シャチと、カマイルカと、ザトウクジラが一緒に泳げるこの豊かな海を未来に…(動画)
vol. 7 2016-06-30 0
こんにちは!
オルカラボボランティアのトモコです。
なんと、なんと、支援してくださった皆様、情報を拡散してくださった皆様、応援して見守ってくださった皆様のおかげで…
目標金額達成となりました~!!!!!泣
なんとかこのボランティアを続けようとクラウドファンディングを使うのも3年目。
「1度だけならまだしも、何度もサポートするのはしんどいだろうな」
と思いましたし、
また、サポートしたくても出来ない状況で、
見かけるたびに罪悪感を抱いたりしてる人がいるのも知っていました。
それでも何度も同じ告知をして、心苦しいときもありました。
でも、私たちはなんとかしてこのボランティアを続けなきゃいけないんです。
ずっと自腹で行けるならいいけど、否応なしにお金はかかります。
だから周りのひとに支援をお願いしていたんですけど、よく考えたらここ数年のオルカラボの様子を知っている日本人はわたしと桃ちゃんだけです。
ある日思ったんです。
現地の状況もあんまりわからないのに、なぜこのような調査を続けることが重要なのか共感してもらうのは難しいんじゃないかって。
だから今回映像作品を作ろうと思ったんです。
電気も水道も通っていない島で、薪を割り、海水を汲んで風呂を炊き、
いつ姿を表すかわからない野生動物の調査に24時間体制で挑む。
人間がびっくりするくらい、強い家族の絆を持つ野生のシャチ。
そこには、想像もつかないようなドラマティックな毎日が待っているんです。
オルカラボの映像はパワフルです。
空の色に涙を流すこともあります。
生きているものを見ていると、生きている実感がわいてくるんです。
今の日本に生きる希望すらもたらすかもしれない。
この映像作品を完成させることができれば、再びたくさんの人にオルカラボと野生シャチのことを知ってもらえるうえに、昔見てくれていた人にもまた心を熱くしてもらえるかもしれない。
そしてその気持ちは、それぞれの人の生きる力になるかもしれないんです。
目標金額に達しましたので、今回撮影してくる映像は秋に開催するオルカラボ2016報告会会場(詳細未定)や、ネット通販などで一般のかた向けにも販売する方向で進めていきますが、リターン品のリストにあるオルカラボドキュメンタリーDVD(今回撮影してくるもの)は初回限定版です!
初回限定版は、すでにオルカラボのことをちょこっとは知ってる「マニア向け」に編集しようかと思っています。
もしどうしても初回限定版が欲しい!という方がいらっしゃいましたら本日の23時59分までに手続きしてくだされば 間に合います。確認よろしくお願いいたします。
最後にご紹介する動画は、昨シーズン2015年9月5日にオルカラボから撮影した動画で、
わたしたちが普段見ている海の光景です(動画はいちばん下にあります)。
まず登場するのはカマイルカの群れと、その中央に現れる1頭のザトウクジラ。
しばらくすると場面が変わって、同じ海を泳ぐレジデントのシャチ(魚食)の群れがうつります。
しばらくレジデントの姿をカメラで追って…よく見ると、シャチの群れの奥には先ほどのカマイルカたちとザトウクジラがゆったり泳いでいます。
レジデントのシャチと、カマイルカと、ザトウクジラが一緒に泳げる海。
(カマイルカとザトウクジラはレジデントのシャチのことは全く怖がりません。どうやって肉食のトランジェントのシャチと見分けているのかは、よくわかりませんが…)
この豊かな海の光景を未来へとつなげていきたい。
私たちは今年の夏も精一杯、頑張ってきます。
体の動く限りこのボランティアを続け、皆様と自然との架け橋になれますように。