長い時間が経ちましたねえ」というこちらからの問いかけに、「時間の問題じゃねえ」というすごみのある声が響きました。
半世紀を経てもなお、彼の「人生と時代」の物語は終わっていなかったのです。しかし、ひとり孤独に反対をつづける彼は、自分が最後の抵抗者だと、自分の死が闘争の終わりだということを知っています。
彼は恐れていない、国家権力を。だから、なにものからも自由でした。そして、土を耕しつづけることで自然に「長いものさし」が身につきました。

人は自分が生まれた時代を生きなければなりません。そして、次の時代にバトンを渡さなければなりません。生まれた時代の国家と向き合いながら。三里塚の農民は身をもって「国家には気をつけろ」と教えてくれました。そして、国家と向き合うためには「長いものさし」がとても大事なことも。

大津幸四郎がいちばん会いたかった反対同盟婦人行動隊のおっかあは、すでに亡くなっていた

なぜ大津が三里塚にこだわるのか?『日本解放線・三里塚の夏』(1968年)撮影中に公務執行妨害罪で警察に捕まった体験も、その理由のひとつかもしれない(写真は映画『三里塚の夏』の中に登場する大津の逮捕シーン)

「三里塚」には、どんな意味が埋まっているのか?

成田空港(新東京国際空港)は、日本の「空の表玄関」として1978年に開港しました。その建設過程で、空港用地とされた成田市三里塚の農民が「空港建設反対同盟」を結成して激しく抵抗したため、滑走路1本しか完成しない状況での「部分開港」でした。実は、いまも成田空港は未完成です。1966年の閣議決定(佐藤栄作内閣)で計画された3本の滑走路のうち、まだ2本しか完成していないのです。

なぜ地元農民は、それほどまでに怒ったのか?国家権力による暴力的な土地収用が強行されたからです。警察力を総動員した、憲法で守られるはずの人権を無視したやり方に対して、農民を主体とする「空港建設反対同盟」は抵抗運動を長く持続しました。1990年代になってようやく政府は過去のやり方を謝罪し、反対同盟の多くの農民は和解しましたが、まだ一部の農民はおのれの人生をかけて反対をつづけています。

この国家権力対農民の闘いをフィルムで撮影した映画集団がありました。小川紳介監督が率いた「小川プロダクション」、通称「小川プロ」です。彼らが三里塚農民による空港建設反対闘争を記録した映画は7本あります。第一作『三里塚の夏』が完成した1968年は学生運動が最高潮を迎えていました。この映画によって、若者たちは権力に抵抗する農民への共感を深めました。そして、彼らは三里塚へ農民の支援に出かけていったのです。

1966年の空港建設決定からはじまった国家権力対農民の闘いも、もうすぐ半世紀を迎えます。当時の若者、いわゆる団塊の世代も60代、人生の晩期にさしかかっています。彼らの人生は戦後史そのものです。何を夢見て、何にときめき、何に傷つき、何をあきらめてきたのか。若い農民と支援の若者が一体となった三里塚の空港建設反対闘争をひも解くことで、語り継がれなかった「抵抗者の人生」と歴史の闇に葬られた「戦後のもうひとつの夢」が浮かび上がります。

大友良英オリジナルサウンドトラック(非売品)がおすすめ!

特典チケットのご紹介

1,000円特典チケット
1. コレクター限定のUPDATEを共有(映画の情報をお届けします)
2. 『三里塚に生きる』メーリングリストに登録(ニュースを配信します)
3. 『三里塚に生きる』公式HPでお名前をご紹介

3,000円特典チケット
1〜3.は共通特典
4. ユーロスペース前売券一枚進呈
5. 監督サイン入りプレスリリース(非売品)進呈

5,000円特典チケット
1〜3.は共通特典
4.ユーロスペース前売券二枚(ペア)進呈
5.監督サイン入りプレスリリース(非売品)二冊進呈

10,000円特典チケット
1〜5.は共通特典
6.映画DVD一枚進呈(2015年秋発売予定)

20,000円特典チケット(限定30名)
1〜6.は共通特典
7.ユーロスペース初日舞台挨拶登壇権(2014年11月下旬予定)を進呈。初日舞台挨拶でひとりひとりご紹介させていただきます。

50,000円特典チケット(限定30名)
1〜6.は共通特典
7.大友良英オリジナルサウンドトラック(吉行和子・井浦新の朗読とのミックスサウンドも入る)限定版CD(非売品)を進呈

