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映画「ねぼけ」をクラウドファンディングで実現!
ロケ費用及び映画製作費の支援のお願いです。
数々の写真、映像コンペに出品、受賞をしてきた壱岐紀仁が、宮崎の海と落語をテーマに映画に挑戦します。監督のイメージの実現に御支援お願いします!
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壱岐紀仁監督「ねぼけ」製作委員会専用アカウントです。 共有スタッフが日々記事を更新していきます。 何卒よろしくお願いします!
ロケ費用及び映画製作費の支援のお願いです。
数々の写真、映像コンペに出品、受賞をしてきた壱岐紀仁が、宮崎の海と落語をテーマに映画に挑戦します。監督のイメージの実現に御支援お願いします!
たかが人、されど人。
『落語』は、目の前でそう語る。
『信仰』は、夢の中でそう語る。
今回の映画は、日本の伝統『落語』に生きる噺家/三語郎と、神話の国・宮崎に伝わる古い『信仰』に生きる女性/真海の、2人の愛を描きます。
『落語』と『信仰』、この2つを取り上げたのは、それらが内包する深い歴史の懐の中で、「現代」という同時代性に捉われないような、おおらかな、人間を肯定する物語を紡ぐためです。
2010年代に入って、私たちの住む社会は、加速度的に緊張と不安を抱え込むようになりました。答えを直ぐに欲する思考が日常となり、同時に自らのクリーンな部分だけを外に見せようとして、他者と関わることに過敏なってしまう感覚は、恐らく誰しもが覚えがあることだと思います。
それは逆説的に、他者の“ダメさ”も含めた、他者の本質を許さない感受性を形成し、そういう振る舞いは、跳ね返って自らの本質をも傷付けてしまいます。これは殆ど、鬱の症状です。
つまり、お互いを、自分自身を受け入れることが、一層困難な時代になってきました。
『落語』も『信仰』も、共に“ダメさ”に対する寛容があります。
『落語』に登場する人物は、色恋に狂ったり、酒や博打に溺れたり、“ダメな”人たちばかりです。その中に観客は自らの“ダメさ”を重ね合わせ、自分を許すことができます。
『信仰』は、神様という究極の許しの存在がいてくれて、“ダメ”だっていいじゃない、それが嘘偽り無いアナタなんだから、私(神)はそれを許すから安心してね、という夢を見せてくれます。その夢が案外、実感としての愛だったりします。
『落語』も『信仰』も、人という生き物は全然立派でない、しょうもないもんだ、という前提から出発しているから、人に対して答えを求めません。曖昧なところが、実に多い。(そこが素晴らしいところです)
そういう営みは、人に居場所を作り、人を癒す力を持っています。
“ダメさ”は、現実を何も解決しません。しかし、人が人であるために、“ダメさ”を根気強く認め続けていかなくてはなりません。それは、映画における、一つの大事な「使命」だと考えています。
その“ダメさ”のために、いらぬ争いや殺し合いがウンザリするほど起きてきました。同時に、この“ダメさ”のお陰で、思わぬところでたくさんの男と女が出逢い、思わぬところでたくさんの子どもたちが生まれ、私自身も、これを読んでく頂いている皆さん御自身も、何かの偶然で生まれてくることが出来ました。
この人間の奇妙さ、不思議さ、やり切れなさ、愛しさを、今一度改めて正面から見据えることで、忘れられた人間の在り様を現代に問いかけるべく、人間の“ダメさ”を全力で肯定するべく、本映画を制作します。
たかが人、されど人。
壱岐 紀仁
監督・脚本・撮影:壱岐紀仁
プロカメラマン。元CMディレクター。国内外問わず数々の写真、映像コンペティションに出品。受賞歴多数。
※受賞歴
(株)アミューズ・アートジャム グランプリ受賞
TAGBOAT NextGeneration グランプリ受賞
Art Line DAEGU グランプリ受賞
