アップデート記事① PIONの話
vol. 1 2022-12-21 0
みなさんこんにちは。野村康生です。
12月3日に公開となりましたクラウドファンディングも次々と賛同のご支援をいただきゴールへ向けて日々前進しております。
ご賛同いただいた皆様、ページを見てくださった皆様、大変ありがとうございます。
暦の上では冬至を迎えますね。太陽と地球の一つのサイクルが一瞬止まるこの日。呼吸で言うところの呼気と吸気の”あわい”にある止気のタイミング。まさにPION(パイオン)的な時空間になります。この日を境にまたあらたなサイクルに向けて玉が転がりはじめる今ココからアップデート記事で本プロジェクトに込めた想いを綴っていけたらと思います。
まずは今年の夏、私の地元島根県益田市の県立石見美術館で発表した大作「InsideOut」の展示室に掲示させていただいた謝辞パネルをご覧ください。
通常の展覧会謝辞パネルの常識からするとちょっと異様かも知れませんが、かなり多くの方のお名前を掲載させて頂きました。
想いとしてはさらに多くの、ここには書ききれなかった皆様へも感謝の気持ちでいっぱいでした。
今年こうして地元の美術館で作品発表をさせていただくまでに、数多くの皆様との交流、ご支援があればこそ何とか実現させることが出来た発表の機会でしたので、その全ての方に謝辞を述べたい想いでした。
10mにもなった大きな構造物を限られた条件の中で成立させていく中で、ご協力いただいた皆様との関係はまさにこれから作っていきたいPION UNITED的な在り方の萌芽であったのではないかと強く感じています。
最初のアップデート記事では2020年にPIONがNew Yorkの地ではじめて産み落とされ、そこに至るまでのストーリーを語った冬至Youtube Liveのアーカイブをぜひシェアしたいと思います。
3時間超えの長尺ではありますが、謝辞パネルに掲載しきれなかった、これまでの私の活動を支えインスピレーションを与えて下さった全ての皆様との物語があってこそ、2020年のあの特別な時空間の中でPIONを作ることができたと思いますし、またそのことでPION自身が次なる宇宙への道を指し示していたことが、そこからの2年間の活動へと繋がりました。
これから綴るアップデート記事では、苦しい時期も含めて、PIONが切り開いて導いてくれたこの宇宙への道と、仲間たちとその夢を共に描くというPION UNITED(パイオンユナイテッド)という宇宙時代のアーティスト像の物語を紡いでいきたいと思います。
なぜ、この冬至がそうした意味合いを持つ日であり、太陽と地球の関係と私の作品との関連、さらにはPIONが生まれる必然と偶然のストーリーも2020年のこのLIVE配信の中では、そのガイドラインを担って下さった地球暦の考案者である杉山開知さんとのトークの中で語っております。ぜひご覧下さい!
以下、動画からのスクリーンショットです。
この配信は同じ時期に面白い活動を展開していたCURIOSPHEREという世界観共創プロジェクトのご協力で実現しました。
2020年の冬至の時空間と地球暦のコンセプトをお話されている考案者の杉山開知さん。動画内では金星と地球の廻り合いの周期の中で2014年の野村との出会いについても紹介しています。
New Yorkの個展会場であるNOWHEREギャラリーから中継する野村。
PION誕生の裏でこの人の存在はなくてはならなかったCURIOSPHEREの仕掛け人 成田真弥さん。
成田さんとのエピソードもこの後のアップデート記事で紹介したいと思います。
司会を務めて下さったのはCURIOSPHEREのメンバーの夏木瑠璃さん。アバターロボットなど次世代技術に精通したメディアクリエイターです。
配信の裏方に徹して下さっているのは、なんと運動会協会理事で運楽家 / eスポーツプロデューサーの犬飼博士さん。犬飼さん、成田さんにもご登壇いただいたPION UNITED第一弾企画の三鷹天命反転住宅でのトークイベントの様子もこの後ご紹介できればと思います。
2020年11月3日から冬至の12月21日にかけて、この年がいかに特別な惑星周期の年であったかを熱弁中。個展会期もそこに合わせて設定されていました。
2006年、パイオンというコンセプトがはじめて野村の中で芽生えたときのエピソードと初期作品についても紹介。
現代科学と繋がることで見出した高次元芸術への道と「Dimensionism」というコンセプト。そして渡米後にやってきた数奇な巡り合わせ。
地球暦がずっとガイドをしていた8年周期で廻る5回の金星と地球の結びのタイミング。野村の活動のターニングポンイトもそこにピタリと重なる。
舞台となったNOWHEREからオンラインギャラリーツアーの開始。
Zoomの画面越しに杉山さんとPIONする(重ね合わさる)野村。
宇宙時代にいよいよ本格的に歩みを進める人類が重力のバイアスから解放された「純粋三次元」という身体性と思考概念の基盤を獲得していくというビジョンもここで示していた。
この配信中に工場から届いた2021年度版の地球暦を初お披露目する杉山さん。美しいメッセージでこのトークをシメて下さいました。
来年2023年度版も本日冬至の日にリリースされます!
来年は明治時代からの改暦150年の節目の年にあたるそうです。皆さんぜひそちらも手に取ってみて下さい。時間と空間、そして暦という概念が確実にアップデートされますよ。
最後までお読み頂きありがとうございました。
この時は本当にこのタイミングにピンを立てることに全力を傾けていましたが、そこからの2年間の歩みは、いま振り返ってみてもあそこでピンを立てたからこその大きなウネリだったと改めて実感しています。
全てが繋がっています。
ぜひこの後の展開と2023年のサイクルも楽しんで参りましょう!!
つづく
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