土壁塗りは、暑さとの戦いだ!
vol. 55 2020-08-24 0
この土曜日、日曜日の2日間で、無事に土壁塗りが終わった。
この猛烈な暑さは、参加者の体調管理が一番気になったところだ。水のペットボトルを約100本ほど大量に準備して、この2日間で使い切ってしまったほど。
作業中は、汗だくになって、参加者全員で土に魂を込めて壁に塗り込む。
土壁を作るのに、粘度質の赤土と左官砂、そして石灰、最後に短く切った藁を混ぜる。その際に、化学変化をおこし、熱を帯びるのだ。湯気がたつほど。だから、当然、より作業が汗だくになるのだ。
私も、初めて、土壁塗りに挑戦し、最初は、なかなか壁に付かず、床にぼとぼとと落としてしまった。何度もやっているうちに、だんだん慣れてきた。コテの力の入れ方が、少しずず体が覚えていくのだ。わざわざ広島まで、土壁塗りに参加されるように、ハマる理由がわかった気がした。
最終的な仕上げは、先生にやってもらい、雰囲気のある壁に変身した。
残念ながら目標であるすべての壁を新しい土壁にはできなかったが、主要な一角は完成。魅力的な空間になる予感が。