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福島の声を伝え続ける「月刊むすぶ」を読んでもらおうprojectをクラウドファンディングで実現!

国会議員へ私たちの声を届けませんか!
福島の声を伝え続ける「月刊むすぶ」を読んでもらおう!project

1970年創刊の雑誌「月刊むすぶ」は全国の住民運動、市民運動の発信のお手伝いをする媒体です。
そんな雑誌をすべての国会議員に送り読んでもらいます。
国の政策を決めている政治家の方々に現場で奮闘する人々の声を届けます。

FUNDED

このプロジェクトは、2021年6月15日23:59に終了しました。

コレクター
7
現在までに集まった金額
49,000
残り日数
0

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このプロジェクトは、2021年6月15日23:59に終了しました。

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1970年7月、小さな会社が誕生しました。名前を「ロシナンテ社」と言います。そうです、あのドン・キホーテの愛馬の名からとったものです。ロシナンテ社は、毎月『月刊地域闘争(ちいきとうそう)』、現在は『むすぶ~自治・ひと・くらし~』を発行し、たくさんの人に読んでいただくことを生業としてきました。創刊から39年、毎月発行されて、実に600冊も世に送り続けてきました。

このプロジェクトについて

1970年創刊の雑誌「月刊むすぶ」は全国の住民運動、市民運動の発信のお手伝いをする媒体です。
そんな雑誌をすべての国会議員に送り読んでもらいます。
国の政策を決めている政治家の方々に現場で奮闘する人々の声を届けます。

ロシナンテ社ってこんな会社です

京都に小さな小さな会社があります。ロシナンテ社と言います。
何をする会社か?
「月刊むすぶ」という雑誌を出すことを仕事にしてきました。
どんな雑誌か?
全国の住民運動、市民運動の発信のお手伝いをする媒体です。

月刊「むすぶ」の編集は京都市左京区のロシナンテ社事務所で行っています

1970年創刊です。当時、「月刊地域闘争」と言いました。何か、怖い誌名ですね。
その頃、全国に公害問題が大きな社会問題でした。水俣病、四日市ぜんそく、イタイイタイ病、新潟水俣病。これらは、戦後日本の物質的豊かさが生み出した影です。多くの住民が亡くなり、健康被害を被りました。
環境を破壊された故郷を何とかしたいと多くの住民が立ち上がりました。そんな住民運動の発信のお手伝いをするのがロシナンテ社です。
1970年、その前から原発建設は進められていました。未来のエネルギーと言われた原子力発電。しかしそれは悪夢でした。その当時から原発に反対する住民、市民。そして専門家、研究者がいました。
そんな皆さんは、このロシナンテ社の大きな支え手でした。
2011年3月11日。福島第一原発事故。東日本を中心に深刻な放射能汚染が広がりました。
「月刊むすぶ」では、2011年3月発行号から原発、福島の声を中心にした誌面を作ってきました。


月刊むすぶ。50年にわたり様々な課題を取り上げてきた

誌面に登場するのは、主に当事者です。ジャーナリストやライターという第三者ではありません。当事者の生の声を集めてきました。そんな地味な、正直、売れない雑誌があるんです。

私たちはこの国のすべての原発を廃炉にしたいのです

1970年創刊の「月刊むすぶ」(旧誌名「月刊地域闘争」)は住民運動の発信のお手伝いを続けてきました。小さな媒体です。書き手、話し手は有名な方ではなく、日々の生活の中でいろんな課題に取り組んでいる方々です。この雑誌の大きな支え手に1970年前後から始まる原発建設反対の皆さま方がいました。それ故、2011年東日本大震災、福島第一原発事故後、原発、福島の声を中心とした誌面を作ってきました。
福島原発事故から10年が経過しましたが、未曽有の惨事の経験は生かされているでしょうか?事故後、脱原発をめざして多くの人が声をあげ、連日集会やデモが各地で行われました。それは今もなお、根気強く続いています。
全ての原発が稼働を停止する「原発ゼロ」の期間も2013年9月から2年続き、多くの人が原発が無くても電力が不足することは無い、と知りました。
原発運転に際して、多くの規制がかけられ電力会社は莫大な経費をかけないといけなくなりました。各地の裁判所では、運転差し止めの判決が相次ぎました。その結果、廃炉になった原発は21基にのぼります。
日本社会はこれまでのように原発を許容しなくなったのです。あれだけの事故を体験したのですから当然のことです。それでも、「原子力ムラ」はなかなか無くなりません。当時の民主党政権こそ「原発ゼロ」を掲げましたが、結局、腰砕け。その後の政権は原発からの脱却を反故にし、電力会社・一部大手企業とともに着々と原発の復権を進めています。
各種の世論調査では、約7割の市民が「脱原発」を志向していますが、政府・電力会社・一部の大手企業などとの意識の乖離は現在も続いています。そこで、この国の為政者に少しでも私たちの声を届けてみたいと考えました。今、衆参両院で710人の定数です。野党ではなく、与党の議員、原発のある県の議員を中心に届けてみようと考えています。

