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オフグリッドな生活を学ぶための取材をクラウドファンディングで実現!
原発事故のあと、電力会社の対応に不満を抱いている人も多いようです。電気事業は独占されているので、しかたなく電力会社の電気を使うしかない……。そう思っていたら、ソーラーパネルなどを設置して、電力会社の電気に頼らずに暮らし始める人たちがいることに気づきました。それってどうやるの? そう思った僕は、先駆者に学ぶ旅を始めました。
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住所不定、多職のアクティブホームレス。フォトグラファー&ライター。同じ物を広範囲に食べ歩き、その違いから地域の文化を考察する比較食文化研究家。『とことんおでん紀行』をはじめ、おでんに関する著書多数。楽健法の足踏みマッサージや大工仕事もこなし、オフグリッド移動オフィスで旅するように仕事をしている。
原発事故のあと、電力会社の対応に不満を抱いている人も多いようです。電気事業は独占されているので、しかたなく電力会社の電気を使うしかない……。そう思っていたら、ソーラーパネルなどを設置して、電力会社の電気に頼らずに暮らし始める人たちがいることに気づきました。それってどうやるの? そう思った僕は、先駆者に学ぶ旅を始めました。
東京電力・福島原発の事故以来、電力会社からの送電を使わずに、ソーラー発電などの独立電源で暮らし始める人たちが増えています。グリッド(送電網)から離れる選択をするときに、どういうシステムで、どんな暮らしができるのか……。すでに実践している人たちに学ぶための取材を応援してください!
環境活動家・田中優さんは、パーソナルエナジーの独立電源を導入して、一般的な家電生活のまま、電力会社からの送電を切ってしまいました。けれどもパーソナルエナジーの独立電源は最高の性能と耐久性、対応性の高さを持つ代わり、値段も安くはありません。最近販売された最小構成のもの(太陽光6kW、出力18kWh容量のシステム)で送料、工事費、税別途で1,000万円となっています。
福島から岡山に避難してきた建築家の大塚尚幹さん一家は、自給エネルギーチーム(自エネ組)を立ち上げて、家庭の電気自給に特化したDIYキット(134万円)を提案しています。こちらも一般的な家電生活のまま独立できます。この価格は、値上がり続ける電気料金を考慮した場合、20年間の電気料金と同じくらいになるそうです。
http://jiene.net
また、都会のマンションや自宅のベランダでオフグリッドに挑戦している人たちもいます。インダストリアルデザイナーの本水裕次郎さんは、自宅のベランダや屋根にソーラーパネルを設置して、一日のほとんどを過ごす仕事部屋の電気をまかなっています。
このほかにも、自分に必要な家電を厳選して、それに対応する小さなソーラーシステムを組んでみたり、携帯やパソコンや照明だけをオフグリッドにする人たちもいます。オフグリッドでこんな暮らしができると、なるべくたくさんのバリエーションを紹介し、電力会社に頼らず、売電収入もあてにせず、独立独歩で暮らし始めた人たちを訪ねます。
2009年11月から「太陽光発電の余剰電力買取制度(太陽光促進付加金)」が始まり、2012年7月から太陽光発電以外も含めた「再生可能エネルギーの固定価格買取制度(再エネ賦課金)」が始まりました。
「電気事業者が買取りに要した費用は、使用電力に比例した再エネ賦課金によってまかなうこととしており、電気料金の一部として、国民の皆様にご負担をお願いすることとなっております」(経産省資源エネルギー庁のサイトより)
つまり、家庭でソーラー発電をしたり、事業者がバイオマス発電をして売電する料金は、電力会社が支払うのではなく、各家庭の電気料金に上乗せされているのです。その一方で、電力会社はこの制度を運用するにあたって生じた費用をコストに含め、総括原価方式という計算方法によって3%の利益を上乗せして、電気料金を請求しています。
自然エネルギーによる発電が増えることは好ましいことですが、それによって家庭の電気代が上がり、電力会社がさらに儲ける仕組みになっているというのに驚かされます。僕は、自分の家にソーラーパネルを設置して売電したいと思ったときに、この仕組みを知ってがく然としました。たしかに売電収入があるのは魅力的ですが、それは自分を含めた一般家庭から搾取する構造になっているのです。
「固定価格買取制度が始まった2012年7月から2014年1月末までの19か月間で、認定を受けた設備の規模は3322万kWに達しました。発電能力だけを単純に比較すると、大型の原子力発電で33基分に相当します」(田中優さん)
そんなに多くの発電能力があるなら、原発に依存する比率がもっと下がってもいいと思いませんか?
