ところで、Nibiとは...?
vol. 2 2022-02-03 0
皆さん、こんばんは!Nibiの大村です。
『みずのほし』プロジェクトのことで沢山お伝えしたい事はあるのですが、
今日は、まずもって私 大村知也と高橋のりえの出会いとNibiとは?について大村目線でお話し出来ればなと思います!
僕らが深く関わり出したのは約1年前。僕が仕事で劇版作曲をやっていた映画で監督にエンディングを歌がある曲にしたいと言われ、僕は自分の交友関係を洗い出しました。その時、監督の意向に合致する趣の音楽をやっていたのが高橋のりえでした。
それまでのりえさんとは1度しか会ったことがなかったのですが、彼女の曲が好きでいつか一緒に何かを作れれば…と考えていました。
連絡をすると、興味があり、やりたいとの返信が。その後、監督を交えた打ち合わせをし、彼女は直ぐに作曲に入りました。
一週間後、彼女はボイスメモでのラフな音源を共有しました。
明るい、暗いの二極化された情感では表せない独特な憂いがある雰囲気。
蛹というモチーフから次々と連想される、生についての歌詞。
曲は映画の内容を見事に汲んでいて直ぐに、映画のエンディングとなりました。
その時に出来た曲が高橋のりえによる『蛹』という曲です。
https://www.youtube.com/watch?v=rlF3exq5KG8&ab_channel=%E9%AB%98%E6%A9%8B%E3%81%AE%E3%82%8A%E3%81%88
そんな劇版作曲をしている最中、僕らは様々な話をし、意気投合しました。
劇版という音楽について、コンセプト音楽について、それぞれの持ち味が互いの欠点を補佐し合えるのではないか….などなど。そんな話をしている間に『みずのほし』のアイディアは生まれ、気づくとNibiとして製作に入り出していました。
Nibiという名前はのりえさんの発案。読み方はそのまま"ニビ" 。
ニビを漢字にすると "二尾"になります。元々は一人で活動をしていた大村と高橋のりえが、二人で一つの音楽を作るという意味合いから来ています。そして、そこにはコロナ時代の人と会えない状況への反動も入っていたのかもしれません...。
考えてみると昨年2月より始めた『みずのほし』プロジェクトですが、僕とのりえさんはそれぞれの仕事があり直接、面と向かい曲を作った日にちは約40日。
生活の為の仕事をしながらの週末での作曲。そうして互いを探りながら、Nibiの音楽を模索しながらコツコツと作曲を重ねました。全く違うジャンルをしていた二人の擦り合わせが殆どだったと思います...。
僕がNibiで作曲で好きな時間が”脱線”です。『みずのほし』の曲を作り、束の間の休憩時間で即興ギターと即興の歌でセッションをしていく。
数分前まで作っていた曲から脱線をし即興で思いつく曲がいつもあります。ラフな気持ちな時ほど思わぬ発想が生まれるのは音楽に限らず、様々な状況であると思います。そうして生まれた曲は『みずのほし』の曲になったり、今後のNibiのストック曲になったりしています。
今回のリターンにある未発表曲CDにはそうして即興で録音された音源も収録されます!
そして“今後のストック”と溜めている曲もいつの日にか皆様へお届けできればと思っております。
長々と失礼しました...『みずのほし』プロジェクトも今後のNibiの行く末も、気にして下さるととても幸いです!
Nibi 大村知也