九拾壱.七福嶋自慢、発送いたしました。
vol. 33 2017-10-14 0
2020年東京オリンピックを“東京島酒”で飾りたい!『新島100%プレミアム焼酎』プロジェクトを応援いただきありがとうございます。
温かいご支援に感謝いたしまして91th記念焼酎【九拾壱.七福嶋自慢】をお届けいたします。
この焼酎に使われている新島産大麦は2013年の秋に播いた大麦を2014年5月に収穫し、2015年1月に仕込みをしたものです。
今回のプロジェクトの数年前にも「原料をすべて新島産で」という計画がありました。当初は新島ふれあい農園と株式会社宮原の勢いで始めてしまった企画でしたので、収穫用のコンバインもなく、たわわに実った麦畑の収穫も脱穀も手作業で、「原始人みたいですね」と、笑ったものでした。
更に知識もない手探り状態で、せっかく収穫して保管していた大麦をコクゾウムシの発生で半分以上食べられてしまうという被害が発生し、半べそをかきながらの作業となりました。
被害から免れた麦を精麦したところ、麹の必要量の半分ほどになってしまい、残念ながらこのときには新島産原料100%とはなりませんでした。結果、麹原料にこの新島産大麦が半分くらい(新島産大麦65kg+国内大麦60kg)含まれています。これに新島産あめりか芋600kgを掛けてあり、島内産原料割合が重量比で91.7%となっていて、今回の焼酎の名前にもなっています。
この焼酎を造った(株)宮原では2017年(平成29)年7月に91周年を迎えるにあたり、この焼酎を蔵出しすべく検討していましたが(その為91th記念焼酎となっています)、今回はこのリターンのみに出荷し、残りは今後何かの形で世に出したいということでした。
ラベルは新島出身の大学生・小久保樹里さんにお願いしました。島のいろいろな風景や産品、行事などをアイコンとして、白い砂浜と青い海をデザインしてくれました。是非グラスを傾けながら新島の風景と重ね合わせてみてください。
このプロジェクトを通じて今春収穫した麦は400kg以上を定温保管してあります。この秋のあめりか芋収穫に合わせて精麦の上、いよいよ100%新島産の原料による仕込がはじまります。
ウェブサイト等で情報を発信していきますので、今後も温かく見守っていただければ幸いです。
ありがとうございました。