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100年続く染工房「染の里おちあい」が保管する貴重な型紙のアーカイブ化をクラウドファンディングで実現!
100年続く染工房が保管する型紙は約5000枚。型紙は日本人の美意識が凝縮された貴重な財産。型紙をデジタル化して保管することを第一目標に、それを世に送り出すためのデジタルサイトの作成も目指す二段階のプロジェクトです。
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100年継続する染工房を継承しました。染物業を引き継ぐとは思っておりませんでした。「染の小道」とう染物のタウンイベントを通じて知り合った「二葉苑」に継承者が居ない事、着物呉服業界かぎびしい環境に置かれていることの相談に乗っているうちに「この事業は絶やしてはいけない」と思いに駆られ一般社団法人の代表理事に就任しました。染工房には無形有形の宝物が沢山ありました。この宝物をなんとか世に送り出したい!それが切なる願いです。 日本人が過去から現在に至るまで生み出した美意識の集積を小さな「型紙」に見つけて下さい
100年続く染工房が保管する型紙は約5000枚。型紙は日本人の美意識が凝縮された貴重な財産。型紙をデジタル化して保管することを第一目標に、それを世に送り出すためのデジタルサイトの作成も目指す二段階のプロジェクトです。
現在、染の里おちあいでは約5000枚の型紙を保管しています。和紙を3層に貼り合わせただけの出来ている伊勢型紙を中心に劣化が著しく、これを未来に残すことが厳しい状況です。それをなんとか今回データー化して残し未来に活用していく方法を皆様と一緒に考えていくつもりです。
そのためにはまず、5000枚という膨大な量の型紙のうち、状態や柄から優先順位の高い2000枚をスキャンして、データー化し整理保存するデジタルアーカイブのための作業費用が必要です。特に型紙はサイズが定型ではないために特別のスキャニング機材が必要になります。こちらの目標金額100万円。約2000枚の型紙をスキャンし、データー化とDATEフォルダーに整理する作業にあてます。
ストレッチゴールでさらに150万円(計250万円):データー化した中から200枚程度を公開&販売するサイトの構築を進めたいと思います。これにより、復刻した柄で染めて欲しいなどのご要望にもお応えしていきたいと思っております。今まで掘り起こせなかった数十年前や100年前のデザインを皆様に見て頂く事が可能になります。
この二つを一度に実現させたい気持ちはありますが、まず何より劣化が進む型紙のデジタルアーカイブを最優先としてクラウドファンディングに挑みます。皆様のご支援よろしくお願い致します。
「染の里おちあい」は大正9年創業の「二葉屋」を継承して、人材育成を中心に職人の技術の継承を目的に活動する一般社団法人です。地域に根ざした活動を行いながら、地元に貢献する組織、そして地元に支えられて活動する組織として、現在も手染めに拘った活動をしております。
新宿区落合は染物の産地です。最盛期は300近い染物業が存在しました。現在も50近い染物関連業種が存在します。落合の地名は「神田川」と「妙正寺川」が落ち合う、合流するポイントだったため、ここに根を下ろしたのがそのゆえんです。
染物の工程で、最後の「水元(みずもと)」と呼ばれる水洗いの工程に川は必須でした。特に、糊を使って染まらない部分を作る「防染」の方法で柄をつける「江戸小紋」の染物では、固まった糊を水に付け置きながら染料は流れていくので、二次汚染されずに水洗いが可能でした。川の力を借りながら反物を洗っていたのです。現在は川での作業は禁止され、水槽で水洗いをしています。
昭和12年 当苑の裏にある妙正寺川で洗う姿を、職人が顔を出して見ている
現在の妙正寺川の様子
板に生地を張り付けて、染める準備をしたり、型紙を取り付ける作業をしている様子
更紗の摺りの作業を行っている風景
