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「星の王子さま」東京・石巻公演をクラウドファンディングで実現!
「被災地にひとときの“ゆとり”を」という想いからスタートした、舞台芸術を志す学生による星の王子さまプロジェクト。「明日に繋がる種を蒔こう」というテーマを掲げ、東京・石巻(宮城県)で上演いたします。
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日本芸術専門学校舞台芸術部です。 現在、東京/石巻/千葉の3箇所で上演予定の「星の王子さまプロジェクト」進行中です。 よろしくお願いいたします!
「被災地にひとときの“ゆとり”を」という想いからスタートした、舞台芸術を志す学生による星の王子さまプロジェクト。「明日に繋がる種を蒔こう」というテーマを掲げ、東京・石巻(宮城県)で上演いたします。
私は演劇を学ぶために宮城県から上京してきました。地元石巻を離れて学校で勉強に励む反面、大好きな地元を離れているからこそ、石巻に対しての思いが募るようになりました。何らかの形で石巻に恩返しをしたい、復興、地域発展の力になりたい、そしていつか必ず自分の手で石巻で公演をしたいと思い始めました。
そんな時に講師の岡田圓先生に出会いました。先生から大きな影響を受け、私も自ら動こう、自分がやりたいと思うことはやってみようと思い、私を中心に同期や後輩を集め舞台芸術部作り、演技指導と石巻での公演を実現するためのサポーターとして岡田先生に協力していただき、今回プロジェクトとして石巻で公演をすることになりました。
震災から3年が経ち、街自身は少しずつ変化をしています。ですが、街は変わっても、石巻に住む人の心境は環境や生活が大きく変わらない限り、すぐには変化しません。まだまだ心にゆとりがない人や深い傷を抱えている人はたくさんいます。
そんな人たちの気持ちに少しでも寄り添えるように、普段の生活から少しでも離れられる時間を過ごしてもらえるように、私は今の石巻と向き合っていきたい。
舞台芸術部オフィシャルfacebookページ:https://www.facebook.com/butaigeijutubu.n
オフィシャルTwitter:https://twitter.com/butagei_N
今、石巻…私の地元のひとたちは、一見普段と変わらない生活をしているように見えるかもしれません。けれど、やはり心の奥底では、どこか余裕が持てていないと思うのです。震災から3年が経ちました。確かに少しずつ建物が増え、石巻で暮らしている人たちも、自分たちの仕事や生活が元通りになりつつあるかもしれないけど、目に見えない部分…人の心の中は、そう簡単に元通りになることはないと思うのです。それだけ3年前の震災は、その地域に住む人々にとって大きな影響がありました。
人間は、自身が持っている容量が限界を超えると、オカシクなる。3年をかけて取り戻した一握りの余裕でさえ、些細なことでなくなってしまう。どうやったらこれを改善できるのかと私も日々考えます。けれど、答えはいくら探しても見つかるわけがないのです。今の生活環境がマトモなものに変わらない限り。
残念なことに、表現者を志す私一人の力では、東北の生活環境を変えることはできない。けれど、一人一人の“心と対話”することならばできるかもしれない。普段と違う感覚を使い、普段見慣れない演劇を観て、普段と違う刺激を受ける。物事を別の観点から見て、気持ちにゆとりを持つ機会があれば、少しは明日をがんばれるかもしれない。観終わったあとに、お客様同士で、「あの場面が、あの台詞がよかった!」なんて会話が生まれ、笑いが生まれ、新たな繋がりが生まれて、日々の生活にちょっとした潤いが生まれてくれればいい。
演劇はひとりではできません。人と人の絆や深い繋がりが必要な、今の東北にとって、演劇は心をゆたかにする不可欠な芸術であると思うのです。演劇にはものすごい“力”があると信じたい。演劇による交流で、人間同士の絆やふれあいを深めたい。
演劇は今、石巻に必要な芸術だと思うのです。
日本芸術専門学校2年 大橋 奈央
飛行機の故障で砂漠に不時着したひとりの飛行士。
だれもいないはずの砂漠のまん中で、小さな王子さまに出逢います。
王子さまは自分の星を旅立ち、様々な星を巡って、地球にたどり着きました。
子どもの王子さまは、おとなになってしまった飛行士に、ひつじの絵を描いてくれるようにせがみ、いろいろな質問をします。そして少しずつ、出逢ったものたちの話をしてくれます。
美しい花たち、意地悪なへび、友だちのキツネ…。
やがて飛行機の修理が済んだころ、小さな王子さまは――
【CAST】
<日本芸術専門学校舞台芸術部>
