オウエア 女神ポリアフからインスピレーションを受けたダンス
vol. 13 2025-10-29 0
Lataより
合宿中に出来上がった振り付け。
『オウエア』
オ 大地
ウ 火
エ 水
ア 空
元々、このシーンは
ハワイの聖山に意識を向けるシーンで
「火の女達のダンス」を作ろうとしていました。
音響監修の山浦庸平君から
託された曲は5拍子。
チケットサイトやチケットデザイン
クラファンの仕上げ作業に追われながら
他の仕事はぜんぶ休んで
食事の時間も家事もほっぽり出して
この振り付けに没頭していました。
が、やってもやっても全然できず。
こんなスランプ初めてくらい。
立ち止まって、ふと気がついたのが
踊りを捧げようと思っていた
マウナケアが休火山だということ。
そして、マウナケアの女神は
ポリアフという雪の女神だということ。
どうりで、マウナケアに意識を向けても
火の踊りが降りて来ないわけでした。
急遽、火のシーンという概念を脇に置いて
マウナケアとポリアフに意識を合わせて
踊りを作り始めました。
合宿ギリギリ1週間前。
毎日少しずつフレーズをおろし
ダンサーに動画で送り続け、
ギリギリで振りのお渡しが完了。
当日、うろ覚えの動きをつなぎ合わせて
編集してできたのがこの作品です。
私は元々バレエ出身。
そこからコンタクトやパートナリング、
フロアワーク、柔術的な動きから、
コンテンポラリーダンスとカテゴライズされる領域に
入ってい来ました。
現代アート的な作品を作ることが多かったけれど
インド舞踊を通して
「リズムにより構成される純粋な踊り」
というダンスの本質を知ってから
「ジャンルを超えた純粋な踊り」を
作りたいと思い続けて来ました。
「いつかそんな踊りが作れる舞踊家になりたい」
なんて思っていたら。
ついに夢が叶う時。
合宿中、この踊りの構成が完成した時
私は大声で叫んで泣きました。
みんな驚いて笑ってました。笑
本当に嬉しかった。
本当に本当に。
こういう踊りが作りたかった。
本当に本当に。
子どもがいても
離婚してても
家燃えて、てんやわんやでも
自分の夢に投資し続け成し遂げた。
今この時に、成し遂げた!
これが叶ったのは
庸平の5拍子の曲の提案
Misayo Takasaki の素晴らしい歌
絵里香が集めてくれたダンサー
みんなのおかげでした。
自分の能力を地道に育てることは自分にしかできないけれど
こうやって人に助けてもらって
自分の才能が発展していく。
夢が実現していく。
「人とやることで
一人ではできなかったことができていく。」
憧れていたそんな状況を体験して
本当に本当に感謝が溢れた合宿でした。
この作品もさらに磨いて、
300人の祈りの舞台で上演予定です。
今、私は ほとんどすべての時間を
この作品に捧げています。
今までの舞踊人生、すべて
この作品のためにあったのだと思います。
「素敵だな」「応援したいな」
と思ってくれた方はぜひ
クラウドファウンディングにてご支援をお願いいたします。
買うことで応援しあって
お互いのやりたいことが循環していく
社会を作っていきましょう。
【クラファン終了まであと3日!10/31 23:59まで】
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