「新しい一歩」を踏み出す契機となるー寺島ヒロさんからの応援コメント
vol. 10 2025-04-30 0
「第3回刑務所アート展」クラウドファンディングへ、漫画家の寺島ヒロさんから応援コメントをいただきました。
寺島ヒロ 漫画家
<プロフィール>
大分県出身。デザイナー業の傍ら、竹書房にて「糖尿病日記」でデビュー。主に青年誌で作品を発表していたが、2人の子どもと自身にも自閉症があることが判明し、医療、福祉、教育方面へ活動の場を広げる。創造県おおいた推進事業 アートマネジメント講座基礎編/実践編 修了。
著書に「でこぼこ兄妹日記」「ぼくは不眠症」(※コミカライズ担当)など。週刊漫画タイムズ「浪人生の彼女とスーパーで」連載中。
<応援コメント>
第2回刑務所アート展に審査員として参加させていただき、初めて刑務所内で創作に取り組む受刑者の方々の作品に触れる機会を得ました。制約の多い環境の中で生まれた作品には、ときに拙い部分もありながらも、強く心を揺さぶられる力がありました。限られた状況の中で紡がれた表現には、言葉を超えて伝わるものがあります。
絵や漫画を描く受刑者の方もいらっしゃいますが、それは刑務所内での更生作業の一環であり、作品が他人の目に触れる機会はほとんどありません。「刑務所アート展」は、そんな中で得られる貴重な発表の場なのです。作品を通じて誰かに思いを伝えられるという希望は、自分を見つめ直し、新たな道を切り開くきっかけにもなります。今回のプロジェクトも、多くの人にとって「新しい一歩」を踏み出す契機となるはずです。
この素晴らしい取り組みが、より多くの人の目に触れ、支えとなることを願っています。
寺島さん、応援コメントありがとうございます。
5月26日まで、第3回「刑務所アート展」展示会の開催資金を集めるため、目標250万円のクラウドファンディングを実施しています。ぜひ、プロジェクトページをご覧になって、ご支援いただければ幸いです。