事故を起こした東京電力福島第一原発 出典:東京電力ホールディングス

月刊「むすぶ」の誌面から紹介します

私たちが国会議員へ届けようとしている雑誌の内容を一部紹介します。
原発事故で故郷を生業を奪われた人がいます。渡部隆繁さん。原発のある大熊町で20年かけて、有機農業を続けてきました。あの日すべてを奪われました。渡部さんは訴えます。

                渡部隆繁さんの話が載った「月刊むすぶ」誌面

お金で解決? 違うんです中間貯蔵施設の話が持ち上がり、環境省により、まず町民全体を対象とした説明会が開かれ、中間貯蔵施設の必要性などが説明されました。次に、地権者対象の説明会が各方面で開かれました。私は、数か所の説明会場で、説明を聞きましたが、環境省の担当はどこに行っても、一字一句同じ説明でした。私は、最初の説明会の質疑応答で、原発事故により、丹精込めて作ってきた土地にセイタカアワダチソウが満開に咲いている写真を環境省の方々に配り、「貴方達はこの写真を見てどう思いますか?私が丹精込めて手入れしていた土地です」と質問しました。しかし答えは帰ってきませんでした。
そこで私は「貴方達は、きれいな花だと感じますか?私には、手入れ出来ずにこんな形になったのが悔しくてなりません」と訴えました。しかし環境省からあまり反応がなかったような気がします。私は、悔しいけど、原発立地町村の住民として、私、受け入れなければならないのではないかと考えるようになっていました。
そのころだったと思いますが、宮城県加美町で放射性廃棄物最終処分場反対運動が起こっていました。町長が先頭に立って反対していたと思います。その中での言葉、「原発から出た放射性物質はそこに返すのが当り前じゃないか」この言葉は今でも忘れられません。
私は、原発を受け入れた責任、成れの果てかなと思いながらも、長い間、交渉の話にも応じませんでした。しかし、周りでは、皆、契約していて、私一人が取り残されたようになり疲れも出てきましたので、話を聞くことにしました。その中でも、私は、金は使えば無くなる。土地があれば、土地は残ると思い、金より代替地と言う事で交渉してきました。環境省も東電と同じで、代替地を探してくれる気はありませんでした。
結局、悔しいけど、それで解決をせざるを得なくなったのです。しかし最後の抵抗として、私達が手入れして来た桜の木、建設の支障になる植栽は、移動できる物は、私の土地であった別の場所に移植をして貰う事で、生まれ育った土地を、先祖が残してくれた土地に申し訳なく思いながら移して・・・ 泣く泣く手離すことになってしまったのです。
現在、私の、家屋敷、農地、原形を留めない状況です、故郷が無くなり悲しい事です。
皆さま、どう感じるかは分かりませんが、私の窮状を分かって頂きたく、まとまりの無い長い文章になって申し訳ありません。今後二度とこのような事を繰り返さない為にも、ひとたび、事故が起これば、人間の手で制御出来なくなり、暴走し、放射性物質を広範囲にまき散らし、人が住めなくなるような状況になる原発はいらないと思います。確かに何もおこらなければ、共存共栄で潤ってきた事も事実だと思います。又、ゴーストタウンとなり、放射性物質のごみ置き場となる事も確かな現実だと思います。
10年経った、今も故郷の事は忘れることが出来るはずがありません。大熊町の風景、時期、時期の農作業を夢に見ます。帰りたくても、帰れない。土地も無くなってしまったので。このような事は絶対に繰り返してはならない。この事を、言い伝えるのも私達避難者の使命だと思います。その立場にならないとできないこと思います。
今、原発を再稼働しようとしている、立地町村の方々も経済の事は解らない訳ではないけれど、私たちのような目に合わない為にも、将来の事を考えて頂きたいと思います。絶対安全という事はないと思います。二度と、同じ事を繰り返さない為にも。
今、世間では、報道では、復興が進んでいる。とか、復興五輪など騒がれていますが、復興とは、どういう意味でしょうか。私は、元に戻って、元の生活に戻る事が、復興だと思います。10年経つ現在も復興には、程遠いと、私は、思います。これから何十年掛かるかわからないと思います。

