"監督を助ける立場"からみた『こたつむり』とシンドウサヨ①
vol. 11 2016-04-15 0
こんにちは。
本日は助監督3名からのメッセージを掲載したいと思います。誰よりも監督、みんなの側にいて、みんなのことを考えているからこそのメッセージです。
はじめまして。
助監督を務めております加藤梨子と申します。
一旦撮影の区切りを迎えて感じた『こたつむり』を取り巻く人々への思いを、ここでお伝えできたらと思っております。
キャストのみなさん
深夜帯での撮影が多い今作。
キャストのみなさんの毎日の生活を侵食するように撮影を行いました。
だけれどみなさんいつでもニコニコ。
その優しさとタフさに何度も助けられております。
魅力的な笑顔をありがとう。
スタッフのみなさん
これまでみて参りました自主映画の現場の中でダントツ、『こたつむり』のスタッフのみなさんの高い技術と魅力的な環境づくりに驚くことばかりです。
ある種のショックを受けております。
成長の機会をありがとう。
新藤監督
新藤監督は私の母です。
これまで何度か新藤作品の助監督を担当させていただきました。
早代さんは一貫して、生優しさ一切なしに、誠実な心で未熟なわたしを受け止めてくれました。
そして今作でも。
いつもありがとう。
私たちは、この映画を構成するあらゆる方たちものたちすべてに、誠実な態度で制作に臨んでおります。
映画『こたつむり』をどうかよろしくお願いいたします。
助監督 加藤梨子
第28回早稲田映画まつり 「おにぎりむすめ」グランプリ受賞
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助監督 寒川聖美
新藤監督は同じ映画サークルの先輩です。
何事も冷静に、かつ純粋に捉え、感受性の豊かな方だなぁと感じています。
私とは違う視点で違う世界観の持ち主です。今回の作品も、どのような世界が繰り広げられるのか、とてもワクワクしています。
以前に何度か作品に携わらせていただき、今回も声を掛けていただきました。
新藤監督の撮影現場はとにかく楽しいです。そして程良い緊張感があります。キャストとスタッフが一丸となって同じ目標に向かって捧げる熱意には、撮影の度に感動させられます。
これは、監督自身の熱意が現場全体に伝わっている証拠だと思います。このようなチームの一員になれた事はとても誇りです。
皆の真っ直ぐな想いが詰まった作品になれたらと思いながら、全力で取り組んでいます。
写真提供:寒川聖美