TOKYO FRONT LINE 審査員特別賞
※出展歴
バンクーバー国際映画祭出展(短編映像)
釜山国際映画祭(短編映像)
SCOPE NewYork出展
越後妻有アートトリエンナーレ出展
TRI4TH
日本のJAZZの若手を牽引するホープ。
三谷幸喜氏のミュージカル「TALK LIKE SINGING」の出演、DJ須永辰緒氏のプロデュースした有名な「夜ジャズ」への参加、世界的なDJ/プロデューサーのNicola Conte氏にレコメンドされるなど、JAZZの未来を担う活躍をしている。
才能はあるが売れない落語家/三語郎(さんごろう)と、彼を献身的に支える恋人/真海(まなみ)の、愛と葛藤を描いた群像劇。同じ屋根の下に暮らすこの2人を主人公に、それぞれの業が絡み合いながら、物語は進行する。
三語郎は、いつも酒を呑んでいる。落語に、真海に、自分の人生に向き合えず、酒に逃げては金を磨り減らし、親友の草亮(そうすけ)に金を無心する日々。
一方、真海はそんな正面を切れない三語郎に、言葉では説明できない想いを感じていて、決して見捨てることなく、自らが働きに出ながら彼を懸命に支える。
そして、2人はまだ籍を入れていない。真海は内心籍を入れたいと願っているが、三語郎はそれを痛いほど分かりながら避けている。
真海には、秘密がある。
彼女の故郷は、神話の国/宮崎の海沿いのとある漁村。その故郷には、一風変わった信仰が今も続いている。
亡くなった死者の魂が海を漂い、お盆の時期に流木に宿って海辺に戻ってくるという。村の人々は、魂の宿った流木を拾い、大切に奉り、亡き家族を想うのである。
真海は自分の部屋に、一片の流木を置いている。それが誰の魂が宿った流木なのかは、未だ三語郎には話していない。真海は、三語郎とのことで辛いことがあると、この流木にひっそり祈りを捧げる。
三語郎は人が善い。人が善いから騙される。
ただ、その人の善さは、幼い頃両親に見捨てられた三語郎が身に付けた哀しい処世術でもある。落語は、そういう三語郎だからこそ、一番才能を発揮できる居場所なのだ。充分過ぎるほど辛いことを知っている落語家は、辛い思いをしている人間のリアルを描ける。
三語郎の師匠である点雲(つくも)は、この三語郎の本質を見抜いていて、何とか一人前の落語家に育てようと苦心するが、点雲自身も大酒呑みとあって、酒呑み同士、なかなかうまく噛み合わない。
三語郎が大事にしている根多(ネタ)がある。
落語の神様「古今亭志ん生」が十八番にした"替わり目”という根多である。
志ん生もまた、大酒呑みで妻に苦労をかけた経験を持つ。三語郎は、憧れである志ん生の生き様に惚れ、一人、猛特訓を重ねているが、まだ人前で披露したことはない。
そんなある日、三語郎は弟分の小万亀(こまき)の誘いで、合コンに顔を出す。
そこに来ていた、人懐っこい女性/砂織(さおり)は、三語郎の人の善さに惹かれ、接近する。すぐ調子に乗ってしまう性分の三語郎は、やがてずるずると三角関係に。
しかし、その砂織の彼氏が暴力に物を言わせる不穏な男で、砂織と関係を持ってしまった男から、力づくで金を巻き上げている。美人局の脅迫である。
三語郎がこの男と関わったことで、物語はねじれ始める。
ただでさえ金の無い、しかも気の小さい三語郎は心乱れて、真海に対して取り返しのつかない、決定的な言葉を吐いてしまう。
真海は怒りを通り越して、悲しみのあまり家出をしてしまう。
三語郎は真海が居なくなって初めて、真海の大切さに気付き、自らと向き合うことを決める。
そして、三語郎は真海の故郷に足を運ぶことになるのだが。。。
主演:友部康志(出演歴:映画「CUT」、映画「星になった少年」)
プロカメラマン・壱岐紀仁が描きだす映像。それがこの映画の見所です。
自主映画の撮影でも活躍。映像の美しさを御覧ください。
宮崎県新富町観光協会 御後援が決定しました!
以前より交渉していた、観光協会様より、ご後援の快諾を得ることが出来ました!
