愛の話
vol. 16 2020-02-14 0
私はお一人様だ。
この言葉だけで生きやすい世の中になってきたけど、時々誰かに寄りかかりたい時もある。でも、いらぬプライドや虚勢をはって自分は大丈夫だと言うてしまう。我ながらめんどくさいやつ(^^)
歳を重ね、それなりにいろんな経験をして、それなりに恋愛めいたこともして、それなりに繋がったりしてきた。けど、その繋がりは続くことはなく、ほぼ切られてしまう。
わたしはダメなんだ。嫌われる存在なんだと思ってしまう。
その時悲しかったこともあったんかして、誰かと繋がること=誰かに嫌われること。と変換される。
要するに、誰かと深く繋がることが怖いのだ。好きになってもどうせ私なんて嫌われる。だったら好きにならなきゃいい。そしたら傷つかなくてすむ。
そんな私がこの作品と向き合うとなぜか誰かを感じる。ひとりじゃないなあと思える。ひとりじゃないって思えることがうれしくなる。ピタゴラスの世界が、私の世界ならいいのにって思える。
知らん間に、心にはってた虚勢がスルスルととれてくような気がして、私の心の真ん中に言葉がスルスルとはいって抱きしめてくれてるような気がする。
観終わったら、心が温くなってる。
ありがたいことに再びこの作品と出会えた。
嬉しいことにまたピタゴラスの世界を堪能してる。
今日は2月14日
そろそろ誰かと深く繋がりたいなあと思う。
それが叶わぬモノだったとしても、そう思えることがちょっと幸せだったりするのでそうなりたいと思う。
まあ、そんな日があってもええんちゃうかと思う。