「近所で電気が消費されないと、売電した電気は送電ロスや同期しない無効電流として、消えている可能性があります。だから電気は、発送電分離の話ではなく、オフグリッドか地域で小さく使うコニュニティーグリッドにした方がいいですね」(田中優さん)
これは東京電力の例ですが、販売電力は企業60%、家庭や小さな事業者40%に対し、営業利益を得ているのは企業10%・家庭90%という計算になっています。総括原価方式でコストをかければかけるほど電力会社は儲かるようになっており、しかも一般家庭から集めた電気料金で企業の電気がまかなわれている計算になります。
しかし、こういう仕組みは政府や電力会社の思惑があって、なかなか変わりません。そこで、利益の90%を得ているという各家庭が、送電網から離れるオフグリッド生活を始めたらどうなるでしょうか? 電力会社も少しは考え直してくれるでしょうか?
電力会社に頼らなくていい暮らしをしている人たちは、気持ちがすっきりすると言います。僕自身、車の屋根にソーラーパネルを積んだ「オフグリッド移動オフィス」で車中泊をしながら旅を始めました。自宅やホテルのコンセントから解放されて、ソーラー発電で蓄えた電気でまかなってみると、その気持ちがよくわかります。
「オフグリッドに生きる人」たちの取材は、今春からスタートしましたが、秋から本格的に各地を訪ねたいので、みなさまに支援をお願いすることにしました。今のところ、北海道から沖縄まで、訪ねたい人たちは約50世帯。今回は、10月〜12月にかけて、西日本編の取材への支援をお願いします。なお、残りの北海道・東北編は、来年夏に取材を予定しています。
支援していただく金額は、交通費や食費など取材費のほか、必要経費に充てさせていただきます。車中泊なので基本的に宿泊費はありませんが、ときどき体を休めるために宿に泊まることもあります。なお、取材の成果は最終的に書籍にまとめるつもりですが、今回の支援で訪ねた人たちのレポートは自費出版で冊子にまとめる予定です。
■取材者プロフィール
新井由己(あらいよしみ)
http://www.yu-min.jp
10年以上前から、バイオディーゼル燃料を家庭の台所で作る人、ディーゼル車を改造して廃油を直接使う人、ソーラーパネルとペットボトルで獣害の柵を作る農家、非電化工房の発明家・藤村靖之さんなどを取材してきました。
ソーラー発電歴は古く、1997年の原付カブによる全国取材では、単3ニッカド電池4本を充電できるモンベルのソーラーチャージャーを活用。ISDN公衆電話に乾電池駆動のOASYS Pocket3を接続し、パソコン通信(ニフティーサーブ)で情報発信しました。
今春からは、軽バンを改造した「オフグリッド移動オフィス」で全国行脚中。屋根に50Wのソーラーパネルを2枚つけ、ゴルフカートの再生バッテリー(ディープサイクル、60Ah)をメインに、発電量が余っているときに車の再生バッテリー(28Ah)を1個ずつ(計3個)充電して予備バッテリーとし、10日くらい雨が降っても問題なさそうな蓄電量になっています。
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今回の取材をまとめた冊子
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今回の取材をまとめた冊子
オフグリッド入門書1冊
-『小学6年生からの「わがや電力」入門(仮)』(テンダー著、燦燦舎刊)
▼30000円
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今回の取材をまとめた冊子
オフグリッド入門書1冊
-『小学6年生からの「わがや電力」入門(仮)』(テンダー著、燦燦舎刊)
5Wソーラー発電キット(バッテリー別)
-携帯やスマートフォンの充電に使いたい人向け
※ソーラー発電キットに含まれるもの
・5Wソーラーバネル
・3連シガーソケット
・デジタル電圧計
・USB給電用シガープラグ
・バッテリー接続ケーブル
・取扱説明書
▼50000円
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今回の取材をまとめた冊子
オフグリッド入門書1冊
-『小学6年生からの「わがや電力」入門(仮)』(テンダー著、燦燦舎刊)
