コラム12 国であって国でない?!不思議の国モナコ
vol. 13 2017-05-29 0
追加公開された収録曲をおしらせしましょう。
♪ バカンスは物憂げな午後からはじまる
ドビュッシー 牧神の午後への前奏曲
♪ さあ、リゾートへ出発です
アルカン 鉄道
♪ イギリスの旅する音楽家によるフランスのバケーション
ディーリアス 小管弦楽のための2つの小品 - II. 川辺の夏の夜
♪ 列車の窓からオーヴェルニュ地方の風景を眺め
カントループ オーヴェルニュの歌第2集〜ラントゥエ
♪ ついにプロバンスへ到着
ミョー プロバンス組曲〜I,アニメ VIII. ヴィフ
♪ 喜びの島へ思いを馳せて
プーランク シテール島への船出
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♪ 選曲者ピアニスト本田聖嗣の演奏も収録されます
ドビュッシー 前奏曲集第2巻より〜ヒースの茂る大地 ほか
達成率98%、残り3日、ゴール到達にお力添えを!
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コラム12 国であって国でない?!不思議の国モナコ
フランスのコート・ダジュール地方のイタリア国境に近いところ、そこに小さな国があります。立派な独立国なのですが、フランスからは「ほぼそのまま」入ってゆけるので、あまり意識しなくても簡単に入国できてしまいます。パスポートコントロールはもとからありませんし、通貨もフランスのものがそのまま使えます。旧フラン時代はフラン、ユーロになっても・・・実はこの国独自の「ユーロ硬貨」などはちゃんと存在するのですが・・・ユーロがそのまま使えます。
その国こそ、モナコ公国。新市街と旧市街を分けて、モナコ・モンテカルロと呼ぶこともありますが、一般的に「モナコ」と呼ばれます。バチカンに次いで世界2番目に小さい国、国連加盟国の中では世界最小の国ですが、存在感は抜群です。世界三大レースのF1モナコ・グランプリが行われたばかり・・・16シーズンぶりにフェラーリのベッテルが優勝しましたが・・ですが、「世界のセレブ」が一足早いバカンスシーズンを5月末から満喫する、という習慣がグランプリとともに存在するため、庶民には天上界のことのようですが、「南フランスのバカンスリーダー」としての地位を確立しています。税金の優遇のため、世界中のセレブがここに居住するのですが、それに付随するように、有名なカジノを構えた豪華ホテルや、パリにも劣らないレストラン、そして、豪華ヨットが並ぶハーバー、街中にはこう見たこともないような高級車があふれ、「街の上下移動のための」エレベーターが何基も存在する・・という丸ごとバカンスの見本市のような街です。これだけお金持ちが多ければ、治安が不安になりますが、それも欧州の中ではトップレベル・・なぜなら、「事件が起きるとフランスとの国境をすぐに閉じるから」なんだそうです。確かに、国境は存在し、それを閉じるとあっという間に悪人は「袋のネズミ」というわけです。
セレブがあふれるモナコの街は、何事もお金次第・・的なところはありますが、そのスケールはけた違い、贅沢をしようと思ったら、他国では味わえないような、ものすごい贅沢ができるそうです。あくまで伝聞ですが。
我々は、コンピレーションアルバムを聴いて、せめて、贅沢な気分になるとしましょう?!
(モナコの贅沢は想像を超えているので、写真はありません・・・)
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という訳ですので、パブリックドメインから探した写真をちいさく貼ります
モナコのマリーナと街並み