「過疎」という言葉の生まれた街・島根県益田市に映画館を復活させ、
広い世界への入り口を作りたい！

ご支援くださった皆様、こんにちわ！和田浩章です。

コロナの感染者数がようやく落ち着いてきたかと思えば、新型の変異株が出てきました。帰省された方々に復活した映画館での上映を楽しんでいただくべく、元旦のオープンを考えておりましたが、地元の皆様に安心して鑑賞いただくことを最優先にするべく、元旦のオープンは見合わせる方向で考えております。興行主として、まずは地域の方に長く愛される映画館を目指していくゆえの決断です。どうかご理解いただければ幸いです。

皆様が穏やかに過ごせる日々が帰ってくる事を祈るばかりです。

さて、映画館の進捗状況について、先日クラウドファンディング側から振込がありました。皆様から頂いた大切なお金、丁重に扱わせていただきます。

《11月は何をしていたか》

クラウドファンディングが終わってからの動きについて、赤裸々に書きます。

11月の半分は企業協賛に回り、融資の打ち合わせを数回、その合間に取材の打ち合わせを数回、助成金の関係の書類を整理、保健所の申請の確認・打ち合わせ、ロビーのカウンターの打ち合わせ、お客様を迎え入れるためのオペレーションを想定した機材選定、車いすスペースを作るために座席を自ら着脱、市役所等に車椅子スペースを作るための相談、映画館の足元を照らすフットライトの電球を自分で調べて取り替え、影ナレーションや舞台挨拶をするための音響周りの整備、ロゴ・名刺・チラシのデザインの打ち合わせ・確認、各映画会社との上映交渉、ホームページ制作などに打ち込んでおりました。

普段、何げなく受けていた事業者の方々のサービスは、選択の連続の上に成り立っていること、当たり前ではないことに気がつく日々で、感謝することばかりです。妻はその間、生後3か月の子どもの面倒を見ながらリターンの名簿の作成や確認作業をしてくれていました。休日はきちんと子どもと遊ぶ時間も持っています。ご安心ください。ありがとうございます。

《映画館の進捗状況》

クラウドファンディングが終了してすぐに電話回線の連絡をしたところ、調査は1月末になりますとの返答があり、慌てて色々な会社に連絡してご尽力いただきました。その結果、先日調査に来て頂き、12月中に電話回線が繋がる運びになりました。

また融資の手続きにも時間がかかりましたが、12月の頭に振り込まれる予定です。進捗のご報告が遅くなってしまった事、心よりお詫び申し上げます。12月13日からは空調の改修工事が始まります。それと並行して映画施工会社様も加わって頂き、12月28日までには全ての工事が完了となる予定です。ロビーの壁画の製作作業も始まります。

工事の様子など、また写真とともにご報告したいと思っておりますので、楽しみにお待ちください！

《リターンは出来るだけ早く》

無料招待券のお渡しとポスターの返礼品は12月にお送りする予定となっておりました。少しでも早くお届けできるように努めますので、今しばらくお待ち頂けたら幸いです。引き続きShimane Cinema ONOZAWAを宜しくお願い致します。

和田浩章・更沙