型紙を複数枚染合わせていく工法は「江戸更紗(えどさらさ)」と呼ばれ、江戸の職人が生み出した独自の工法です。更紗はインドで発祥したといわれていて、江戸更紗もカラフルに染め上げた異国情緒を漂わせる模様が特徴の、多色染です。この工法ではひとつの柄を染めるのに複数枚(多いものでは数十枚~300枚)の型紙を必要とするため、当苑で保管している型紙はおよそ5000枚にものぼり、その保存が重要課題となっています。
▽染めの工程を記録した動画です。音にもこだわって撮影しています。
実際に当苑で反物を更紗の工法で染めている様子。下の江戸小紋の動画と見比べていただくと、その違いがわかりやすいと思います。
こちらは江戸小紋の工法で染めている様子。
新宿落合は染物産地。その産地をPRしようと2月には「染の小道」というイベントを開催しております。川に反物をかけて古くからの川の作業を表現したり、周辺店舗にのれんをかけて軒先を手染めのれんで飾ったりするイベントです。主体的にイベントを立ち上げ町ぐるみで新宿の染物を盛り上げていく活動を行っております。
今年も開催される染の小道2023は2月24日~2月26日に開催されます。当日はリターンにあるハギレ詰め放題もありますので、こちらも楽しんで下さい。来苑のみのリターンになります。
▽イベントの様子
落合には6つの小学校があります。こちらでは、当苑で育てた藍の種を無料で配布してその種を子供たちの園庭で育ててもらい、その葉を利用して染めて、染めた反物をMUJI新宿にて展示する企画を開催しました。今年はバスタ新宿内にある「東京都観光情報センター」での展示が決定しております。※2023年8月頃
2月24日~25日に開催される「染の小道」2023年の当日も、地域の小学生が種を配布する予定です。自分達の手で種を配布したいとの希望で実現します。
染の里おちあいは、地域に根ざし地場産業である染物を未来に伝える伝道師しての役割を担っていると自負しております。そして、この工房に眠るデザインを残して未来につなげる事も私達の役割だと思っています。型紙は当時にデザイナー(図案師/型彫屋/染屋)の叡智が凝縮された宝の山だと考え、所有するうちの約2000枚の型紙をデーターにして保管するプロジェクトを立ち上げました。
当苑は新宿区のミニ博物館としても指定を受けており、日常的に窓越しに染めの様子を見学することができます。また、着物や帯の染めや染め替えはもちろん、型染体験や教室なども行っています。ぜひお越しください。
「染の里おちあい」
〒161-0034 東京都新宿区上落合2-3-6
(都営大江戸線・西武新宿線 中井駅から徒歩4分)
営業日:火曜日~日曜日 11:00~17:00(月曜休館)
https://www.ochiai-san.com
▽工房案内
2023年4月1日 デジタル化スタート:
型紙のスキャンを始めます。こちらの様子や情報発信を随時行って行きます。youtubeのURLはこちらです。https://www.youtube.com/@user-tp4yg8mq9u
4月末日 データー整理の方法を確定
2023年5月末日~6月末日 約2000枚の型紙のデジタル化作業終了
2023年6月末日~8月上旬 デジタルサイトのオープン(ストレッチゴール達成の場合)
皆様からご支援ただいた資金は以下のように活用させていただきます。
型紙のスキャン作業人件費 | 500,000円 |
スキャン機材購入 | 200,000円 |
リターン費用 | 300,000円 |
合計 | 1,000,000円 |
デジタルサイト構築(ストレッチゴール) | 1,500,000円 |
合計 | 2,500,000円 |
※新たにターンを追加しました。詳細は下記の❼をご確認ください。
❶クラウドファンディング特別柄の浴衣生地:50,000円 約13m×38㎝巾の綿紅梅生地(一反分)
浴衣生地は高級な綿紅梅です。※帯はつきません。お仕立ては別途ご自身でご注文下さい。お渡しは反物の郵送になります。当苑に仕立てをご注文の場合は別途仕立て代金と寸法が必要になります。お仕立て代金は15,000円~詳細はお問い合わせください。
①金更紗紺②金更紗黒