大橋 奈央/鈴木 華歌/根元 千鈴/大原 富如/加藤 碧/田中 祥子/百瀬 万智/岡野 大紀
<KADEN Theater Company>
阿部 崇子/日ヶ久保 香
【構成・演出】 岡田 圓
<KADEN Theater Company芸術監督/日本芸術専門学校パフォーミング・アーツゼミ講師>
【企画・発案】 大橋 奈央
【製作協力】 KADEN Theater Company
【協力】 石巻まちなか復興マルシェ
都甲 マリ子/大橋 茉莉奈/木村 直人/工藤 原野/小林 咲衣
【後援】 石巻市教育委員会(石巻公演)
学校法人日本芸術学園 日本芸術専門学校
【製作】 舞台芸術部(日本芸術専門学校)
■大森公演(東京)
<日程> 2014年9月6日(土)18:00〜
7日(日)14:00〜
<会場> 日本芸術専門学校・地下ホール
<料金> 前売&当日 ¥1,000-
(学生及び18歳以下 ¥500-)
■石巻公演(宮城県)
<日程> 2014年9月14日(日)13:00〜
<会場> 石巻まちなか復興マルシェ(施設場内)
<料金> 無料
■君津公演(千葉県)
<日程> 2014年10月11日(土)~13日(月祝)のうちいずれか1日
<会場> 君津市民文化ホール(きみぶん演劇祭・参加)
<料金> 無料
一つの作品を作り上げるには、たくさんの方の力や、資金が必要になります。私たちはこの公演を実現させ、そして衣裳や舞台美術などいろいろな要素をさらに充実させ、クオリティの高い作品に仕上げるために、皆様からのご支援をいただきたいと思っております。
「星の王子さま」は、とてもファンタジックで美しい物語です。幻想的な風景の中に、創造性にあふれた登場人物たちがたくさん登場します。もちろん、私たちは自分たちの身体と言葉でそれを表現しますが、小さな子どもからお年寄りまで、幅広い年齢の方々に楽しんで、そして何かを感じていただくために、よりわかりやすく、だれが見ても美しい、楽しいと思えるビジュアル、衣裳や美術、ヘアメイク等も非常に重要だと考えています。
現在、私たちは、東京公演として、私たちが学ぶ学校のホールで公演をさせていただくことになっており、劇場や機材には予算がほとんどかかりません。また、今回大きな目標とする被災地へツアーする為の交通費、宿泊費等は、自分たちの中で確保することができました。しかし、衣裳や美術にかけられる予算を、あまり確保できていない状態です。そして日々、現実を生きる被災地の方々に、ひととき現実から離れ、夢の世界を感じていただく為には、ビジュアル面の強化が不可欠と考えています。石巻の皆さんに、幻想的な「星の王子さま
」の世界を旅していただきたいのです。
ご支援頂いたお気持ちは、舞台美術・舞台衣裳・ヘアメイク予算に使用させていただきます。
夢のような「星の王子さま」の世界と、ひとときの“ゆとり”をよりたくさんの人に感じていただきたい。
どうか、この思いにご賛同頂きたく、何卒ご支援のほど、よろしくお願いいたします。
今プロジェクトは、学生主体のプロジェクトですが、よりクオリティの高い作品を目指し、お世話になっている先生に演出を依頼し、製作に協力していただけることになりました。また、KADEN Theater Company所属俳優の方々にもご出演頂いています。
【演出家】 岡田 圓
KADEN Theater Company主宰/芸術監督
日本芸術専門学校パフォーミングアーツゼミ講師
芸歴27年。声楽家を母に持ち、大叔父に故・小川昇(元日本照明家協会名誉会長)を持つ。
その経緯の中で故・島田省吾、初代水谷八重子らの影響を受け、6歳より舞台演劇の世界で活動を開始。以降、歌舞伎、能、神楽などの古典芸能に加え、新劇界で演劇の基礎を学び、映画・テレビドラマ・商業演劇などの多くの現場を経験した後、15歳で渡仏。約3年間、フランスにてパントマイム、現代舞踊、コメディア・デラルテ等の身体表現を学び帰国。
帰国後は伝統(トラディショナル)と現代(コンテンポラリー)の融合を念頭に置いた独自の創作活動を開始し、2007年には、演出家・鈴木忠志の主催する「演出家コンクール」にて優秀演出家賞を受賞。以来「和の美」というテーマにより、日本文学や近代戯曲を中心に多くの演劇作品を創作。和と西洋技術が融合した多用性のある身体表現技法により、”身体で語り、言葉を奏でる” 美意識の高い耽美な世界観を確立し、今現在に至る。
<星の王子さまプロジェクトに寄せて>
このプロジェクトは、石巻の出身である俳優の卵と、私自身が出会うところからスタートしている。
当初、彼女との出会いは石巻はまったく関係なかった。ただ同じ現場にいたにすぎない。そしてそこから石巻の話が湧いて出たのである。
