活動のご報告と新作の10日間限定オンライン配信のご案内
vol. 16 2022-03-05 0
我妻です。3年ぶりのアップデートとなります。
新型コロナ感染拡大や世界情勢など変化のめまぐるしい昨今ですが、
いかがお過ごしでしょうか。
この度は過去に映画にご協賛いただいたみなさまにご報告とご案内です。
<ご報告>
昨年11月、地元宮城県の令和3年度宮城県芸術選奨にて
新人賞(メディア芸術部門)を受賞いたしました。
■宮城県芸術選奨及び同新人賞について
https://www.pref.miyagi.jp/soshiki/syoubun/geijutsusensho02.html
長年の南三陸での映画製作や地元での活動を評価していただいてのこの度の受賞ですが、
一重にこれまで活動を応援してくださったみなさまのおかげです。
ご報告が遅れてしまいましたが、改めて、これまで応援をいただきましたことに心より感謝申し上げます。
また、今回の受賞を機に、南三陸で製作した過去作品をオンラインで有料配信することになりました。
こちらは常時配信しておりますので、もしご興味がおありでしたら、
下記ページをご参照いただけましたら幸いです。
■我妻和樹監督作品オンライン配信(有料)
https://peacetreeproducts2.wixsite.com/mysite/online
<ご案内>
宮城県南三陸町を舞台にした長編ドキュメンタリー映画の3作目となる
自身の最新作『千古里(ちこり)の空とマドレーヌ』を、3月4日(金)~13日(日)にかけて
10日間限定でオンライン配信することにいたしました。
■『千古里の空とマドレーヌ』公式サイト・オンライン配信専用ページ
https://chikorinosora.wixsite.com/peacetree/streaming
本作は、東日本大震災の津波で被災した宮城県南三陸町を舞台に描かれる、
夢を追うパティシエ家族と彼を応援するボランティアたちの物語です。
被災後にお菓子作りを再開したパティシエの葛藤を軸に、
被災地における「支援」や「ボランティア」といったもののあり方を問いつつ、
どのような「中」と「外」の人の交わりが町の復興を支えてきたのかを見つめる内容になっています。
本作を、「あのとき、誰かのために動きたいと思ったすべての人に贈るドキュメンタリー」として、
被災地に関わったすべての人、遠くから思いを寄せたすべての人、
支援の現場で活動しているすべての人に観ていただきたいと思っております。
また、いずれは学校教育やボランティア研修、地域の上映会など、
さまざまな機会にみんなで考え、語り合える映画に育てていきたいと考えております。
また、3月9日(水)20:00~は、Zoomによるオンライントークイベント
「震災を機に生まれた出会い~それぞれが歩んだ時間について考える~」も開催いたします。
震災を機に出会った背景の異なるさまざまな立場の人が、支援やボランティアといった枠組みを超えて、
人として互いにどのように関わり続け、震災後の時間をともに歩んできたのか。
参加者のみなさんと考える時間にできればと思っておりますので、
お時間がありましたら、是非ご参加いただけますと幸いです。
(ご参加の場合は上記オンライン配信専用ページ内のグーグルフォームよりお申込みください。)
突然のご報告とご案内で大変恐縮ですが、
困難な時代でも映画を通して大切なものを足元から見つめ直す機会を作り続けて行きたいと考えております。
今後も精進してまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。
季節の変わり目、どうぞお体に気を付けてお過ごしください。
ピーストゥリー・プロダクツ
我妻和樹
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