Nomcraftのクラフトビールを和歌山有田川から全国へもっと届けたい！
「NOM FOR ALL」プロジェクト

2019年より約5年間使ってきた醸造所を、いよいよ新たな姿へと改修工事をする時が来ました。

「Nomcraftを大きくしよう」と考えた時、新たな場所でセカンドブルワリーとして立ち上げるか、今ある場所を改修するのか、大きく二つの選択肢が湧き上がりました。

何度もチームで会議を重ねた結果、僕たちは後者を選択し、この場所で続けることを決めました。理由は、ここ有田川町で、ここ田殿保育所でやり続けることにとても大切な意味があるから。そうして、今まで使ってきた既存のスペースを最大限に活用する改修工事計画がスタートしました。

写真：工事前の醸造所（元給食室）

写真：工事前の店頭ショップおよび事務所（元お遊戯室）

今回の改修工事で、最も大変かつ難しいポイントは、既存の醸造設備を含め全てのものを場外に出さなければいけないということ。空っぽにするのです。（←本当にたくさんのモノがありました。）そして、ビール製造を完全にストップしなければならないということ。（←しかも夏の繁忙期に(泣)）

セカンドブルワリーだったら、醸造しつつ事を進めることができるんですが。でも、やると決めましたので、真夏の中、まずは空っぽにする大作戦を全員で大量の汗水を流して頑張りました！

タンクは配管を解体して全て場外に出し、自分たちで建てたプレハブ冷蔵庫は自分たちで完全解体。その他にも大量のモノ！モノ！モノ！（←こんなにあるかと思いました）を全員で運び出しました。結局、工事屋さんに受け渡す前夜までかかってしまいましたが、無事工事前に空っぽにすることができました。

写真：保育所時代の床や壁紙が残っている様子。

写真：自分たちで建てたプレハブ冷蔵庫は、自分たちで解体しました。

写真：場内空っぽへ、ラストスパートです。

空っぽにしたら、みんなでこんなに広かったんだと。元給食室と元お遊戯室（何箇所も床に穴開けたな〜笑）が、今までは以前使用されていた様子も分かるくらいでしたが、これから新たなブルワリーらしい理想の醸造所へ生まれ変わります。楽しみです。

工事の様子は次回報告します。