音戸の街を愛した画家の井田さんを偲ぶ
vol. 2 2020-06-06 0
音戸のクリエイターとして、真っ先に浮かぶのが、画家の井田英夫さんだ。彼は、新潟と音戸の2拠点居住をされていた。しかし、残念ながらこの4月に病魔には勝てず、お亡くなりになった。まだ、お若いのに無念だったろう。
彼は、この音戸の景観に惚れて、実家の新潟を行き来するようになったそうだ。その画風から、この街への繊細な眼差しを持っていた。
最初にお会いしたときの印象は、「デカッ」と思った。身長が190㎝もあるそうだ。体格とは違って、穏やかなたたずまいだった。
「ここでは、嫌な想いをしたことはありません。」
と、井田さんは、音戸の街を語ってくれた。
音戸の街の方々は、彼を応援したいと、毎月、囲む会を持っていた。
とてもいい関係を築いているのだった。よそ者を受け入れてくれる土壌が、音戸にはあるのだろう。