ウルレアインタビュー 第四弾 mocchin編
vol. 6 2019-07-16 0
こんばんわ。TEAMtheULTRALEAのyuzonです。
毎週やっているこのインタビューも後2人になりました。
やってみると結構面白いですね。ウルレアとは長い付き合いなんですが、こうして1対1で話す機会って、なかなかありません。
今日のインタビューはマネージャーのmocchinです。
バンドのマネージャーがどんなことをしているか知っていますか?
知らない人がほとんどと思いますが、一つ言えるのは成功するバンドにはいいマネージャーがついています。
ホント、それくらいマネージャー、というか、ステージに立つ人間を陰から支える人間って重要なんですよね。
mocchinがウルレアと絡み始めて約3年、今のウルレアのエッセンスには少なからずmocchinの存在が入っています。
このプロジェクトには140万円を超えるお金が集まっていますが、当然ステージに立っているウルレアメンバーだけでなく、mocchinの活躍があってのことです。
今の状態について
yuzon:これを取っている今、7月1日、ちょうどクラファンが始まって半分経過しました。集まり具合としては126万円、46%だから、ちょっと遅れてきた感じかな。
mocchin:そうですね、金額自体はすごくたくさんいただいていて。感謝感謝なんですけど。それでもまだここから頑張らないとなと思います。
このプロジェクトにおける役割
yuzon:ヒラクさんは監督、あと一応リーダー的な立ち位置。セナちゃんはHP作ったり、あと映画では音響担当したり。僕とYusukeさん、あっちゃんはプロモーション、広げることに力を注いでる。もっちんの役割はどういう部分になるかな?
mocchin:役割か、割合的にはサポートが大きいかなと思います。MusicVideoとか、そういうのも撮影に参加していろいろ経験積んでるので、映画にも活かしていけるかなと。
yuzon:なるほど。もっちんが入ってから、ヒラクさん一人でやってた時は(ロケ地に許可を撮らなかったり)あんまり褒められない部分もあったと思うんやけど、もっちんとやるようになってから変わったよね。まあそんな部分でヒラクさんとやっててエピソードあれば。
mocchin:エピソードかあ。
yuzon:なんか無茶ぶりしそうやんか、そういうエピソードとか
mocchin:ウルレアやったかな、MVの撮影に行って、濡れるつもりしてなかったのに急に濡れないといけなくなったんですよ。結構寒い季節に。
yuzon:へえ。それは撮影的に絶対濡れるのに知らされてなかった感じ?
mocchin:どっちでしたかね。たしか下見で濡れてたんですよ。なんか急に濡れることになって。下見のつもりで行ったら濡れて、本番も当然びちゃびちゃ。
yuzon:(笑)じゃあちょっと角度変えて、ヒラクさんが、もう一年くらい付き合いあるのかな?
mocchin:いや、どうなんでしょ。山根とかリク(以前のメンバー)とかの時代から話したりしたことはあって、それでなんかのきっかけで一回MVを手伝ったんですよ。それから引き続き何度も参加して、ウルレアに限らず撮影中心にかかわって、っていう感じですかね。
yuzon:初めて参加したのは神のまにまに?
mocchin:いや、レムっすね。ヒラクさんじゃないけど。
yuzon:え、レムの時にいたんだ。
mocchin:そうなんですよ。レムの時に撮影補助で呼ばれて。それはヒラクさんが監督じゃなくて、渋江さんっていう方だったんですけど。まあサポートで。
yuzon:レムから考えると、3年以上なんや。
mocchin:どうなんでしょ。レム前くらいからライブとか見に行って、紹介受けて、実はおんなじ学校、おんなじ部活、世代的にかぶってはないけど、っていう感じで付き合い始まって。まあ3年前ですね。
yuzon:意外と長いんやな。そんな中で成長したなというか、変わったなって思う部分って何かある?ヒラクさんについて。
mocchin:成長したな…。
yuzon:僕も割と長い付き合いやと思うけど、結構変わったと思うよ。
mocchin:インタビューで載せれる感じのことは浮かばないですね(笑)。人間的に我を通すイメージがあったんですよ。だからなんかすごい、協調性というか、周りの視野が多い人に変わってきたなと感じますね。
yuzon:それはあるね(笑)
mocchin:前は怖くなかったです?
yuzon:僕は確か7年くらい前に出会ってるんよね。ヒラクさんがウルレアの前にやってたバンドと、僕が前やってたバンドのライブが一緒やって。そん時はどうやったかな。もっと怖い人が他にいたからかあんまり(笑)
mocchin:僕が初めて会ったときは怖かったというか、トゲトゲしてた印象があるんですよね。
yuzon:たしかにトゲトゲはなくなったね。良くも悪くも。
mocchin:今のは悪いほうでしょ(笑)
yuzon:いやいや(笑)アラサーで尖られてもなとは思うけど(笑)
外から見たウルレア、秋路ヒラク
yuzon:マネージャーという立場として、ステージの上に立つメンバーとも、下で見てるお客さんとも違う位置からウルレアを見てきたと思うんやけど、その印象は?実はこうやでとか
mocchin:実は…?