15Wソーラー発電キット(バッテリー別)
-パソコンなどをライトに使いたい人向け
※ソーラー発電キットに含まれるもの
・15Wソーラーバネル
・チャージコントローラー
・DC/ACインバーター(ACコンセント×2,USB×1、ファンレス式、120Wまで)
・3連シガーソケット
・デジタル電圧計
・バッテリー接続ケーブル
・取扱説明書
▼100000円
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今回の取材をまとめた冊子
オフグリッド入門書1冊
-『小学6年生からの「わがや電力」入門(仮)』(テンダー著、燦燦舎刊)
50Wソーラー発電キット(電流&電圧測定機能付、バッテリー別)
-パソコンなどをハードに使いたい人向け
※ソーラー発電キットに含まれるもの
・50Wソーラーバネル(上の写真は5Wのパネルです)
・チャージコントローラー
・DC/ACインバーター(ACコンセント×2,USB×1、ファンレス式、120Wまで)
・3連シガーソケット
・デジタル電圧計
・デジタルマルチテスター
・バッテリー接続ケーブル
・取扱説明書
■ソーラー発電キットについて
プラスとマイナスを逆接続する心配がないように、機器の接続は12V用のプラグ&ソケットで行ないます。ヒューズ内蔵タイプのプラグを使用し、安全性を優先しています。また、バッテリーからインバーターまで、どれも最大許容量15Aの製品を使用しています。
付属の取扱説明書には、初心者向けに電圧と電流の話から、直流と交流の違いなどの解説、それに廃バッテリーを調達する際の選び方まで、かなり詳しく記載されています。
■バッテリーの調達方法について
自動車修理工場やガソリンスタンドから、程度のいい廃バッテリー(自動車用40B/28Ah程度)を譲っていただき、それをリユースするのがベストですが、それが難しい場合は、新品でも2600円前後で購入できます。
おすすめなのは、ディープサイクルバッテリーと呼ばれるタイプか、産業用小形制御弁式のバッテリーを再生したものです。高性能の再生バッテリーを入手したい方は、NPO法人「非電化地域の人々に蓄電池をおくる会」に相談してください。
http://www.offgrid-child.com
野宿による取材経験は豊富で、体力にも自信がありますが、車での移動のため、思わぬ事故に遭う可能性もあります。その場合、このプロジェクトを中断しなければいけなくなるかもしれません。これまでも高速道路では時速80km以上は出さないようにしていますし、安全運転を心がけ、無理のないスケジュールで移動したいと思っています。
取材に使用する「オフグリッド移動オフィス」の車内
以下のリンクでは360度動かして見られます。
https://theta360.com/s/G3I
マハトマ・ガンディーは「あなたが望む世界に、あなた自身がなりなさい」と言いました。自然農を実践・指導する川口由一さんには「問題を解決する必要はありません。答えを生きればいいのです」と教えられました。
ひとりからできること、家庭内で完結する規模でいいのです。そこから広がって、いつか地域でエネルギーを自給自足することになり、社会全体で自然エネルギー利用が進むはずです。原発問題や環境問題といった社会問題を解決したり、価値観の違う相手の意識を変えるのは難しいものです。けれども、小さなエネルギーの自給自足は、すぐに始められます。
生活の一部だけでも、グリッド(送電網)から離れて感じられる心地よさは、実際に体験してみないとわからないかもしれません。そこで、山梨県北杜市で「地給知足」を提唱しているわたなべあきひこさんに協力していただき、ソーラー発電キットを含んだ特典を用意させていただきました。バッテリー端子にクランプ(赤がプラス、黒がマイナス)を接続し、シガーソケットを繋ぐだけですぐに使えるようになります。
わたなべあきひこさんのWebサイト
「地給知足がおもしろい」
http://d.hatena.ne.jp/musikusanouen/
何も考えずにエネルギーを消費していた生活を見つめ直し、自分でエネルギーを生産する暮らしにシフトしてみませんか?
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