★達成御礼★ コラム13「リュクス」なコートダジュール
vol. 14 2017-05-30 0
昨日お昼過ぎ、目標金額の600,000円に到達しました。
「南フランスのバカンス~Vacances dans le sud de la France」CD制作決定です!
コレクター数も300を超えています。
ありがとうございます。
プロジェクトは明日5/31 23:59まで。
応援が伸びれば、新しく何かができるかもしれません。
バカンスの目的地は更に先へ。普段行けない「秘境」まで、ご一緒しませんか?
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コラム13 「リュクス」なコートダジュール
前回のコラムで、リュクス(フランス語でデラックス・・というような意味です)な街にして独立国、モナコを取り上げましたが、フランスの地中海リゾート、コート・ダジュールの特別な点は、まさに「リュクス」にあります。
地中海を望むリゾート、というだけなら、スペインのコスタ・デル・ソルも、イタリアの多くの海岸線も同じようなものなのですが、イタリア国境からフランスに入り、マントン~モナコ~エズ~サン・ジャン・キャップ・フェラ~ヴィルフランシュ・シュル・メール~ニース~アンティーブ~カンヌぐらいまでの一帯は、特別な雰囲気が漂います。それを象徴するのがモナコであったり、ニースにもあるカジノ・・だったりするのですが、観光客として、それらの舞台もドキドキしながら少しのぞいてみた結果、なぜ、これらのカジノが千客万来なのか、というと、「合法的にお金をすってしまいたいお客さんがたくさんいるのだ・・」という事実に突き当たります。
有史以来、ヨーロッパの中でも存在感がある国、フランスというバックボーンと、地中海という交易の海と、リゾートに適した土地、というものが組み合わさって、一種独特なリュクスな雰囲気がここに醸し出されているのです。もちろん、ニースの旧市街や、なんてことのない海岸線や、おいしい地元のプロヴァンス料理、ニース料理も存在し、それらも大変魅力的です。
【ホテルのプライベートガーデンの中の道 地中海の絶景を独占
しかし、一方で「ここだけにしか存在しない」豪華なアトモスフェール(雰囲気)があることも、また事実なのです。カジノに、高級ホテル、プライベートビーチにヘリコプターでの移動、豪華クルーザーに、要人達の移動、プライベートバンク・・・それらはほとんど一般のわれわれの目には触れませんが、そういう世界があるために、カンヌ映画祭がここで開かれたり、パリにも負けないブランドショップや星付きレストランがあったり、香水の街が存在したりするのです。
人間の心とは贅沢なもので、山と海、簡素と贅沢、自然と人工的な街、のどかさと都会の喧騒、コントロールされていない猥雑さと管理された静けさ、そういった二律背反のものを求めがちです。そして、コートダジュールのバカンスは、望めば・・・もちろん、その費用も天井知らずですが・・・そのすべてが手に入るようになっているのです。
そういった意味で、フランスのこの地域ほど、心からバカンスを味わえる舞台装置がそろっているということころは世界広しといえども、少ないと思います。歴史とたくさんの人々にはぐくまれた、巨大なリゾート空間、と言えましょう。
お金には限りがあっても、想像力に限界はありません。「南フランスのバカンス」を聴いていただければ、この地域のすばらしさの一端を体験していただくことができます。私は、どんな贅沢三昧も、ラヴェルの曲の高貴さ、ドビュッシーの曲の繊細さを聴くに勝る快感を与えてはくれない、と信じています。
◆このコラムを書いた後、目標額に到達し、コンピレーションアルバム、発売が決定しました!!皆様、お申し込みくださり、ありがとうございます!!◆
【絶景のプライベートプールのはるか下に地中海を望む】