100,000円特典チケット(限定30名)
1〜6.は共通特典
7.監督講演付き自主上映会開催権(講演料・上映料を除く開催費用は主催者の負担になります)を進呈

想定されるリスクとチャレンジ

みなさんの素朴な疑問に答えます。

Q:200万円は何に使われるのか?
A:配給・宣伝経費
映画完成までは自主製作でがんばってきましたが、劇場公開に向けての活動費、映画祭出品に向けての英語字幕制作費が必要になります。具体的には、配給経費として、予告編制作費20万円、上映用DCP(デジタルシネマパッケージ)制作費60万円、営業経費20万円。宣伝経費として、マスコミ向け試写会費40万円、宣材物(試写状・ポスター・フライヤー・前売券)デザイン&印刷費60万円。配給・宣伝のための経費が200万円必要になります(ただし、人件費・事務所費・雑費は除く)。

Q:200万円以上集まった場合は何に使われるのか?
A:英語字幕制作費
もし200万円以上集まった場合は、海外の国際映画祭へ出品するための英語字幕制作費75万円に充当させていただきます。

二人の監督からのメッセージとスタッフ紹介

◯監督からのメッセージ

農民は生きつづけている。(監督・撮影 大津幸四郎)

四十五年ぶりに、三里塚空港の地を訪れて、何を見、何に惹かれ、映像にしようとしたのだろうか?
はじめに言葉ありき。はじめに物事は白日の光の中に引き出され、言葉のメス、悟性のメスでずたずたに引き裂かれ、言語化され、ピンで止められて、乾燥する。
片や、映像の世界は、いつも揺れ動いている影の世界。捕えたと思った瞬間、するりと指の間から抜け出てしまう。言語化しようにも、言葉の網の目は粗すぎるのだろう。逃げていってしまう。
この映画は三里塚の四十六年の空港反対の農民たちの闘いと時々の政府の強権的弾圧の様を、農民たちの現在の覚めた目を通して描いたものです。空港が歪(いびつ)ではあるとはいえ、ともかく出来てしまったからには、農民たちの闘いは敗北したと括られるだろう。しかし、農民たちはこの地でヒコーキの発着を横目で眺めながら、農業をつづけているのです。生きつづけています。農民たちの生活も、心の裡(うち)も複雑の揺れ動いている、でしょう。私たちはカメラを彼らの脇にそっと置いて、彼らの独白を静謐(せいひつ)な映像にしてみました。

『三里塚に生きる』撮影中の大津幸四郎

「生きるかなしみ」の世界。(監督・編集 代島治彦)

いま私たちは「生きるたのしさ」ばかりが大好きで、「生きるかなしみ」を嫌い、そしてなかったことにしてはいないでしょうか。
この映画『三里塚に生きる』の冒頭の字幕。
「よくよくあなたがたに言っておく。一粒の麦が地に落ちて死ななければ、それはただの一粒のままである。しかし、もし死んだなら、豊かに実を結ぶようになる(ヨハネによる福音書。第十二章二十四節)」。
この一節は、ドストエフスキーの小説『カラマーゾフの兄弟』のエピグラフ(題辞)にも記されています。『カラマーゾフの兄弟』と『三里塚に生きる』。一見何のつながりもなさそうですが、この二つの作品はある価値観を共有しています。どちらも「生きるかなしみ」を描きながら「人生を肯定」する物語を紡いでいるのです。
日本が経済的に豊かな水準を保ち、この国の普通の人びとが「生きるたのしさ」至上主義に陥るなかで、この国を相手に命をかけて闘った三里塚の人びとは「生きるかなしみ」の世界を生きつづけてきました。人間は愚かで、無力なものだということを胸に刻みながら。
だからこそ、いま彼らが語る真実は「人間は自らの無力さに気づかなければ、ほんとうの意味で人生を肯定的に生きることはできない」ということを教えてくれるのです。

