ガネーシュさん(29)の仏像づくり
vol. 1 2024-12-01 0
ガネーシュさんは3歳の時に、ポリオに罹り右足が動かなくなりました。普段は車椅子で生活することが多いのですが、杖を使って立つことはできます。
ネパール西端のカイラリ郡出身。父親は5年前に病気でなくなり、地主の土地を耕して母と兄と一緒に暮らしていました。土地の賃借料として収穫の半分を取られていたので、生活は苦しかったそうです。
足が不自由で貧しい家庭だったため、学校へは一度も行けなかったそうです。障害があるために村では差別され、「他の家に行くと汚れる」「感染する」などと言われ、他の子供達とも遊べずに、外出することもほとんどなく、家で隠れるようにして幼少期を過ごしていたそうです。
7年前に、親戚の紹介でカトマンズのキルティプール障害者施設に入所しました。そこで自活のために、チベットのタンカや仏像などの製作を学びました。仕事にできるまで技術を高め、ガネーシュさんはさらに仏像作りの勉強をし、もうすぐ「仏像製作者認定証」を貰えるレベルにまでなりました。今日も補助輪スクーターに乗り、タラケシュワールからキルティプールの施設へ仕事に出掛けています。
そこで今回は、返礼品のために手作りのブッダ像を仕上げてもらいました。
クラウドファンディングは始まったばかり。
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ネパールの障害者たちへハッピーライフを!
https://motion-gallery.net/projects/npo-lungta