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新藤早代監督最新短編映画『こたつむり』をクラウドファンディングで実現!
第28回早稲田映画まつりグランプリ受賞 新藤早代監督最新作『こたつむり』の撮影がスタートします!
今回はこたつをテーマにファンタジーに挑戦です。今回も学生のみで制作を行いますので、制作費のご支援をお願い致します!
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東洋大学経営学部3年/Cinemax Sidevarg所属/劇団こもれび 舞台裏方/好きなもの:牛乳、お酒 新藤早代監督とは映画サークルの同期。今までの映画作品では主に美術や衣装・メイクで携わる。今度の新藤監督の新作『こたつむり』では衣装・メイクと広報を担当する。 第10回TOHOシネマズ学生映画祭にてCM「これだけは僕の必殺技」グランプリ受賞 監督 村松優翔 撮影 新藤早代 企画・美術 小林夏帆 出演 三村ことみ 宇田萌人 映画「魔法少女ミカーラ」(メイク・小道具を担当) http://tinyurl.com/za428fk
第28回早稲田映画まつりグランプリ受賞 新藤早代監督最新作『こたつむり』の撮影がスタートします!
今回はこたつをテーマにファンタジーに挑戦です。今回も学生のみで制作を行いますので、制作費のご支援をお願い致します!
<目標金額達成の御礼とストレッチゴールについて>
映画「こたつむり」を応援してくださっている皆様と
これから映画「こたつむり」を知って頂く皆様へ
映画「こたつむり」に興味を持って頂き、誠にありがとうございます。
私たちが予想だにしない事態が起きました。
クラウドファンデイング開始当日に目標金額達成。
開始3日目にして150%を超えるご支援を頂くことができました。
ありがとうございます。
スタッフ一同開始当初は本当に応援して頂けるのか、不安ばかりのスタートでしたが、沢山のご支援を頂き、喜びと共に改めて身が引き締まる思いです。
現在撮影は日々進んでおりますが、
監督をはじめとするスタッフ陣のこだわりが重なり当初予定していた日数、時間内での撮影が困難になっています。
何度も話し合いを重ね、時間と資金について考えました。
応援してくださる皆様の期待に応えるためにも、追加撮影を行いたいという結論に至りました。
現在監督をはじめスタッフで資金を出し合いながら撮影をしています。
このままですと追加撮影は行うことができないため、クラウドファンディング終了後に追加撮影を行います。
以上の理由から、無事目標金額は達成致しましたが、これからもクラウドファンディングを続けさせて頂きたいと思います。
以下集まったお金の使い道(改訂版)になりますので、ご覧ください。
これまでにかかった資金 ¥160,633
これからかかる資金 ¥336,710
(追加撮影代:ロケ地費、車両レンタル費(日数が大幅に増えるため増加しました)、ガソリン費、衣装費(長期に渡ったため、リースを購入に変更)、美術費、制作費)
監督の準備資金 ¥-100,000
目標金額 ¥397,343
そこで、目標金額を40万円、
さらには50万円集めることができましたら、上映会を映画館で行いたいと考えております。
これからも撮影風景やキャスト、スタッフ陣からのメッセージもお届けしていきます!
