制作日誌*キャストの黒住尚生です
vol. 13 2017-07-09 0
皆様初めまして、岡元雄作監督「きみはなにも悪くないよ」で木村昇太役を演じました黒住尚生です。
今回の制作日誌を担当します!
撮影は7/3に無事、誰一人怪我なくオールアップして、自分の役もクランクアップしました!
今回の撮影はキャスト、スタッフ、そしてロケ場所を提供してくれた方々含めて誰一人かけていたら今回の映画は完成していなかった映画です。
だからこそ関わってくれた全ての人に感謝しかありません。
なので、今この記事を読んでくれてる人に早く作品を観てもらいたいし、多くの人にこの映画が届いて、この映画を作ろうと思いを持って脚本を書いた岡元監督の思い、それを演じたキャストの思い、いい映画にしようと尽力したスタッフの思いが伝わって欲しいと思います。
最後に今回の「きみはなにも悪くないよ」という作品の個人的な思いを書きます。
今の日本でニュースにもなっていますが、女性が男性からレイプ被害を受けてからの警察の対応であったり、被害者がメディアに顔を出して会見をして世間の反応が問題になったり、女性の性被害に対しての世間の認識が見直されて変わりつつある時代です。
そういった時代の中で変わらぬ親と子の関係性、子供が親から100%と言っていいほど影響を受けているという変わらぬ事実が、観てくれた人達に色んな視点で考える機会になると思って、今回の作品に関わっています。
映画は娯楽ですが、映画の娯楽性だけでなく、今を生きてる人達に届いて、色んな問題を抱えた人達が生きているんだとニュースでは捉えきれない物を映画にして伝えるというのも映画の役割だと思ってます。
だからこそ、『きみはなにも悪くないよ』はフィクションだけれど、そこに描かれてる人物は嘘じゃない、本当に生きてる人をやらないと意味がないと思いました。
この思いは伝わっても伝わらなくてもいいので、是非とも、映画館で作品を見て何かを感じて貰えると幸いです。
長い間読んでいただきありがとうございました!!!