戦後NYで活躍したアーティスト川端実。
作品集刊行&記念展示会プロジェクト

こんにちは！

着々と作品集の制作が進んでいます。

昨日から二日間にわたり、作品集をつくるうえで重要な作業のうちの一つである色校正を行いました！

今回はその様子をお届けします。

色校正とは、印刷で作品の色味をなるべく忠実に再現するための確認作業です。作品集で実際に使用する紙に印刷された作品の色味を、実際のものと見比べて微調整してゆきます。

撮影と同様、大きな作品を何度も動かす体力勝負の色校正でした！(笑)

印刷所の方々とデザイナーの小池さんで話し合いながら、細かな色味の調整を行ってゆきます。

書いてある内容は素人の私には理解するのは難しいですが…こうしてひとつひとつに調整する内容が書き込まれてゆきます。

印刷所の方曰く、こうした書き込みと自分の眼で作品を見たときの記憶だけが頼りなんだとか。

いくら忠実に再現したいからといっても、作品を持ち帰ることはそう簡単にはできないですからね、、、校正量も多いので、本当に職人業です。

「本当は全部の作品を会社に持ち帰って印刷の色と見比べたいくらいです。」とおっしゃっていました！　そうですよね、、(笑)　本当にありがとうございます！

小池さん、この作品の鮮やかな青の色味をどう再現するかでとても悩まれておりました。

この作品集への高い熱量を感じます！！！

この作品集に関わってくださっている皆さんの仕事に対する向き合いかたなど、本当に学ぶことが多いです。

ちなみに私はこの作品の好きなところをズームアップして撮影しておりました。

複雑！！かっこいいです！！！

それではこの辺で。また次回の投稿をお楽しみに！

プロジェクト担当：藤田