どうぞよろしくお願い致します。
監督・新藤早代とは、感性豊かな一人の女の子です。
彼女は、2014年からこれまで3つの映画を撮ってきました。2015年に制作した2本目の監督作品「おにぎりむすめ」は 第28回早稲田映画まつりでグランプリを受賞しました。同作では、リアリティな世界観の中にファンタジックな要素を取り入れるという作風が評価されました。これも彼女が感情の中で生きている魅力の一つです。
また、新藤は映画だけではなくスチールや撮影監督など カメラマンを担当することも少なくありません。今回は新藤がこれまで撮ってきたスチール写真を掲載しています。
第28回早稲田映画まつりにて新藤監督『おりぎりむすめ』グランプリ獲得
新藤は、自身の内なる感性と独創的な感情を映画にぶつけてきます。同年に制作した3作目「愉快じゃない」はインディペンデント映画祭CINE DRIVE2016で公開され、どんどん観客を作品に惹き込んでゆく世界観や少し普通とは違った女の子の描き方に魅力を感じるとのお声を多くの方からいただきました。
そんな彼女も岐路に立っております。
彼女は自分自身が監督になるのか、カメラマンになるのかという葛藤を胸の内に抱えております。
そんな中、制作を決定したのがこの 短編映画『こたつむり』です。
この『こたつむり』には彼女の、カメラマンとしてではなく、監督としての思いが存分に詰まっています。
さらにこの映画は、これまで制作してきた早稲田大学の枠を飛び出し、 藝大の映画専攻の方々と共に制作します。ゆうばりファンタスティック映画祭や高崎映画祭など、国内外の映画祭へのノミネート、受賞を目指し真剣に取り組んでいます。
新藤早代のこれまでのすべてが込められた渾身の監督作に、皆様のご支援を賜りたいと思っております。よろしくお願い致します。
(助監督:村松優翔)
第28回早稲田映画まつりにて今泉力哉監督より賞状の授与
◉がいよう
ある晩、りつは年上の男と居酒屋に来ていた。ふたりはこたつ席に案内される。お酒が入ってほろっとなった頃、りつの体はこたつとくっついて、終電を逃してしまう。
◉すとぉりぃ
その夜、おのでらりつは年上の男たっちゃんに連れられて居酒屋に入った。たっちゃんとりつはこたつ席に案内される。この席は一ヶ月前から予約しなきゃ入れないんだよとたっちゃんは得意げ。ブーツを脱ぐ時、りつはぐらついて、たっちゃんに肩を貸してもらう。こたつに入るまでコートをハンガーにかけたり、荷物はこっちに置きますよと笑いかけるりつ。お酒を頼んで、メニューをみると「うど」の文字にテンションが上がる。明日冷蔵庫が届くことを嬉しそうに言うりつ。新しい町に来て男の人と会うのも、以前から知り合いだったたっちゃんと二人きりで会うのは初めてのこと。お酒が進むりつ。足を崩す時にたっちゃんの足にぶつかってたっちゃんが「狭いね」と言ってくる。
たっちゃんがトイレに席を立つ。すると、友人のまどかが奥のカウンター席にいるのが見える。たっちゃんが帰ってくるが、りつはまどかを見つけたことを言わないで食べたり飲んだりしていると……。
◉『新・風土記 こたつむり』シリーズ第一編
新藤監督から「こたつと女の子がくっつく話がやりたい!」と無邪気に言われた時、私が小さい時に書いた絵本『こたつむり』を思い出しました。面白いことが出来る予感がしました。そして書いたのが1枚の企画書です。「若い女が居酒屋のこたつ席で年上の男と飲んでいたら、こたつとくっついちゃう」というもの。
新藤監督に届ける手紙として書きました。
実は新藤監督とは以前から知り合いだったという訳ではありません。今回の撮影監督の上野陸生氏を介して出会うことができました。陸生、ありがとう。去年書いた私のシナリオを新藤監督が読んでくれていたんです。「一緒にやりたい」と言ってくれて心底うれしかったです。
私の中で、次にやりたいことがあります。
それは『こたつむり』をこれから書き上げる『新・風土記』の第一編にすること。私の地元である山形のいろんな女を取り上げて語り継がれる民話のように『新・風土記 こたつむり』シリーズとしてまとめたい。まずは短編映画『こたつむり』がおもしろくなればいいなと思っています。
(脚本:加藤法子)
おのでら りつ役:三村 ことみ
撮影:新藤早代
三村 ことみ(ミムラコトミ)
1997年1月13日生まれ 高校1年から広告系の作品に出演
早稲田大学シネマプロダクションにて多くの学生映画に出演