代島治彦と大津幸四郎 二人三脚の現場。

◯スタッフ紹介

監督・撮影 大津幸四郎 Otsu Koshiro
1934年、静岡県生まれ。キャメラマン。静岡大学文理学部卒。1958年に岩波映画製作所へ入社。5年間撮影助手としてつとめるが、PR映画に限界を感じて退社。以後、フリーランスのキャメラマンとして独立。同時期に岩波を退社した小川紳介監督の『圧殺の森 高崎経済大学闘争の記録』(67)『日本解放戦線・三里塚の夏』(68)、土本典昭監督の『パルチザン前史』(69)『水俣 患者さんとその世界』(71)の撮影を担当。被写体に皮膚感覚で迫る柔軟なキャメラワークで注目を浴び、日本映画界の最前衛に立つキャメラマンとしての評価を固めた。劇映画にも進出、黒木和雄監督『泪橋』(83)、沖島勲監督『出張』(89)などの作品を残す。90年代以降は積極的に若手映画作家と組み、佐藤真、ジャン・ユンカーマン、熊谷博子などの作品を撮影した。2005年に自ら撮影・構成した作品『大野一雄ひとりごとのように』を発表。もともと演出家志望だった大津は70代にしてついに監督デビューを果たした。2013年に『撮影術—映画キャメラマン大津幸四郎の全仕事』(以文社)を刊行。

大津幸四郎

フィルモグラフィー

▲主な撮影作品
『青年の海 四人の通信教育生たち』監督:小川紳介 1966年
『圧殺の森 高崎経済大学闘争の記録』監督:小川紳介 1967年
『日本解放戦線・三里塚の夏』監督:小川紳介 1968年
『パルチザン前史』監督:土本典昭 1969年
『水俣 患者さんとその世界』監督:土本典昭 1971年
『水俣一揆 一生を問う人々』監督:土本典昭 1973年
『不知火海』監督:土本典昭 1975年
『医学としての水俣病 三部作』監督:土本典昭 1975年
『泪橋』監督:黒木和雄 1983年 劇映画
『出張』監督:沖島勲 1989年 劇映画
『狭山事件 石川一雄・獄中28年』監督:小池征人 1991年
『魂の風景 大野一雄の世界』監督:平野克己 1991年
『アリランのうた 沖縄からの証言』監督:朴寿南 1991年
『アイランズ島々』監督:セミョーン・D・アラノヴィッチ 1993年
『まひるのほし』監督:佐藤 真 1998年
『ドルチェ 優しく』監督:アレクサンドル・ソクーロフ 2000年
『花子』監督:佐藤 真 2001年
『チョムスキー9.11』監督:ジャン・ユンカーマン 2002年
『映画 日本国憲法』監督:ジャン・ユンカーマン 2005年
『三池 終わらない炭坑の物語』監督:熊谷博子 2005年
『エドワード・サイード OUT OF PLACE』監督:佐藤 真 2005年
『大野一雄 ひとりごとのように』 2005年
『三里塚に生きる』 2014年

▲監督作品
『大野一雄 ひとりごとのように』 2005年
『三里塚に生きる』 2014年

監督・編集 代島治彦 Daishima Haruhiko
1958年、埼玉県生まれ。映像作家、プロデューサー。早稲田大学政経学部卒。広告代理店博報堂を経て、フリーランスとして独立。1992年に沖縄を舞台にした劇映画『パイナップル・ツアーズ』をプロデュース、ベルリン国際映画祭をはじめ数々の国際映画祭に出品した。1994年から9年間、ミニシアター「BOX東中野」を経営し、多数のドキュメンタリー映画を配給・公開。2010年、日本のドキュメンタリー映画史をひも解く映画『まなざしの旅 土本典昭と大津幸四郎』を監督。2012年、チベットの難民少年を主人公にした映画『オロ』(監督:岩佐寿弥)をプロデュース。2006年から5年がかりで監督・撮影・編集したDVDシリーズ『日本のアウトサイダーアート』(全10巻・紀伊国屋書店)は欧米の美術界で評価が高い。著書に『ミニシアター巡礼』(大月書店)など。

代島治彦

フィルモグラフィー

▲主なプロデュース作品
『パイナップル・ツアーズ』監督:中江裕司ほか 1992年 劇映画
(1992年度ベルリン国際映画祭正式出品/日本映画監督協会新人賞受賞)
『写真で読む東京』監督:佐藤 真 1996年 テレビ作品
『オロ』監督:岩佐寿弥 2012年
『三里塚に生きる』 2014年

▲監督作品
『戦争へのまなざし 映画作家・黒木和雄の世界』
撮影:大津幸四郎 2006年 テレビ作品
(2006年度ギャラクシー奨励賞受賞)
『日本のアウトサイダーアート』シリーズ 2006年〜2011年 DVD作品
『まなざしの旅 土本典昭と大津幸四郎』 2012年
(2012年度山形国際ドキュメンタリー映画祭クロージング作品)
『三里塚に生きる』 2014年

