監督より、新年のご挨拶です。
vol. 27 2015-01-01 0
謹んで、新春のお慶び申し上げます。
映画「ねぼけ」監督を務めました壱岐紀仁です。
ご支援ご声援下さっている皆様へ、昨年中は本当にお世話になりました。
お陰様で、映画はもうすぐ完成を迎えようとしております。
皆様と一緒に映画を一つ一つ丁寧に育て上げてきたという実感が、この春の良き日にいっそう有り難く感じて、今年いよいよ映画が世間様に船出していくのだ…と、想いを新たにする元旦でございます。
映画「ねぼけ」は、“人が人を想う”ということを、監督として大事に描きました。
家族、兄弟姉妹、親子、友人、悪友、師弟、先輩後輩、恋人、夫婦…人の数だけ、想いの形が御座います。
2015年元旦の今日におきまして、一緒に過ごしている人、一緒に過ごせなかった人、私には其々そういう人がおりますし、またこの文章をお読み下さっている方にも、同様にいらっしゃることと存じます。
何気なく過ごしている今日という日が、掛け替えのない貴重な一日だということを、この映画を通じてお客様に感じて頂けたらという願いで、ここまで参りました。
新しい一年、この願いを胸に、益々精進してまいります。
本年も、どうぞ映画「ねぼけ」をよろしくお願い申し上げます。
皆様のご健康とご多幸を、心よりお祈り致します。
2015年新春
壱岐 紀仁