仲間たちからのメッセージ 5
vol. 41 2016-04-25 0
今回は、制作部、さらさらです。
第28回早稲田映画まつり、「ナガレテ、」で新人賞を撮った彼女、
その作品ではカメラマンが新藤です。そんな新藤と仲良しな彼女からのメッセージです!
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
初めまして、制作でお手伝いさせていただいてる田原更紗です
さよさんと初めて会ったとき、
「あのTシャツのゾウの鼻から出てるの、何にみえる? あれはもやしだよ」
ってさよさんが言ってました。
今日は、
「吉祥寺にいるゾウはいつも同じステップ踏んでるから見た方がいいよ」
って言ってました。
何が言いたいかというと、わたしはさよさんに見えるものや聞こえるもの、感じるものがとてもすきです。そしてなにより、さよさんはそれを人に伝えるとき、クッっとひとを魅了する、ほんとに素敵な表現をします。それは言葉であり、写真であり、映像であり…
だから、さよさんが「今度女の子とこたつがくっつく映画撮るんだ〜」って言ったとき、わたしは そんなのおもしろいに決まってるじゃん!としか思いませんでした。
そんな作品を今回、さよさんは“愛でつくる”といいました。(監督からのメッセージを見てもらえれば分かると思います)事実、今撮影は愛に溢れていると思います。各部署の各スタッフが愛を込めて仕事をしていますし、何よりさよさんというひとが本当に愛のある人だからです。
メッセージの中で“今までは負の力を原動力に作品づくりをしていた”という部分は、私自身大いに共感するところだったのですが、そこに気づいて、今度は愛で作品を作り上げようとシフトチェンジすることは大きなことだと思います。
そうやってこの『こたつむり』という作品が完成するとき、新藤早代という人はまた表現者として大きな人になっていくんだと思います。
大きな人になって、いつか、遠くに行ってしまうようでたまに寂しいです。
でも、こんなところに留まっている新藤早代じゃないし、新藤早代のつくるあの素敵な世界をもっとたくさんの人に知ってほしいしと切に願っています。
そのために、みなさんの愛を貸してください。『こたつむり』の完成が絶対に愛を返してくれると思います。マザーテレサもびっくり!!