Vol.16 進捗のご報告
vol. 16 2021-03-14 0
みなさま
すっかりと春らしくなってきました。
その後ご無沙汰してしまい、申し訳ありませんでした。
みなさまお変わりございませんか?
1月13日にCF終了後、皆様から賜りましたご支援金額を元に
どのような紙で、どのような印刷で、何ページの本が作れるだろうかという検討を
出版社である青幻舎さん、デザイナーさんと話し合いを進めてきました。
その後、本づくりでは「台割」(本や雑誌づくりの設計図のようなもの)を作成します。
今回は写真ページにミシン線を入れ、ポストカードとして使うことができるようにする
特別な仕様なので印刷も特殊です。
なので台割の検討にも通常より時間をかけました。
印刷会社さんの見積もりをもとに台割を決定し
企画ごとのデザイン、デザインに応じた原稿の執筆を進めました。
また今回は完全にバイリンガルの本づくりということで
原稿ができた後に翻訳に回すという、
日本語だけでつくる本や雑誌では
通常取らない1工程が含まれています。
そのため、日本語の原稿の締め切りを
何よりも誰よりも、絶対に一番早く終わらせないといけないということになり
必死で原稿を仕上げていました・・・。
そしてついに、ようやく大部分の原稿を英語翻訳に回すことができました。
(細かい部分はまだ残っていますが)
時々自分の原稿を後で読み返すと「これ、誰が書いたん?」と思うことがあります。
締め切りの4文字を前にするとものすごい集中のスイッチが入って
時おり自分が書いた言葉なのに、別の誰かが書いたような気持ちになるんです。
書いているとき、軽いトランス状態になるのですかね、、あまり記憶がないんですね。
こういう時は食べることを忘れ、人のためにごはんを作るのもやっと、
みたいな状態になりますが、そういう時期は終わり人間の暮らしを営んでいます。
今回もめちゃくちゃ集中して書いたので、書いている途中の記憶があまりなくて
後から読むと「誰書いたん?」となりそうです(笑)。
そう思うと、重い言葉ですが
締切ってとてもありがたくて
締め切りがあるから生まれる文章が確実にあります。
またまた丸山由起さんの撮影による写真20カットは
すでに印刷所に「入稿」という作業を済ませました〜!
全体としては今後、デザインを組み、校正確認をとり、最終の入稿という流れになります。
5月中の完成を目指して引き続き頑張って進めて参りますので
みなさまどうか、もう少し完成までお時間ください。
宜しくお願いいたします。