【主な出演作品】
〈CM〉
大東建託『いい部屋ネット』
サークルケーサンクス『Bank Time』
日清オイリオギフト
富士ゼロックス
ロッテ『ガーナチョコレート』
ジャパネットタカタ
アムタス『めちゃコミック』
〈スチール〉
東急電鉄『のるレージサービス』
Amazon student
〈映画〉
・森脇菫子監督「コーヒーの冷めない距離」
・早坂裕介監督「藍より出でてアイより青し」
・倉持治監督「さんさんごご」
撮影:新藤早代
〈三村 ことみよりメッセージ〉
新藤監督は直接お会いする前から作品を見させていただいていました。新藤監督が撮る女の子は、 おかしなところはあるけどなんだか好きになってしまうような子だなあという印象がありました。
今回この作品に声をかけていただき、わたしも映画を見てくださった方に好きになってもらえるような女の子を演じられたら良いなと思っています。
ロケーション、衣装や髪型など細分にいたるまで監督のこだわりが詰まった作品になりそうで今からとても楽しみです。
この不思議で素敵な世界観の作品をできるだけ良いものに出来るよう頑張らせていただきます。
撮影:新藤早代
たっちゃん役:堀山 俊紀
撮影:新藤早代
堀山 俊紀 (ホリヤマトシキ)
1989月11月14日 愛知県出身 ENBUゼミナール13秋演劇コース 卒業
アオイオレンジという劇団に劇団員として所属。
【主な出演作品】
〈舞台〉
・アオイオレンジ全公演 (作・演出:山本周平)
・ENBUゼミナール2013秋コース中間劇場公演「部室。」 (作・演出:三浦直之 [ロロ])
・ENBUゼミナール2013秋コース卒業劇場公演 「東益平7丁目団地防衛隊」
(作・演出:登米祐一 [キリンバズウカ])
・シトロン旗揚げ解散公演 「プリティゴーレム」
(作:成島秀和 [こゆび侍]/セリザワケイコ)
(演出:山本周平)
・バストリオ「ニュークリアウォーター」(作・演出:今野裕一郎)
・ましかく企画 「どうぞみつけて」 (作:鐸木のすり/演出:白石ほなみ)
〈映画〉
●内田伸輝監督 「赤い森」
●天野千尋監督「うるう年の少女」
●鹿野洋平・荒屋虎之介監督「ブラインドジャムセッション」
撮影:新藤早代
〈堀山 俊紀よりメッセージ〉
新藤監督とは『バストリオ』という団体の舞台公演のスチール撮影で来て頂いた時に出会い、写真の作品撮りに参加させて頂き、今回は映画にと、なんとも不思議な縁で今回この作品に参加する事となりました。
監督と初めてお話しした時の印象は、ふんわりと、ただ ドンと芯がしっかりある方だなと。あと声がものすごく魅力的でよく笑う方で、とてもいい時間を過ごさせてもらえたなと覚えています。
お声かけ頂きこの作品に参加させて頂く以上、素敵な作品になるよう微力ながら全力を注がせて頂きます。
撮影:新藤早代
まどか役:河田瞳
撮影:新藤早代
河田 瞳(カワダヒトミ)
1997年3月28日生まれ
好きな映画…海の上のピアニスト、タイタニック
好きな食べ物…たらこ
撮影:新藤早代
〈河田 瞳よりメッセージ〉
大学から映画サークルに入り、一番最初に参加させて頂いた学生映画のスタッフに新藤監督がいらっしゃって、後日写真のモデルに誘って頂きました。
新藤監督の現場は写真では既に何度か経験致しましたが、映像は初めてですし、私以外のキャストは二人ともプロですので、 演技含め色々と緊張しております。
監督の印象としては、個人的に穏やかで苛烈な方だなと、 矛盾した魅力を持っていらっしゃって、一つひとつの感情が素敵に大きい方だなと思っています。
何度か写真の現場に参加させて頂き、一昨年、去年の早稲田映画まつりでの作品を拝見してから、新藤監督の作品、新藤監督自身の大ファンなので、同じ現場にいられることがとても嬉しいです。 大好きな監督の世界観に、少しでも何か添えられたらなと思っています。
撮影:新藤早代
使い道 | 資金源 | ||
制作準備費 | 1万円 | 自己資金 | 10万円 |
美術費 | 3万円 | クラウドファンデイング | 10万円 |
ロケーション費 | 13万円 | 計 | 20万 |
スタッフ費 | 3万円 | ||
計 | 20万円 |
2016/3/20 撮影稿完成
3/25 クラウドファンディング開始
3/25~4/4 撮影
4 月中旬 編集
4 月下旬 MA
〜映画『こたつむり』を体感してください〜