月刊「むすぶ」602号(2021年3月発行) から引用

なぜ国会議員に「月刊むすぶ」を送り、読んでいただきたいか

ロシナンテ社の根っこには、1960年代から始まる反・脱原発運動があります。
福島の現場の声を集めてきました。今も尚、約184万人。そんな皆さまが放射能に汚染された大地で生活を重ねています。そこには、放射能と向き合って生きている住民がいるのです。
その事実を伝え続けること。それが「月刊むすぶ」という媒体の任務なんです。

ロシナンテ社は、一日でも早く原発に頼らなくても大丈夫な社会をつくりたいのです。
そのためには、少しでもいろんな皆さまに私たちのもう一つの声を伝えていきたいのです。
この手の雑誌、媒体は同じ問題意識を持つ人が読者なんです。本当に限られた世界です。そんな場でいくら発信をしても・・・世の中が変らない。

そうだ!国会議員に読んでもらおう。それも与党の皆さまに読んでもらおう!
福島原発事故は、まだ終っていない。原発事故からの復興に影響を与える立場にある国会議員に「福島の今」を伝えてみよう。
この雑誌には、有名な方は登場しません。そんな普通の私たちの声を集めた雑誌です。
そんな人々の生の声を国会議員に届けたいのです

少しでも世の中を私たちが生きやすいものにできたら、明日をつないでいけるはずです。
国会議員は、国民の声を聞き取り、そして私たちが幸福になる手伝いをするのが仕事だと思います。そんな皆さまへ私たちの思いを送ります。 
決して一方的に送り付けるわけではありません。

毎回国会議員の皆さんへのメッセージを入れ込み、毎月一回、定期的に届けられるこの雑誌は、きっと国会議員のみなさんに目にとまることでしょう。
それが脱原発を実現するための一助になる事を願っています。

出資いただいたお金の使い方

議員一人に一年間、「月刊むすぶ」を郵送します。
一人当たり 9000円(「月刊むすぶ」の年間購読代)
目標は500人の国会議員
目標額 500人×9000円の購読代 450万円
発送作業にかかる人件費、諸雑費(1年分)など 50万円
合計 500万円

返戻品

3000円 サンクスメッセージ

5000円 「月刊むすぶ」最新号

10000円 青森で反原発運動に係わり続けるまるめろの下北の昆布 千円相当

30000円 青森で反原発運動に係わり続けるまるめろの下北の昆布 2千円相当

+月刊むすぶ」最新号

50000円 青森で反原発運動に係わり続けるまるめろの下北の昆布 3千円相当

+月刊むすぶ」最新号

100000円 青森で反原発運動に係わり続けるまるめろの下北の昆布 5千円相当

+「月刊むすぶ」一年間購読

※ すでに「月刊むすぶ」をご購読いただいている方には、ロシナンテ社が企画した単行本

返礼品のまるめろの昆布 以下の写真の商品を組み合わせてお送りします

「月刊むすぶ」 最新号をお送り致します

想定されるリスクとチャレンジ

国会議員一人に「月刊むすぶ」を一年間送る費用を1万円と見積もっています。
この雑誌は、1部、見本で送る性質のものではありません。
最低、一年間通して目を通すことで伝わってくるのものがあります。そして少しでも多くの国会議員、それも与党、原発の立地している道県の国会議員の目に触れてもらいたいのです。
だから達成されなくても一人=1万円の計算で国会議員に「月刊むすぶ」を進呈します。
国会は多数決の世界です。となると少しでも多くの国会議員にと考えて、500万円という額を設定しました。
目標を達成しなくてもその金額で国会議員への「月刊むすぶ」の進呈は実行します。

私たちの思いー原発と人類は共存できない

福島原発事故が私たちに教示したのは、原発と私たち人類は共存できないという事実です。原発は放射能をまき散らすだけではなく、社会全体を管理、監視を必須なものに変えてしまいます。
私たちは、そんな世の中を望んでいません。一人ひとりが考え、一歩一歩あゆんでいくことで明日が見えてくると思うのです。そんな思いが詰まった雑誌「月刊むすぶ」は、2011年3月から原発、福島の今を考えてきました。著名な書き手が登場する雑誌ではありません。普通に右往左往しながら生きている私たちの声を集める雑誌です。この雑誌は半世紀の歴史を持っていますが、この雑誌は現場を大切にしてきました。だからこそ偉ぶることなく歩んで来ることが出来たと思っています。
そんな私たちの声を国会議員に届けてみませんか?    
「月刊むすぶを国会議員へプレゼント!」
是非とも「このキャンペーンを成功させて、国会議員に何かを手渡してみませんか?

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