yuzon:あっちゃんからはめっちゃ話すバンドやって。
mocchin:そうですね。着眼点のそもそもの多さ、そっからさらに広くなって深くなって、それがすごい、多い。
yuzon:ライブ、ライブレポ上げてるやんか。毎回ライブは見に行ってると思うんやけど。あれ読んでてどうなん? いや、そんなんいってるけどお客さんから見たらこうやでとか。
mocchin:え、どうでしょ。一時ライブの雰囲気がよくない時があって、個人が自分のこと考えすぎたり、全体を見ようとしすぎたり、いろいろ悪循環がある時期はあったんですよ。個人的にはもっとドンとぶつかってきてもらえたら楽しいなってずっと思ってるんですけどね。ウルレアって熱量というか勢いがすごいんですよ。それが一つの武器になるバンドなんですよ。それがなんか、ん~、お客さんが一緒に手を上げてっていうバンドじゃなくても、心をつかむバンドやなって見てて思うんで、その中で、うん、あんまり考えすぎんでいいんじゃいって思うときはありましたね。
yuzon:あー、それは僕も思ってて、ライブごとに考えすぎじゃねって思う(笑)
mocchin:出番前にミーティングして課題出したり、これを意識しようとかいっぱい出したりしてて、それでへこみがちな雰囲気になってたり。それも大事とは思うんですけど、もっと楽しんでってのは思ってましたね。
yuzon:曲だけ聞いてるとわからんけど、どっちかというと熱量のバンドやもんね。
mocchin:ある意味ギャップですよね。
どこまでも追い込むサブチャレンジ
yuzon:ウルレアメンバーはそれぞれサブチャレンジやってるけど、もっちんは今何もしてないか。どう、ああいうのをそばで見てて感じることとか、その期間中、メンバーはタスクが増えて大変やと思うんやけど、自分の役割とか。
mocchin:そもそもサブチャレンジって概念がすごい。クラファンっていうデカいことやってて、さらにサブチャレンジで自分を削る。偉業ですよね。もはや。飯削る人と、ゆうすけさんは住む場所を削ってるけど、見てる感じはもっと心が削れてる(笑)。あっちゃんもそろそろ着る服無くなってきてるって言ってましたし(笑)
yuzon:そうよね、衣食住を削るとか言ってるけど(笑)mocchinはクラファン中の動き、サブチャレンジにはあんまり絡んでないのか。
mocchin:んー直接はそんなにですね。ビラ撒きとか、そっちですね。
yuzon:なるほど。じゃあちょっと話変えて、バンドが映画を作る、このテーマに対して賛否両論あると思うんやけど。ヒラクさんは負の意見を聞いてないって言ってたかな。
mocchin:そうですね。みんながみんな面白いものを作るってすごいけど、それってホントに面白いのかなって。賛否両論ないって賛にも否にも刺さらないと思うんですよね。そう考えると、ヒラクさん、ウルレアはいいほうにも悪いほうにも爪痕遺してる。それはすごいですよね。その発想を見出す人は少ないんじゃないかなって。
最後に一言
yuzon:じゃ、みんなに聞いてるんやけど、最後に一言。今約半分くらいの期間が経過して、130万円弱。一つのバンドが動かすにしては本当に大金。本当に責任が出てきている。今のこの現状と、応援してくれた人、応援しようか悩んでいる人、そんで、ここで初めてこのプロジェクトを知った人に対して。
mocchin:まずは応援してくれた方、リターンの購入はもちろん、リツイートとかそういうのでも、本当にありがとうございます。ロックバンドが映画を作るって、タイトルだけ見たら何言ってんのってなるじゃないですか。バンドが映画作って何がおもろいねん、って思う人もいると思うんですよね。あんまりいうことじゃないかもしれないですけど、そういう人は金出してから叩いてくれって思いますね(笑)。金出して、こっちが創ったもの見て、それから叩けばいい。
yuzon:なるほど。
mocchin:叩ける権利があるのはそういう人と僕は思いますね。あ、言わないほうがいいですかね。
yuzon:いや大丈夫、尖ってる(笑)。
mocchin:僕が尖っても(笑)ウルレアって、思ってるより常に挑戦してるんですよ。それで成長してるバンドで、今さらに上のステップに行こうとしてる。そこまで見ててくれたらストーリーとして面白いのかなって。
yuzon:なるほど。
mocchin:今応援、支援してくれている人、本当にありがたいですし、これから、ん、ちがうな。これからじゃなくて。今興味があるけど手が出ないとか、そういう人は作品を見てください。映画は1500円で見れますし、ヒラクさんのMVとか、SENAちゃんの録った音とか、YouTubeで無料で聞けるので。他にはないバンドだってすぐわかってもらえると思うので。きっと後悔はしないです。
次回は最終回SENA
今日もありがとうございます。
今回はマネージャーmocchinでした。しかし僕のインタビュアーとしての力不足からか、mocchin自身の内側にはあまり触れられず、mocchinから見たtheULTRALEAがメインになってしまいました。
僕としては普段表に出ないmocchinだからこそ、そこを深堀したかったのですが…
ただ、後半に言った「金出して、こっちが創ったもの見て、それから叩けばいい。」という言葉。
彼もやっぱりアーティストなんだなと思いました。自分が表に出て、自分が輝くアーティストじゃなくて、人を輝かせるアーティスト。
そういう人間がそばで支えているチームは本当に強いです。
さて、次回のインタビューはSENAちゃんです。
秋路ヒラク曰く、「最も音楽的人間」であるSENAちゃん。きっと、他の人とは違った視点からこのプロジェクトについて語ってくれます。
余談ですが、昨日は彦根であったあるイベントにヒラクさんと参加してました。
その中身もいつか紹介出来たらと思います。