【残り5日】パフォーマンス《森に話しかけるための音楽》《森に/と/を営む》の紹介
vol. 21 2026-08-08 0
こんばんは、足立美緒です。いよいよクラウドファンディング残り5日、最後の週末となりました。
あっという間のようで2ヶ月前はずいぶん前ですね。この2ヶ月の間に多くの方とこのプロジェクトを通して繋がり、応援いただけていて、それがもっとも貴重な財産だと感じています。そして『音場(OTOBA)~都心から一番近い森の記憶』リリースプロジェクトはこれからがスタートですので、どうぞクラウドファンディング後も引き続きよろしくお願いいたします。
パフォーマンス《森に話しかけるための音楽》《森に/と/を営む》
本日は最後の作品紹介記事になります!2023年にスターツおおたかの森ホールのホワイエで展示を行ったインスタレーション《そして木となり、鳥となり、川となり、街となる》では、2日間の展示期間、各日2回、演奏家をゲストにパフォーマンスを行いました。
1日目はピアニスト大町和海さんによる《森に話しかけるための音楽》、2日目は雅楽師清田裕美子さんによる《森に/と/を営む》。いずれも流山の森や街の音が刻一刻と変わる音風景として存在する展示空間、そしてスターツおおたかの森ホールのホワイエという空間に対して、ここの場所・この空間ならではのコンセプトを考えた企画です。そしてそのコンセプトを元に構成・演出し、それぞれの演奏者には即興をベースに演奏していただきました。
▼記録映像(パフォーマンスは2:04〜)
HPLバイノーラルを使用していますので、ヘッドホンでご視聴ください!また音源はリリースに向けてアップデートを行なっています。どうぞお楽しみに!
《森に話しかけるための音楽》
スターツおおたかの森ホールは市民の方に寄贈されたピアノによる街ピアノ(ストリートピアノ)が人気のホールです。このピアノは流山おおたかの森駅直結の立地で、多くの方に開かれたピアノですが、一方でストリートピアノのあり方は、演奏動画のSNSでの盛り上がりやだったり公共空間で演奏を公開するものであると考えると、必ずしも「誰でも」に開かれたものではない側面もあります。
このパフォーマンスは、完成された音楽で空間を占めるのではなく、不完全な断片で、音空間を森と見立てた時に、その森と相互に会話するようなストリートピアノのあり方を試みるパフォーマンスとして構想しました。
野鳥や昆虫の鳴き声を模したり、自然の現象を想起したりするような短い簡単なフレーズを作曲し、大町さんにはそのフレーズを用いた即興をお願いしました。そしてパフォーマンス後は数十分楽譜を公開し、来場者の方にピアノも触れられるような時間を設けました。
※スターツおおたかの森ホールの街ピアノについての最新情報は、ホールからの公式情報をご確認ください。なお本プロジェクトについて、ホールへのお問い合わせはご遠慮いただくようお願いいたします。
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大町和海(おおまちかずみ) 3歳より桐朋学園大学附属子どものための音楽教室にて学ぶ。東京大学文学部を経て東京芸術大学大学院音楽研究科音楽文化学専攻ソルフェージュ研究分野修士課程を修了・大学院アカンサス音楽賞を受領。現在同博士後期課程に在籍。第33回コルチャーノ国際吹奏楽作曲コンクール・カテゴリーB審査員特別賞を受領。 |
《森に/と/を営む》
元来自然との関係性の深い日本伝統芸能である雅楽と音空間、特に森の関係性を考えたパフォーマンスです。野外で演奏されることも多い雅楽は、自然界の様々音とともに聴かれるということが重要な要素であるとも言われます。
そこで、
①森に営む
②森と営む
③森を営む
といった徐々に森との関係性を変化させるような、「音楽」の主体から徐々に「分解者」としてフレーズを解体していくというようなパフォーマンスを構想しました。そしてスターツおおたかの森ホールのホワイエの立体構造も生かし、ホワイエの2F〜1Fを移動しながら、龍笛・明珍火箸・楽琵琶の演奏パフォーマンスをしていただきました。
各楽器の奏法の推移にもぜひご注目ください。
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清田裕美子(きよたゆみこ) 東京藝術大学邦楽科卒業。宮内庁式部職楽部各氏に師事。 2013年にはベトナム国首相の御前にて龍笛独奏を披露。サントリーホール、明治神宮等、各地で公演を行う。 |
聴きどころ:昼と夜で異なる風景/その空間で聴くこと
リリース音源には2日間の昼と夜の2回公演の合計4トラックのライブ音源を収録します。1日の中での2回の公演では、共通した演奏の要素が感じられますが、演奏内容の違いだけでなく、昼と夜で周りの音(展示音源だけでなく、ホワイエから聴こえる様々な音も含めて!)の違いもお楽しみいただけると思います。その時にその空間に偶然居合わせた音のドキュメントをぜひ、立体音響でその場に居合わせるかのようにお楽しみいただきたいと思います。
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