地域の人が語る音戸と「イロリバHOUSE」 その③
vol. 63 2020-08-30 0
またまた呉からbonちゃんが、リポートを届けてくれました。今回はお花屋さんです。目標は達成しても、このシリーズは続くのです!
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「イロリバHOUSE」呉サポーターのbonです。
地域の方から見た音戸ってどんなとこ?と、そこにイロリバHOUSEができることについて、音戸との関わりが深い地域の方にお聞きしました。
イロリバHOUSEと同じ通りで、ギャラリーカフェ「天仁庵」の近くに、この7月にオープンしたドライフラワー専門店「月の森花店」の店主の森脇佳世子さん。
広島市出身で、住んでいるのは音戸から車で30分ほどの呉市の広という街ですが、ご縁あって、旦那さんの実家がある音戸にお店を構えました。
「この風景が新鮮で。ちょっとお洒落な、レトロな街並みで。雰囲気が良いな、って。渡船もあるし、古き良き歴史がある場所に憧れて」
元々、お店は自宅の近くに出そうと場所を探していましたが、いろいろと物件を見る中で、大きな道路に面した騒々しい場所は、自分のイメージには合わないと感じたそうです。
元々、古民具などの歴史ある古いものを集めるのが好きだったこともあり、よく訪れていた今の通りの古民家を探してみることに。
「今は、店舗だけでなくていろんな販売の仕方もできますから。通りにある天仁庵さんや、小さな雑貨屋さんを見て、とても素敵だと思って」
旦那さんの実家からの紹介や近所の方の協力で、今の古民家を借りられることになり、お店を開くことができました。
お店を訪ねると、いつも、少しずつ、でも絶えず、お客さんがいて、とてもあたたかい空気が流れています。
「近所の方が来てくれて嬉しいんですよ。今日も、近所の車椅子のおばあちゃんが、ここの座敷に座られて、時に寝っ転がったりして。(笑) お話して帰って行かれたんです。そういう場所で良いんです」
以前は介護職で、花を使ったワークショップなどもしていたという森脇さん。
「全部、つながりますね。今もお客さんは地域の方が主なので、地域の方が集える、気軽に入れる場所がこうしてたくさんできて、みんなが元気に通りを歩けるような地域になったら良いなあって、思っています」
最後にイロリバHOUSEに一言
「宿ができるのは、すごく良いと思います。今は、音戸に気軽に泊まれる所が足りないと感じているので。一緒に、何かできたら良いな。楽しみにしています!」