リターンについて:かくして映像アーカイブは有効なのだろうか
vol. 16 2021-06-04 0
リターンについて、写真集そのものもさることながらその「過程」に大きな意味を感じている、と、いうのはこれまで書いてきた通りです。
実際にリアルタイムで共有できる人数に限りを設けるというのは、物理的な制約や時代的な背景や都合などももちろんあるのですが、ある意味でそこに価値(レア感)もあるからと思ってい部分もあり3名という設定になっています。
が、一方で、「でももうちょっと。ぜひ知ってもらいたい」と思うジレンマもあり、また時間的や距離的な問題により、参加したいけど参加できない、という人のために「映像配信」という選択肢も考えているのですが……
これが面白いことに今まったく支援の人数がいません(笑
むしろ、これはクラウドファンディングをしているかいがあるのかも、と思うくらい。
むしろ、良いデータなのかもしれません。
クラウドファンディングは支援や仲間(ファン?)を予め募る、という機能があると思うのですが、同時に、人々に対して問いかけることができる、という側面もあると思っています。
なので、支援がない部分、というのはなにかしら「必要としていない」ということがわかるというか、もしかしたら「ピンとこない」のかもしれませんし、「コストとニーズのバランスが悪い」のかもしれないですし、もしかしたら、いろいろ全部かもしれない。。
リターンの内容次第で違ったかもしれないので、ここは分析しにくい感じもありますが、いずれにしても結果は受け止めねばなりません。
この投稿のひとつ前で「一次情報が大事」と言っている手前、それはそうかもな、と思う部分もあります。
今回の映像配信は、ほぼノーカットでそのまま配信するつもりですが、とはいえ、前後の部分はカットされますし、ライブ配信ではないので良くも悪くも「見やすいように」それなりに処理もすることになると思うので。あとオンラインサロン的にリアル現場参加者と一緒にクローズドな会話のグループを作るにしても、いまいちコスパが見合わないのかもしれません。
もちろん、今から支援いただいてももちろん大歓迎です。あなたのために、精一杯映像コンテンツを製作します。
このままゼロでも、それはそれで配信する先はなくとも映像アーカイブとしての記録はするつもりです。
記録は記録で、その時に撮らないと二度と同じ時間はこないので。
撮影をしておいて、将来的な活用の場面に期待しつつ、今回の写真集ができるまでのいろいろを残しておきたいと思っています。