芸術は、受刑者の人間としての尊厳を守る―相馬千秋さんからの応援コメント
vol. 9 2025-04-29 0
「第3回刑務所アート展」クラウドファンディングへ、アートプロデューサーの相馬千秋さんから応援コメントをいただきました。
相馬千秋 アートプロデューサー
<プロフィール>
領域横断的な同時代芸術のキュレーション、プロデュースを専門としている。NPO法人芸術公社代表理事。東京藝術大学大学院美術研究科准教授(グローバルアートプラクティス専攻)。
プログラム・ディレクター、キュレーター等を務めた芸術祭として、フェスティバル/トーキョー(2009-2013)、あいちトリエンナーレ2019、国際芸術祭あいち2022、シアターコモンズ(実行委員長兼任、2017-現在)、テアター・デア・ヴェルト2023等がある。
<応援コメント>
「刑務所アート展」への応援コメントの依頼を受けた時、サミュエル・ベケットの「ゴドーを待ちながら」という不条理演劇が受刑者たちによって演じられ、世界的に話題になったことを思い出しました。
受刑者の罪を法的に裁くのが司法や国家だとしたら、芸術は、そのどれからも自由な形で、受刑者の人間としての尊厳を守るものなのかもしれません。そのようなことを確かめに、ぜひ「刑務所アート展」を訪れてみたいと思います。
===
相馬さん、応援コメントありがとうございました。ご来場をお待ちしています。
5月26日まで、「第3回刑務所アート展」の開催資金を集めるため、目標250万円のクラウドファンディングを実施しています。ぜひ、プロジェクトページをご覧になって、ご支援いただければ幸いです。
- 前の記事へ
- 次の記事へ