音楽:大友良英 Otomo Yoshihide
1959年、神奈川県生まれ。幼少期から高校まで福島市で育つ。明治大学中退。ギタリスト、ターンテーブル奏者、作曲家、映画音楽家、プロデューサー。即興やノイズ系の音楽家として世界的に活躍する一方、近年では映画やテレビ音楽の作曲や音楽プロデューサーとしての活動、音楽展示作品の創作が注目を集めている。2012年には東日本大震災、原発事故を受けて立ち上げた『プロジェクトFUKUSHIMA!』の活動で芸術選奨文部科学大臣賞を受賞。2013年にはNHKの連続テレビ小説『あまちゃん』の音楽を担当、日本レコード大賞作曲賞を受賞した。

写真:北井一夫 Kitai Kazuo
1944年、中国・鞍山(あんざん)生まれ。日本大学芸術学部写真学科中退。65年に横須賀の原子力潜水艦寄港反対闘争をテーマにした写真集『抵抗』を自費出版。69年より、新東京国際空港反対闘争の記録である「三里塚」を『アサヒグラフ』に連載。闘争に身を置く農民たちの日々の生活を綴った写真は、新しいドキュメンタリーとして高い評価を得た。74年から『アサヒカメラ』に「村へ」のシリーズを長期連載。76年に第1回木村伊兵衛写真賞を受賞。その後も、大阪の庶民生活を取材した『新世界物語』や船橋市に生活する人々を文章と写真で綴った『フナバシストーリー』を刊行。現在も『日本カメラ』にて「ライカで散歩」を連載中である。


朗読:吉行和子 Yoshiyuki Kazuko
女子学院高校を卒業後、劇団民芸に入り、57年に舞台『アンネの日記』の主演でデビュー。69年からフリーで活動し、大島渚監督の『愛の亡霊』(78)では不倫相手の青年と共謀して夫を殺害する人妻を演じ、日本アカデミー賞優秀主演女優賞を受賞。2002年に『折り梅』などで毎日映画コンクール田中絹代賞を受賞。ドラマは『3年B組金八先生』『ふぞろいの林檎たち』など人気作に多数出演。母は、NHK連続テレビ小説『あぐり』のモデルになった美容師の吉行あぐり。兄・淳之介は小説家、妹・理恵は詩人で、吉行自身もエッセイ『どこまで演れば気がすむの』で日本エッセイストクラブ賞を受賞している。

朗読:井浦 新 Iura Arata
1974年、東京都生まれ。俳優・クリエイター。学生時代にスカウトされ、ファッションモデルとして活躍。98年に是枝裕和監督の映画『ワンダフルライフ』で俳優としてのキャリアをスタート。『ピンポン』(02)、『真夜中の弥次さん喜多さん』(05)、『空気人形』(09)などの話題作に意欲的に出演してきた。若松孝二監督の『実録・連合赤軍 あさま山荘への道程』(08)『11・25自決の日 三島由紀夫と若者たち』(12)では主役を演じ、国際的に高い評価を得た。ヤン・ヨンヒ監督の『かぞくのくに』(12)で第55回ブルーリボン助演男優賞を受賞。近年ではアーティスト・写真家としての活動も注目を集めている。

題字・筆文字 山田麻子 Yamada Asako
1968年、東京都生まれ。書道家。95年よりすべて手書きによるカレンダー『手書き暦』の制作を開始。「下書きや練習が無く、何度もくり返す本番の失敗の結果、一枚だけの作品が生まれる」というその書風は、「いまを生きる」ことを現せる書として評価が高まっている。国内各地やアムステルダム、ニューヨークで個展やグループ展を開く一方で、最近では商業デザインや映画の題字などへ積極的に活動の幅を広げている。また、96年から、字の上手い下手、年齢や障害のあるなしに関わらず、「習う」字ではない字を書くワークショップ『はじけま書』を日本内外で展開している。

成田空港を利用する人は、空港内部しか知らない。外部は見ていない。空港の近くの畑でヒコーキを見ていたら、どこからかカマキリが飛んできた。 さまざまな生き物が絶滅危惧種に追いやられる時代に、ヒコーキとカマキリ、人間はどちらと仲良くしていくべきなのか?

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長編ドキュメンタリ−映画『三里塚に生きる』は、独立映画鍋メンバーのプロジェクトです。
独立映画鍋
は多様な映画を支え育む為に活動しているNPOです

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