ロケ地で「新田神楽」という無形指定文化財があり、これを何とかして映画に組み込みたいと切望しておりましたが、地元の方々にとっては極めて神聖なる神事のため、簡単には許可がおりません。
しかし、観光協会様のご協力で、撮影出来る可能性が一気に高まりました。
神事の頭領の方に、年末ご挨拶に伺う予定です。
より地域に密着した、意義のある映画を目指します。
壱岐監督はステイトメントの中で言っています。
「『落語』と『信仰』、この2つを取り上げたのは、それらが内包する深い歴史の懐の中で、「現代」という同時代性に捉われないような、おおらかな、人間を肯定する物語を紡ぐためです。」
男に裏切られた女は、自らの信仰の中の聖地、宮崎の海に帰っていきます。
女を失った男は、聖地の海に向かって落語をぶちます。
それは自らの後悔を癒やすためだけのエゴの行為かもしれません。
近年私達の上にに降りかかった災害や犯罪は、多くのものを一方的に我々の手から奪っていきました。そしてそれが取り返しのつかない行為だったのだと、これまで生きてきた我々に猛省を求めさせます。
しかし、いくらこれまで生きてきた方法を反省してみても、正しい道筋は見つからず、途方にくれながら、暗闇の中で手を掻き乱すだけ。
見て見ぬふりをする、そんな生き方を、大勢の人がしているのではないでしょうか?
信仰は、そんなそんな人々を癒すために生まれたのかもしれません。
そしてこの映画の主人公は、落語を海に向かってぶつことで、魂の救済を願います。
2011年の災害で、多くの魂が海に帰って行きました。
多くの魂に、多くの人が「後悔」を抱えたままではないでしょうか。
海に帰った魂に、落語をぶつ。
反省を声高に叫ぶのではなく、落語を聞かせたい。
「後悔」に対する「癒やし」を、そんな形で人は表現してもいいのではないでしょうか。
壱岐監督が提示したイメージは、「後悔を受け入れ、癒やす」ことです。
そのイメージを形にすることは、反省を声高に叫ばれる今この時代にこそ、意味があると考えます。
その壱岐監督がイメージした映像を、是非皆様と一緒に体験したいと思っています。
壱岐さんと出会ったのは数年前、とあるフラッシュアニメーション制作の現場で、ディレクターとして紹介されたのが最初だった。まだ30代前半の若者だった。
聞けばプロのカメラマンだという。畑違いだと思ったが、元々その元請けの会社でCMディレクターをやっていたという。
押し付けがましい所は全くなく、(宮崎出身だというのに)抜け切れない関西弁まじりで演出プランを語る優しい語り口に、しかし確かな意志の強さを感じた。
意気投合した私は続いてもう1作フラッシュアニメーションの仕事を共にして、酒飲み友達にもなり、壱岐さん自身のスチールの仕事も拝見した。
あどけない表情を浮かべる子どもたちを、淡い光のなかで幻想的に切りとった作品たち。壱岐さんの性格そのままの、正直で無邪気で嘘のない光と影の映像たちだった。
その後、壱岐さんが関わったという瀬々敬久監督「ヘヴンズストーリー」の大ファンになった私は、壱岐さんが撮ったスチール写真にますます興味をひかれ、自分が撮る短編映画の「動画」カメラマンを依頼した。
酒の席で映画の作品観を語り合ってきて、その考え方が私などよりはるかに鋭く、しかし温かい視点であり、そのままそれがレンズをとおして表現されるのではと思ったからだ。
私の人を見る目は(この時ばかりは)大当たりだった。
無機質のレンズを通して単なる光と影を電子記号に置き換えて画像にする。
ただそれだけのはずなのに、どうして壱岐さんが撮るとこうも柔らかい絵になるのか。
自分が見初めたと自負しつつも、理屈にならない畏怖を逆に感じている。
その壱岐さんが今度は自分で撮りたいという。
ネタは以前から温めてきたという、「落語」という世界を通して描く、ダメな男と女の話だという。
初稿のシナリオを読ませてもらったのは今年(2013年)の初夏のことだった。300枚近い力作だった。即座に「これは撮れない」と思ったが、ぜったいに「観たい」と思った。
しかし我々には資金がない。
シナリオの改訂をお願いしつつも、外せないのは「落語」の寄席のシーンと、印象的な「祈り」の舞台となる、宮崎の海だ。
宮崎を舞台にした理由は単純明快、壱岐さんの地元で地の利があり、遠征スタッフの活動費用も最小限に抑えられそうだということ。