このプロジェクトは復興支援でも云々という大義名分で動いていない。被災地であることは確かであるが、この企画は「現地の人々にゆとりを届ける企画」である。演劇を東北で行う事でどのような貢献ができるのか…物理的な貢献度は低いだろう。しかし私が起案者である彼女と出会えた様に「演劇とは、人との交わりで成り立つ芸術」であると私は思っている。ならば新たな出会いや交わりを通じて、そして「星の王子さま」という作品を通じて、今も尚、東北で頑張っている人々に、人と出会う事で垣間見ることができる温かさを運べるであろうと考えた。「星の王子さま」とは、他者と出会うことにより己の価値観を再確認したり新たな価値観を保有したりしなが旅する作品である。まさに今、演劇を石巻でやる事と、星の王子さまの持つテーマは合致していると思うのです。
金銭ではどうにもならない、助けようのない支援があります。何を応援するのか…によります。我々は演劇を通じ、石巻のみならずその場所で出会う全ての人々が「星の王子さま」という幻を見ることで、一時的でも現実を忘れ、心にゆとりを持って頂きたいと願っているのです。
阿部 崇子(KADEN Theater Company所属女優)
日ヶ久保 香(KADEN Theater Company所属女優)
KADEN Theater Company
花傅 [KADEN] Theater Companyは、主宰・演出家である岡田圓によって2006年に発足された劇団である。
日本の古典技法(能・歌舞伎舞踊・神楽)を根幹とした身体表現に、西洋の身体表現(マイム・仮面劇・コンテンポラリーダンス)を融合した独自の表現方法を用い、「和の美」「常世(Tokoyo)と現世(Utsusiyo)の狭間」「夢幻(Mugen)」をコンセプトに、東京の小・中規模劇場を中心に数多くの演劇作品を発表。2007年には世界的な演出家・鈴木忠志(劇団SCOT/演出家)によって創設された「利賀演出家コンクール」にて優秀演出家賞を受賞。その後、日中韓で開催される「BeSeTo演劇祭」への参加や、東京都主催事業である「アジア舞台芸術祭」での国際協働製作、2011・12年にはインド最大級の演劇祭「BRM(2012,13年)・ITFOK(2012年)」へ招聘され、観客動員、延べ2500名を記録。耽美かつ幻想的世界観の演劇作品によって高い評価を得る。
現在、海外アーティスト等との国際協働製作による作品を発表するなど、国内外で精力的に創作活動を行っている。
KADEN Theater Company オフィシャルサイト:http://www.kaden-jp.com/
このプロジェクトのチャレンジは、まだ20歳にも満たない若い世代が自発的に「何かをやりたい。私は演劇をやっているから演劇という手段で何かやれないか」との思いから、大人を巻き込み、同級生を巻き込み、後輩を巻き込み、一つの塊…集団として動き出した事そのものだろう。確かに若いということは、同時に未熟な部分も持ち合わせているのであり、たくさんの大人に迷惑をかけつつも、温かい目で助けて頂けているからこそ、今回のプロジェクトを走らす事が出来ていると感じざるをえない訳であります。若者が行う全てがチャレンジであり、またリスキーでしょう。しかし彼らは我々大人とは異なり、ピュアに、情熱だけで走りだす事ができる。私はそれがとても羨ましくも思うのです。若者の熱を大人が支えている事によって、少しでもそんな情熱の片棒を担ぐ事が出来るのであれば、なんとかそれを応援したいという思いで、このプロジェクトに関わる大人は集まっていると思うのです。どうか、このプロジェクトに…彼女達の情熱に寄り添う形で走ってみたいと思われる方がおられましたら、是非ご賛同頂きたいと、切に願うのであります。(岡田 圓)
●メッセージカード
お礼の気持ちを込めて、メッセージカードを送らせていただきます。
●演劇部部員直筆コメント入りお礼のメッセージカード
演劇部部員より、ご支援へのお礼の気持ちを込めた直筆のお手紙を送らせていただきます。
●公演写真
今公演の舞台写真のうち選りすぐりのものを送らせていただきます。皆様のご支援によりできあがった舞台を一部ですが感じていただきたいと思います。
●東京公演DVD
東京公演全編を収録した記録DVDを送らせていただきます。どんな「星の王子さま」になったのか、ご覧いただければ幸いです。
●公演Tシャツ
今公演のキャスト、スタッフのみに配布予定のオリジナルTシャツをお送りいたします。ご支援頂いた皆様も、カンパニーの一員です。
私の大きな夢でもあった今回の石巻公演。大好きな地元石巻にようやく恩返しが出来ます。
たくさんの人がこれからも笑顔で前を向いていけるように、このプロジェクトを必ず成功させます。
ご支援のほど、よろしくお願いいたします。
500 円
1000 円
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