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アートパフォーマンス「Memory Space」をクラウドファンディングで実現!
1古社と現代アートの出会い―。1000年以上の歴史を持つ大塩八幡宮拝殿(国指定重要文化財)を舞台に、ドイツ在住のふたりのアーティストが音・光・身体表現によるパフォーマンスを行います。
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武生国際音楽祭は、福井県越前市で1990年より毎年継続開催されている、アーティスト滞在型の音楽フェスティバルです。 音楽監督を作曲家の細川俊夫、コンサートプロデューサーをピアニストの伊藤恵が務め、国内外のトップアーティストやこれからの活躍が期待される若手新鋭アーティストが集結し、1週間の期間中に連日白熱した公演が展開されます。 武生国際音楽祭は、作曲家の研鑽の場である「作曲ワークショップ」、演奏家育成のための「アカデミー」も併設し、未来の音楽文化を育てることに力を注いでいます。 地方の静かな街から、世界の音楽シーンにインパクトを与えるべく、常に新しい挑戦を続ける音楽祭です。
1古社と現代アートの出会い―。1000年以上の歴史を持つ大塩八幡宮拝殿(国指定重要文化財)を舞台に、ドイツ在住のふたりのアーティストが音・光・身体表現によるパフォーマンスを行います。
大塩八幡宮のある、福井県越前市では、毎年夏に「武生国際音楽祭」が開かれ、国内外のアーティストが滞在します。越前市には素晴らしい伝統文化や自然風景が残っており、これまでの音楽祭でも、街の資源とアーティストが融合するような、寺社におけるコンサートなどを実施してきました。
2014年9月に行われる武生国際音楽祭では、ドイツ在住のふたりのアーティスト、ハンス・ペーター・クーンと和田淳子が、大塩八幡宮で音と光とダンスによるパフォーマンスを行います。
ハンス・ペーター・クーンは、ドイツを代表するアーティストの一人で、光と音によるインスタレーションはこれまで数多くの美術館やギャラリー、野外公共空間で展示されてきました。
また、ダンサーの和田淳子は、油画制作から派生してダンスパフォーマンスを始め、1985年以来おもにサウンドアーティスト鈴木昭男やハンス・ペーター・クーンなどと共演して世界各地の美術館や国際フェスティバルでパフォーマンスを発表。現在ベルリンに住み、サッシャ・ワルツカンパニーのソロダンサーとしてnoBody、Matsukaze、Dialogeシリーズなどを演じています。
2013年4月、越前市の大塩八幡宮を訪れたハンス・ペーター・クーンと和田淳子は、この場の持つ力にインスピレーションを受け、ここでのパフォーマンスを強く希望しました。
大塩八幡宮は、1000年以上の歴史を持つ古社で、清閑な森の中にひっそりと鎮座しています。長い歴史を通じその時々の権力者の信仰を集め繁栄した場所であり、北陸地方唯一の大型拝殿は国の重要文化財にも指定されており、簡素ながらも圧巻の存在感をはなちます。
この大塩八幡宮拝殿を舞台に、ふたりが構想したパフォーマンスは、「Memory Space 場の記憶」というものです。
昔ながらの自然に囲まれた古社の静かな環境とは対照的に、音楽はテクノロジーを駆使して創作され、拝殿を取り囲むスピーカーを通して演奏されるという、とても現代的な試みによるものです。ダンサーは動くことによりそれぞれの間のつながりを、そして時間を超越した自在な時空を創ることを目指し、また場所に遺された豊かな記憶を読み、身体に移すことを試みます。
観客は古代建築の中で定義されない音たちがまわりに配置されたスピーカーから流れてくる体験と、ダンサーのミニマルな動きを通して、パフォーマンスは抽象表現にもかかわらず、それぞれの物語がそれぞれの観客の心に浮かび上がってくることを可能にします。
このパフォーマンスは、大塩八幡宮に刻まれた歴史や空気感など、この場に堆積された様々な要素を読み解き、現代的な手法により表現する試みであり、この場と分かちがたく結びついた、サイト・スペシフィックなアート作品となります。
このような現代アートの試みは、新たな芸術表現の可能性を広げるのみならず、地域にとっては文化資源の価値を再発見するきっかけともなります。日本の古い歴史的な場所に対し、外からの視点を持った現代アーティストはどのような価値を見出し、表現するのでしょうか。歴史的価値のある文化遺産に現代アートの文脈から光をあて、その場が有する魅力を地域の内外に発信していく取り組みともいえます。
このプロジェクトは、大塩八幡宮がある大塩地区住民の皆様と、武生国際音楽祭との連携協力のもとに実施します。市民ボランティアでプロジェクトを支えますが、アーティストへの報償費や、スピーカーなどの音響機器、音響専門スタッフ人件費、電源付設等に経費がかかるため、集まった資金はそのような経費に使用させていただきます。
9月5日までにご支援いただいた方は、ご支援の感謝の意としまして、タイムリーな形で、当音楽祭ホームペイジで紹介・報告させていただきます。また、全てのご支援者のお名前を、公式ホームページ上に掲載させていただくとともに、会場にて、お名前をパネル掲示させていただきます。
ご支援いただいた方には、大塩八幡宮パフォーマンスの無料招待券を差し上げます。
さらに、金額に応じて、越前市が誇る伝統工芸品である越前和紙の製品をプレゼントさせていただきます。
越前市と和紙
越前市の旧今立町五箇地区は、高級手漉き和紙の産地として知られています。越前和紙は長い歴史を持ち、日本一の生産量と品質を誇るとともに、多くの芸術家にも評価され作品製作に使用されています。
「だるまちゃんシリーズ」や「からすのパンやさん」などの代表作を持つ、絵本作家かこさとしさんは、福井県越前市のお生まれです。ふるさとに強い思いを寄せるかこさとし氏の作品と、郷土の歴史ある越前和紙のコラボレーションで出来上がった、すてきな一筆箋です。(協力:石川製紙株式会社)
伝統を守りながら、越前和紙の新たな可能性を探り、様々なオリジナル商品やアート作品の製作を手掛ける長田製紙所より、一押しの和紙グッズをお届けします。
雨天の場合も決行する予定ですが、台風接近などの理由で、安全に実施することが不可能な場合には、場所を変更して実施する可能性もあります。その場合にも、特典の発送はさせていただきます。
公共空間で数々のインスタレーションやパフォーマンスを行い、観客を魅了してきたハンス・ペーター・クーンと和田淳子のふたりが、大塩八幡宮という特別な空間でどのようなパフォーマンスを見せてくれるのでしょうか。それは既知のものではあり得ず、非常にクリエイティブで新しい取り組みです。このような新しい、創造的なチャレンジに共感してくださる皆様の応援・ご支援をお待ちしております。
和田淳子 http://www.junkowada.de/
武蔵野美術大学油画科卒業後、油画制作から派生したダンスパフォーマンスを始める。世界各地の美術館やフェスティバルで発表。1998年から1999年にかけSchloß Solitudeを受けたのを機にベルリンに在住。サッシャ・ワルツカンパニーのソロダンサーとしてnoBody、Matsukaze、Dialogeシリーズなどを演じる。
3000 円
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