金更紗の柄の綿紅梅に染めた浴衣。金更紗は古くからある古更紗をモチーフにした柄で型紙の枚数は13枚と更紗の中では枚数が少ない染め。金縁で彩られた更紗柄だったので金更紗と呼んでます。小さい花をモチーフしてます。更紗では金や赤、茶色などを使用した色合いが多いのですが、こちらは黒を基調にして夏着物としても使用できます。
下記はイメージであり柄が大きめに表現されています。
夏着物としても可能な浴衣
③金更紗緑
④エジプト柄刷り上がり
刷り上がりと言って型紙だけで最後まで染め上げる手法。背景に色は入りません。像や馬とそれに乗る人間が描かれており、更紗らしいエキゾチックなそれでいてヒューマンチックな模様です。
⑤唐草の花更紗
何の花かはわかりません。もしかしたら存在しない花かもしれません。日本人の描く花は実在をモチーフにしていることから季節が限定されることが多いのですが、更紗はインドの柄を参考にして見様見真似で型紙に起こしているので、本来の花の形状からかけ離れている可能性もあります。実在するかしないかもわからない花を美しく見えるように図案師がアレンジしているかもしれない柄。その美しさに圧倒されます。そして季節を限定されないので、通年で装う事が可能な事も更紗の特徴です。※下記の着物アレンジは大きく図案が誇張されますが実際はもう少し細かいです。
❷クラウドファンディング特別柄の綿帯:20,000円 約4m×38㎝巾の綿生地(半巾帯一枚用)
生地は綿帯になります。柄は選択いただけます。4mで半幅帯、返し生地をつけて名古屋帯へ制作可能。もちろん生地を利用して巻きスカートや洋装・雑貨にアレンジも可能です。
上記①金更紗紺②金更紗黒③金更紗緑④エジプト柄刷り上がり⑤唐草の花更紗から選択出来ます。
❸「江戸小紋柄図鑑」「江戸更紗柄図鑑」両セット:10,000円
❹「江戸小紋柄図鑑」又は「江戸更紗柄図鑑」~どちらか一冊:5,000円
カラーをふんだんに使い、時にはその柄を使った小物の写真も掲載されている「二葉苑」発行の柄図鑑です。
❺染の小道2月24日~26日開催を含めた来苑者限定ハギレ詰め放題:2,000円
2023年2月24日〜26日の日程で、染の里おちあい周辺の地域で「染の小道」が開催されます。その期間を含めた期間(2/24〜6/15)に当苑にお越しいただいた方にはハギレを詰め放題でお渡しします。その場でクラウドファンディングへの支援完了を確認させていただいてから、詰め放題の袋をお渡ししますのでお好きなハギレを詰めて下さい。
ハギレ2000円分の袋詰めの写真です。
❻染の里おちあいが所有する柄のデジタルデザイン(染め見本):1,000円
染の里おちあいが所有する柄のデジタルデザイン10点の中から番号でデザインを選択していただき、メールにてPDFデータにてお送りいたします。3柄の選択が可能です。プリントアウトして絵葉書のように使っていただくこともできます。
❼エジプト柄の、絹の江戸更紗着尺着物反物:150,000円
ご要望が多かった、「絹の江戸更紗着尺着物反物」です。皆様の応援の声を反映しまして、追加に至りました。絹100%の反物約40㎝×13m。エジプト柄のみになります。上から薄いベージュをかけた、背景色は「ベージュ」と、「灰色」から選択出来ます。
すでにご支援いただいた方の不利益にはならないようにと考えております。何卒ご理解の上ご支援いただきますと幸いです。
目標金額に満たない場合も、資金を補填して型紙をデジタルアーカイブし、リターンもお届けします。しかし、未達成の場合はスケジュールを見直す可能性があります。もちろん出来る限り残す意思はありますが、アーカイブまでに時間がかかって状態が悪くなり、破棄せざるをえない型紙もでてきます。なんとかしたいと思っております。
これから100年の未来へ日本人の美意識を伝えるプロジェクトへ参加しませんか?
過去の職人たちが美しいものを制作しようとした意気込みが感じられましたでしょうか。もし共感出来たらな是非ご支援いただき、美しい未来を一緒に制作していきませんか
一般社団法人染の里おちあい 代表理事 高市洋子
1000 円
2000 円
残り15枚
5000 円
残り5枚
10000 円
残り15枚
20000 円
残り14枚
50000 円
150000 円