〈こたつ飲み会+身内試写会にご招待〉
「惣邑」を片手に映画「こたつむり」を楽しみませんか。
劇中で使用した脚本:加藤の地元山形の地酒、「惣邑」やお食事を楽しみながら、監督をはじめとしたスタッフと共に映画「こたつむり」を観れます。身内試写会にご招待致します。
〈「惣邑」をプレゼント〉
劇中使用のためご用意した山形県の地酒、「惣邑」をプレゼント致します。
〈『こたつむり』フォトブックプレゼント〉
映画『こたつむり』の撮影風景を収めたフォトブックを作成し、プレゼント致します。お写真だけでなく、監督やキャストからのメッセージも掲載予定です。
〈上映会ご招待〉
本作品の完成披露上映会にご招待致します。
〈映画「こたつむり」DVDプレゼント〉
映画「こたつむり」DVDをプレゼント致します。
〈台本プレゼント(サイン入り)〉
新藤監督のサイン入り台本をプレゼントします。
〈エンドロールにお名前掲載〉
エンドロールにお名前を掲載させて頂きます。
〈エンドロールにお名前(企業名)、ロゴの掲載(企業スポンサー様用)〉
企業名とロゴをエンドロール、ポスターなどに掲載させて頂きます。
(露出範囲、相談可能)
〈支援者限定撮影状況報告〉
ご支援くださった方限定で、撮影風景や状況をリアルタイムでお知らせいたします。
〜監督 新藤早代からの贈り物〜
〈新藤早代撮影写真集(サイン入り)プレゼント〉
新藤早代撮影のファースト写真集(非売品)をプレゼント致します。今回のクラウドファンディングを期に今まで撮ってきた写真を一つの写真集としてお送りします。
撮影:新藤早代
〈新藤早代があなたを撮影します>
新藤早代が宣材写真・個人写真など限定3名でお撮り致します。
撮影時期は2016年5月頃、日程調整致します。
野外・スタジオなど新藤とご相談のもと撮影させて頂きます。
撮影:新藤早代
撮影:新藤早代
〈新藤監督過去作のDVDプレゼント〉
新藤監督の過去作
第27回早稲田映画まつり入選作品
『染朝』
第28回早稲田映画まつりグランプリ受賞作品 『おにぎりむすめ』
第28回早稲田映画まつり入選作品 『愉快じゃない』
以上の非売品DVDをプレゼントします。
新藤は今まで全て自己資金でいくつもの作品を制作してきました。しかし、今回はファンタジーということで世界観を作り上げるために多くのお金がかかります。さらに今回は早稲田大学映画サークルに所属している仲間だけでなく、東京藝術大学のスタッフと共に、グレードアップした作品をお届けしたいと考えています。
今回も今までと変わらず資金源が自己資金のみとなりますので、皆様のお力添えを頂きたく思います。さらに今作はより多くの方に観てもらいたいと考えていますので、目標金額を上回ることができましたら、上映会資金にも当てさせて頂きます。
また、資金が集まらなかった場合に関しても、作品の完成はもちろんのこと、特典のお返しは必ずさせて頂きます。
新藤 早代(シンドウサヨ)
1994 年11月4日生まれ。東京都出身。練馬区在住。
早稲田大学公認サークルCINEMAX SIDEVARG 所属し、積極的に映像制作を行う。
映画だけでなく、PV、スチール撮影など様々な分野での活動を行っている。
《作品歴》
(脚本・撮影)『喪服の下のうずき』2013 年制作
(脚本・撮影)『檸檬と苺』2013 年制作
(監督・撮影)『CINEMAX SIDEVARG2014 PV』2014 年制作
(スチール撮影)『ルージュの転校生』2014 年制作
(監督・撮影)『染朝』2014 年制作 <<第27 回早稲田映画まつり上映作品>>
(撮影)『蒲団』2014 年制作
<<インディペンデント映画祭CINE DRIVE2015 上映作品>>
(監督)『おにぎりむすめ』2015 年制作
<<第28回早稲田映画まつりグランプリ受賞>>
(監督)『愉快じゃない』2015 年制作
<<インディペンデント映画祭CINE DRIVE2016上映作品>>
(撮影) CM テーマ「パスタ」『これだけは僕の必殺技。』2016 年制作
<<第10回TOHOシネマズ学生映画祭 上映予定>>
(監督)『こたつむり』2016 年制作予定
加藤 法子 (カトウ ノリコ)(東京藝術大学大学院 映画専攻 脚本領域)
日本大学芸術学部映画学科脚本コース 卒業。(在学時、脚本家・青木研次に師事)
