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OTTAVA低価格コンピレーションCDシリーズ第5弾「濃厚、濃密!ロシア音楽の世界」をクラウドファンディングで実現!

低価格コンピレーションCDを作りたい!
第5弾「濃厚、濃密!ロシア音楽の世界」

インターネットラジオステーションOTTAVAがクラウドファンディングを活用して制作する、低価格コンピレーションCDシリーズ、第5弾は「濃厚、濃密!ロシア音楽の世界」。今回も制作実現を目指します!

FUNDED

このプロジェクトは、目標金額600,000円を達成し、2017年12月28日23:59に終了しました。

コレクター
409
現在までに集まった金額
861,600
残り日数
0

FUNDED

このプロジェクトは、目標金額600,000円を達成し、2017年12月28日23:59に終了しました。

プロジェクトをブログやサイトで紹介

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PRESENTER
OTTAVA

クラシックを中心とした多彩な音楽が楽しめる、インターネットラジオステーションOTTAVA(オッターヴァ)。パソコンやスマートフォン、タブレットで 24時間いつでもどこでも視聴可能。「空気をきれいにする音楽」で1オクターヴ上のライフスタイルを。

  • 東京都
  • 起案数 9
  • 応援数 0
  • Twitter (未設定)
  • http://ottava.jp/
  • フォロワー 109 人

コラム-1「“ロシア音楽”の誕生」

vol. 1 2017-11-28 0

スタートから6日経過。
90名以上の方のご支援により目標額の30%を超えました。
留まることなく、ゴール目指し進んで参ります!

こちらのアップデート記事ではコンピレーションCDの選曲者、飯田有抄が「ロシア音楽」の魅力を作曲家に焦点を当て、アツく、可愛く、そして知識をたくさん盛り込んでお伝えしていきます。

第1回はその「誕生」に目を向けました。
はじまり~はじまり~~
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「“ロシア音楽”の誕生」

「ロシア音楽」ということばを何気なく使っておりますが、よくよく考えてみれば広大なロシアの地にはさまざまな文化があるはずですし、クラシック音楽の作曲家にもそれぞれの創作姿勢や個性が豊かにあります。ですから、ひとくくりに「濃厚!」「分厚い!」などと一定のイメージを語ってしまうと、見落としてしまう魅力もあるかもしれません(私はさんざん言っていますが・汗)。そこでここでは少しずつ、個々の作曲家について焦点を当ててみたいと思います。

クラシック音楽の長い歴史を振り返ると、中世ルネサンス期の聖歌にその端を発し、17世紀にはイタリアでオペラが発展、18世紀にはフランスのヴェルサイユで宮廷音楽が生まれ、ドイツの教会ではJ.S.バッハの音楽が鳴り響いています。ところが、“ロシア音楽”と呼ぶに相応しいクラシック音楽作品が登場し始めるのは意外に遅いのです。なんと19世紀も半ばになってからのこと。フランスのパリではショパンやリストが華々しいピアノ文化を咲かせ始めていた時代です。

もちろん、それまでロシアに音楽文化がなかったわけではありません。ロシア正教の聖歌が力強く歌われていましたし、その土地土地に伝わる民謡もあります。しかし、支配的であったロシア正教に楽器を用いる風習がありませんでした。ですから、大衆的・民族的な音楽を除いては、ロシアにおける器楽音楽の文化、芸術音楽の発展は遅れをとったのです。

グリンカの家

そのような中で、「近代ロシア音楽の父」とよばれるミハイル・グリンカ(1804〜1857)が初めてロシア語によるオペラ「皇帝にささげた命」を作って大成功を収めました。
裕福な地主の家庭に生まれ、農奴たちの楽団による演奏を聴いて育った彼は、役所勤めを経て、ベルリンで音楽の専門教育を受けたのです。彼によって西洋のクラシック音楽の伝統がロシアに持ち込まれたのでした。オペラ「ルスランとリュドミラ」の序曲は、今日もよく演奏されています。

グリンカの家内部

さらに、グリンカの創出したロシア音楽の土台を発展させ、自分たちの国の音楽をもり立てて行こう!と立ち上がったのが、“力強い一団”と呼ばれる作曲家グループです。
彼らは「ロシア5人組」とも言われます。メンバーは、ミリー・バラキレフ(1837〜1910、ピアノ曲《イスラメイ》が有名)、ツェザール・キュイ(1835〜1918、オペラ《カフカースの捕虜》など)、アレクサンドル・ボロディン(1833〜1887、〈ポロヴェツ(だったん)人の踊り〉を含むオペラ《イーゴリ公》など)、ニコライ・リムスキー=コルサコフ(1844〜1908、交響組曲《シェエラザード》が有名)、モデスト・ムソルグスキー(1839〜1881、組曲《展覧会の絵》など)。彼らは単にイタリアやドイツの音楽文化に追いつけ、追い越せととするのではなく、自分たちの民族意識に根付いた、野心的な音楽を創作しました。ロシアの大地や、東洋的な風土を思わせる、まさに“力強い”作風の作品が生み出されたのです。

リターンのひとつ「作曲家イラスト集」。
ステキなイラスト(↑)に作曲家に関しての解説を添えます。
入手のチャンスは今回限りです。ぜひお手もとに!

60万円到達でCD制作決定、ご支援をお願いいたします♪

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  • 1200

    オネーギン  Онегин

    • 「濃厚、濃密!ロシア音楽の世界」CD 1枚
    • サンクスレター
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    • 2018年03月 にお届け予定です。
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  • 2200

    ペトルーシュカ Петрушка

    • 「濃厚、濃密!ロシア音楽の世界」CD 1枚
    • サンクスレター
    • ライナーノーツ(web上に公開)にお名前を掲載
    • 書下ろし ロシア作曲家イラスト集 解説つき
    • 2018年03月 にお届け予定です。
    • 244人が応援しています。