重要伝統的建造物群保存地区の「御手洗」へ立ち寄ろう
vol. 26 2020-07-09 0
呉市は、いくつか合併したことで、広い範囲になり、海岸線の長さでは、日本一とのこと。
音戸から1時間以上かかるのだが、同じ呉市に、重要伝統的建造物群保存地区が御手洗という場所にある。御手洗に行くには、とびしま海道という離島が並ぶエリアを橋づたいに渡り、その一番奥にある。瀬戸内海の中を走る道路を運転するのは楽しい。そして、その先に、江戸時代から大正時代に建てられた建築物が並んでいる。
御手洗では、多くの古民家の玄関に、一輪挿しが、掲げられて、何とも言えない風情がある。どこからともなく、三味線の音が聞こえてきた。
ここで宿をされている井上さんに話をうかがうと、御手洗はかつて瀬戸内海交通の要衝で、街として栄え、当時の風流な文化も残っているという。
瀬戸内海の魅力は多様である。