監督・主演のお二人から、新年のご挨拶です
vol. 88 2015-01-02 0
謹んで、新春のお慶び申し上げます。
映画「ねぼけ」監督を務めました壱岐紀仁です。
ご支援ご声援下さっている皆様へ、昨年中は本当にお世話になりました。
お陰様で、映画はもうすぐ完成を迎えようとしております。
皆様と一緒に映画を一つ一つ丁寧に育て上げてきたという実感が、この春の良き日にいっそう有り難く感じて、今年いよいよ映画が世間様に船出していくのだ…と、想いを新たにする元旦でございます。
映画「ねぼけ」は、“人が人を想う”ということを、監督として大事に描きました。
家族、兄弟姉妹、親子、友人、悪友、師弟、先輩後輩、恋人、夫婦…人の数だけ、想いの形が御座います。
2015年元旦の今日におきまして、一緒に過ごしている人、一緒に過ごせなかった人、私には其々そういう人がおりますし、またこの文章をお読み下さっている方にも、同様にいらっしゃることと存じます。
何気なく過ごしている今日という日が、掛け替えのない貴重な一日だということを、この映画を通じてお客様に感じて頂けたらという願いで、ここまで参りました。
新しい一年、この願いを胸に、益々精進してまいります。
本年も、どうぞ映画「ねぼけ」をよろしくお願い申し上げます。
皆様のご健康とご多幸を、心よりお祈り致します。
2015年新春
壱岐 紀仁
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謹んで初春のお慶びを申し上げます。
「仙栄亭 三語郎」役を演じました友部康志と申します。
演じた仙栄亭三語郎はダメな男でして、生業の落語にも、普段の生活を支えてもらっている恋人にも、お世話になっている師匠にも、そして人生そのものにも正面を切れない情けないヤロウです。売れない落語家、人生負けまくっているヤロウです。
私自身も売れない役者。人生勝ち越しなんて出来てません。「人生全勝なんかできやしない。8勝7敗で勝ち越せりゃ、上出来。」私の師匠から教えていただいた言葉です。
そんな人生に奮闘している多くの皆さまにご覧頂ければ幸いです。
映画『ねぼけ』を皆さまの下へお届け出来るよう2015年も頑張ってまいります。
そのためにも締め切りまで50日を切りました、配給宣伝、お力添え何卒宜しくお願い致します。
2015年新春
友部 康志
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新年明けましておめでとう御座います。
いつも映画『ねぼけ』を応援頂き誠に有難う御座います。
三語郎の彼女「真海(まなみ)」役を演じさせて頂きました、村上真希と申します。
私は映画『ねぼけ』の脚本を手にした際、心に自分が演じているシーンがリアルに浮かび、渾身の思いでオーディションを受けました。
真海はとても真っ直ぐ強くそして、何処か陰のある女性です。自分とは一見真逆の様で、多々寄り添える箇所が有りとても魅力的な人物だと思いながら演じておりました。
壱岐監督の世界観が全て反映された素晴らしいシーンの数々。
是非皆様と共に、全国そして全世界へ日本の文化である“落語”とそして“宮崎県児湯群新富町”の素晴らしい風景が映し出される映画『ねぼけ』旋風を起こして行きたいと思っております!
皆様からのご支援ご協力の程心よりお待ち申し上げております。
どうぞよろしくお願い致します!
2015年新春
村上 真希