現在、東京藝術大学大学院 映画専攻 脚本領域にて脚本家・筒井ともみに師事。
〈作品〉
『しじゅうご円』(2015)
監督 新藤 早代
撮影 上野 陸生
脚本 加藤 法子
助監督 村松 優翔 加藤 梨子 加藤 法子 寒川 聖美
広報 小林 夏帆 村松 優翔
撮影助手 佐野 世奈 石川 泰地
録音 仲間 章雄
照明助手 宇田 萌人 高橋 良輔 小波津 龍平
美術 侯 捷 森脇 菫子
衣装・メイク 小林 夏帆
車輌 高橋 良輔 村松優翔
制作 木村 夢乃 矢冨 百夏 田原 更紗 堀越 まい
こんにちは。監督の新藤早代です。
この度は、映画『こたつむり』に興味を持ってくださり、ありがとうございます。
この映画は、わたしにとっての愛の挑戦です。
というのも、
わたしは、どちらかというと負の力(マイナスの力)で、いままで作品を作ってきました。
中学校のときに絵を描いていた理由は、クラスにわたし以上に絵のうまい子がいると嫌だったからだし、高校のときに人の写真を撮りはじめたのは、自分へのコンプレックスから他人を過剰に見たくなってしまったことの正当化からだし…負の力がものをつくりだす原動力です。
『負の力』で生きていくことは辛いです(なにもなくてもかなしいし)。でも、いつもう〜う〜唸っているときにこそ、たくさんの綺麗なものに出会えます。電車の中のひかりとか、あったかいにおいとか、やさしいひととか、すてきなひととか。
たぶん負から始まっているから振れ幅が大きいのだと思います。
過敏すぎるのかもしれません。
負の力でなにかを生み出す力は、とても大きいから疲れたりもします。
わたしはマイナスなりに、世界に愛を持って生きています。
マイナスだからこそ人より愛を考えていたり、愛を期待して生きているように思えます。
わたしは、人間がとっても好きです。
わたしはあまり人と関わるのがうまくないし、自分の思ったことを人に伝えるのもとっても苦手です。だから、小さい頃からものを作る仕事についても、わたしが作ったもので、ものつくりで、ひとと会話しようと心から決めていました。絵を描いたり、写真を撮ったり、1人で、できるだけ内的な、そんな仕事に就こうと考えていました。
そんなわたしが、映画を作ろうとしたとき、映画づくりは人とあまりにも関わらなくてはならない、対面しなければいけないもので、大変戸惑い、苦しみました。
自分の力で人間を操って、たくさんの人間の力を借りて自分の世界を作り出すことは、本当に本当に苦しかったです。でも、生み出された作品には、間違いなくものすごい人間のパワーがありました。
わたしは、映画づくりで初めて人間を人間として見つめて、人間が生み出せるものの素晴らしさや、人間同士が信頼しあって手を取り合った時に生まれるもののものすごさがわかりました。
それは、絵や写真を続けていてもきっといつか気づくことではあったとは思いますが、人間の感情・人間の力が多量に込められた人間が作り出す映画のなかにある世界は、わたしにとって本当に、ものすごいものだったのです。人間というものが1人の人間・作品にもてる愛の大きさは、とてつもないものであることを感じました。
そんなことに気づいていくうちに、もっともっとたくさんの人間とものつくりがしたい、もっと爆発が見たいとおもいました。この衝動は写真を撮るときにも、大きく作用しました。もっともっと人間が撮りたい。
わたしは、写真を撮っているとき、映画を作っているときだけ、わたしを覆っている過剰な防衛レイヤーがなくなって、生身で生きていくことができていると感じています。わたしはものつくりをしていくことでしか生活を紡げないのです。
そんな自分のなかにある人間愛や、わたしという人間を愛してくれるひと、わたしの作り出す世界を信じて愛してくれるひと、わたしが信じて愛しているひとたちと、愛しかかけずに作品をつくったら、本当に素晴らしいものができる、そんな風に思っています。愛はどこまでいけるのでしょうか、わたしの愛し方はあっているのでしょうか。そんな愛の挑戦が、この作品には込められています。
いままでも、これからも人間をもっともっと撮りたいと思っています。
もっともっと、この作品を通してさらに色々なひとと出会えることができればと思っています。
そんな愛を、ぜひ種から見届けてください。
映画『こたつむり』を、よろしくおねがいします。
500 円
3000 円
10000 円
30000 円
30000 円
50000 円