そして何よりも壱岐さんがイメージしている「祈りの海」。
このイメージの実現に、なんとしてもこだわりたい。
壱岐紀仁が撮る事になる本作は、映画監督としてはほぼ処女作に近い。この長さ(90分想定)とロケの物量は、正直、無謀だ。
しかし「カメラマン壱岐紀仁」の視点で取られることになる作品は、きっと記念すべき処女作になるはずだ。
できることは全てやるつもりだが、ついて来てくれるスタッフの生活も考えなければならない。
映画鍋講座に縁あって参加して、クラウドファンドの勉強をさせていただいた。
これしか無いと、正直思った。
壱岐紀仁のこれまでの作品を見ていただいて、皆様に判断していただければ、自分が壱岐紀仁と組む理由もわかってもらえるはずだ、と。
そして一緒に、壱岐紀仁の映画を観たいと誰もが思ってくれるはずだと。
そのためのロケ費用と、制作資金の一部を募集いたします。
映画作りは、長い航海に似ている。
これが処女航海となる船長の船は、天候を見誤り荒波にもまれ、進路も間違えるかもしれない。
無事辿り着くかどうか、どうか我々スタッフと一緒になって、壱岐紀仁船長を支えてやって下さい。
皆様、よろしくおねがいします。
プロデューサー:石川 学
経歴
タツノコプロ所属。
アニメーションプロデューサー、シナリオライター。
自主映画監督、プロデューサー
warp film代表
「映画の完成」を目的とするプロジェクトです。
そこに参加して頂く皆様には、もれなく撮影日誌の閲覧と、エンディングテロップにお名前をお載せしようと考えております。
監督の壱岐はプロのスチールカメラマン。切りとった絵の力強さは、掲載した写真でもお分かりのことと思います。
場面写真をまとめたものを写真集として特典とさせていただきました。
加えて、壱岐個人がポートレートを撮影するという特典もご用意いたしました。
枚数限定ですが、一生の記念になることと思います。
完成披露試写会と完成披露パーティへのご招待も特典に加えました。これは「制作すること」に関わって頂いた皆様はスタッフとして参加していただきたいという思いからです。枚数を限らざるをえないのが残念なところです。
最後にスペシャルな特典として、宮崎ロケ同行チケットもご用意しました。壱岐監督の故郷、神話の海へご一緒しませんか?
2013年 初冬 脚本第2稿アップ・ロケハン開始
2014年 新春 キャスティング決定
2014年 初夏 撮影開始
2014年 夏 クランクアップ
2014年 秋 完成披露試写会・映画祭出展
映画の完成予定尺は1時間30分を想定しています。
宮崎県の海岸でのロケ撮影に関わる費用と、落語の寄席の会場のロケ撮影に関わる費用が主な支援金の使用目的です。
現在上記スケジュールで動いておりますが、シナリオが上がって初めてロケの物量は把握されます。
実現不可能なシナリオの場合には更に修正を加えますので、ロケハンの実施時期などが遅れる場合があります。
完成の暁には劇場での配給公開を主眼に入れており、キャスティング費用や公開を前提としたポスプロ作業などの制作資金の一部にもあてさせて頂く予定です。
このたびは本プロジェクトページに目を通していただいて有難うございまました。
宮崎の海や落語など、目を引くワードの幾つかから興味を持たれた方も多いかと思います。
しかしそれらの「ネタ」がどのような人間に料理されるのか、それが「映画の企画」に求められる最大の要素ではないでしょうか。
私はまず壱岐監督の「絵」を見てもらいたいと思いました。
それが何よりも雄弁にこの映画の完成形を想像させてくれると信じています。
そしてそれこそが自分が壱岐さんと映画を作ろうという動機そのものなのですから。
映画を完成させるまでの長い航海が始まります。ぜひみなさまもこの航海にご一緒しませんか?
御支援御協力の程、何卒宜しくお願いします。
監督:壱岐紀仁
プロデューサー:石川 学
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映画「ねぼけ」は、独立映画鍋メンバーのプロジェクトです。
独立映画鍋は多様な映画を支え育む為に活動しているNPOです
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