コロナの影響を前向きにとらえようと悪戦苦闘中
vol. 51 2020-08-18 0
新型コロナウイルスは、人と人をつなげる「交流」をやりにくくしている。交流の危機ともいえそうだ。
そうは言っても、Withコロナ時代に対応する仕組みも対応が迫られている。そのためには、費用がかかり、実績のない音戸イロリバHOUSEでは、資金調達に苦労していて、今回、クラウドファンディングに踏み切った。
厳しい状況であっても、交流という軸は、ぶれずに進めていきたい。
ちなみに、東京の西荻窪の我が家では、イベントは2月末のADDressの佐別当さんとのトークセッションを無期延期してから、一切、やれずにいる。一方、民泊は、たまに日本人需要があり、京都からの若手書道家の方に泊まりに来ていただいた。
しかし、少なくても来春まで、民泊は厳しいと考え、当面はシェアハウスでの展開をすることにして、募集を始めた。ちょうど、長期でいたカナダ人の女性とスペイン人の男性が、日本を離れることになったからだ。
さっそく、応募をいただいた。今週から入居した日本人の女の子は、この前まで、ニュージーランドにワーキングホリデーで住んでいたのだが、新型コロナウイルスの影響で、帰国を早めることになったそうだ。
昨日、入居の内見に来られた女の子は、大学生で、本来ならこの夏から交換留学でアメリカに行く予定だったそうだ。試験と面談を経てやっとつかんだチャンスだったのだが、新型コロナウイルスの影響で、中止となり、次回の募集も未定とのこと。せっかくなら気分転換に、一人暮らしからシェアハウスに移りたいとのこと。
コロナは、人々の人生計画を狂わしてしまうようだ。しかし、それを前向きにしようと、頑張っている。私も、コロナの影響がなければクラウドファンディングをしていないだろう。
せめて彼らに対して、外国人との「交流」の機会を提供できるようにしたい。ちょうど西荻窪界隈には、なぜか外国人の知人が多いので、いろいろな集まりをしたいものだ。とにかく、コロナの影響が無ければ、うちのシェアハウスに住まなかった方々に、禍を転じて福と為ったと思ってもらいたい。
実は、音戸も家守の問い合わせがいくつか来ている。さらに音戸もつなげて、交流の輪か広がれば面白い。