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みやこ映画生協の想いを引き継ぎ、岩手県沿岸での映画上映の継続をクラウドファンディングで実現!
宮古市で28年間映画を届けてきたみやこ生協が今年6月に解散となりました。
今回、みやこ映画生協の映写機材機材等の買取りと古くなってきた移動上映機材の一部を更新して岩手県沿岸での映画上映の継続を目指すプログラムです。
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岩手県で細々と映画上映活動を行っております。 元みやこシネマリーン支配人 元みやこ映画生協理事 現在は個人事業主で屋号はNE-PROJECTION 地域上映会団体 いわて映画上映ネットワーク代表 一般社団法人コミュニティシネマセンター理事 シネマ・デ・アエル プロジェクト メンバー CINEPIT運営委員(釜石PIT上映)
宮古市で28年間映画を届けてきたみやこ生協が今年6月に解散となりました。
今回、みやこ映画生協の映写機材機材等の買取りと古くなってきた移動上映機材の一部を更新して岩手県沿岸での映画上映の継続を目指すプログラムです。
岩手県宮古市の映画館みやこシネマリーン(運営 みやこ映画生協)は1997年4月にいわて生協のショッピングセンター「マリンコープDORA」の2階に2スクリーンで開館しました。市民一人一人が出資し運営する全国で唯一の「映画」の生協、宮古国際映画劇場閉館から6年ぶりの映画館復活ということで大きな話題となりました。2004年に陸前高田市の公友館が閉館となり、みやこシネマリーンは広い岩手県沿岸で唯一の映画館となり、宮古市に限らず沿岸地域の方々に映画を届けてきました。
http://cinemarine.blog45.fc2.com/
厳しい中の映画館運営でしたが、2011年の東日本大震災で岩手県沿岸部は壊滅的な状況となり、来場者数も大きく落ち込む事となりました。この大きな震災で「映画館」ができることを考え、発災から2カ月後の5月から被災地に映画を届ける活動をスタートさせ、避難所・仮設住宅集会所・災害公営住宅等での上映活動を続けてきました。(岩手県沿岸部を中心に宮城県や福島県も含め 2025年3月末で1200回を越えています)
▲東日本大震災宮古市街の被災状況
▲被災地上映会のスタート 2011年5月7日避難所グリーンピア三陸宮古での上映会。これが始まりでした。
▲被災地(地域)上映会の様子 これまで1275回の上映会を行ってきました。
▲CINEPIT(釜石PIT)上映会
しかし、震災後の落ち込んだ映画館の来場者数は戻る事はなく、2016年9月「常設館」としては閉館となりました。映画上映の可能性について模索している中、旧映画館は貸しホールとして使用出来る事になり、この街から映画を灯を消してはならないと、翌年の2017年2月から、週末を中心とした(年間150日程度)定期上映というスタイルで映画上映を再開しました。
▲常設館閉館時のありがとうシネマリーン企画
定期上映の認知も進み、動員も徐々に増え明るい兆しが見えて来た中で、今度は新型コロナウィルスの影響を大きく受けました。様々な支援などをいただきながらなんとか運営継続してきましたが、コロナ禍以後は特に厳しい状況となりました。経営改善の見通しが立たず、残念ながら運営継続を断念という判断をし2025年3月をもって上映活動を終了し、6月25日をもって28年間活動してきました、みやこ映画生協は解散となりました。
▲シネマ・デ・アエル上映会の様子
シネマ・デ・アエル プロジェクト:シネマリーン常設館閉館後、宮古の映画文化をなくさないよう、宮古市内外のメンバーが集まり活動をスタート。江戸時代から続く酒蔵(旧東屋酒造店:国の登録有形文化財)をセルフリノベーションにて素敵なシアターを作り、月1回(2日間)メンバーがセレクトした多種多様な素晴らしい映画の上映会を行っています。映画に限らず音楽などでも活用されています。
こちらではDCP素材での上映ができません。
https://www.cinemadeaeru.com/
▲大友啓史監督(岩手県出身)『るろうに剣心』特集上映 トークの様子
▲常設館閉館後、定期上映になってからの最多動員記録『すずめの戸締り』
宮古のすずめちゃんも宣伝に大活躍いただきました。
●常設館[1997年4月~2016年9月]上映作品数921本 来場者数556,502人
●定期上映[2017年2月~2025年3月]上映作品数241本 来場者数39,561人
●被災地(地域)上映会 [2011年5月~2025年3月]上映回数1,272回 参加者数47,844人
みやこ映画生協が解散して…
みやこ映画生協の資産(映写機等の上映機材)は清算に伴い処分する事となりますが、旧映画館のホール(現DORAホール)や釜石PITには、映画を上映する環境が整っており、映写機材を持てれば引き続き映画上映が可能です。DCPは10年以上使用して更新時期ではありますが、大事に使ってきて特に大きな不調もなく、まだ使用できるその2台の映写機は大きな「価値」あるものだと思っています。その映写機材の導入の際には多くの方々からの支援もいただきました、簡単に処分できません。
スクリーン体験の場をこれからも
しかし…これからも映画上映は続けられるのか。必要とされているのか。。。ここ数年は心身ともに非常に苦しい日々を過ごし、また苦しむのか。解散を機にもう映画から離れていいのでは…とも思っていたのも本音です。しかし現在も続けている地域上映で映画を楽しんでいる人たち、事業終了後に個人で開催した「いきもののきろく」の上映では満席の中、映画を楽しんでいる人たちをみて、いつまで出来るかわからないけど、できる限りやってみようと考え始めました。
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「いきもののきろく」上映会の様子 岩手日報記事
https://www.iwate-np.co.jp/article/2025/6/24/18442...
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少子高齢化と人口減と様々な要因はあると思いますが、沿岸部の地域経済の衰退は著しく、老舗のお店や、東日本大震災や新型コロナを頑張って乗り切った事業所がことごとく廃業しています。「映画なんて無くてもいいよ」という方もいると思いますが、コロナ禍の中でドイツの文化大臣が発した「芸術・文化は必要不可欠であるだけでなく、生命維持に必要なものだ」という言葉。そして、私が好きな図書館を舞台にした映画の中に「図書館は民主主義の最後の砦だ」という言葉があります。映画は娯楽的要素が大きなものもありますが、多様性に溢れ、様々な問題や世界を知る上で、その映画の言葉を借りて言えば「映画も民主主義の最後の砦」だと思っています。
今回、みやこ映画生協のDCP映写機(DORAホール設置1台+釜石PIT設置1台)と地域上映会(被災地上映会)で使用している移動用上映映写機材等を買い取り、引き続き映画上映を継続させたいと思い、その資金を集めたいと考えています。併せて、古くなってきた移動上映機材の一部を更新し、引き続き映画館の無い地域に映画を届けていきたいと思っています。
※DCP(Digital Cinema Package)とは、フィルムに代わり映画館で上映されるデジタル映画の素材(映像・音声・字幕)をまとめたデータパッケージのことです。現在のほとんどの映画館ではこのシステムで上映されています。特にメジャー作品になるとこのDCP素材でないと作品の提供がされません。
★プロジェクトが達成した場合、皆様からご支援ただいた資金は以下のように活用させていただきます。
・[映画生協資産]DCP映写機+サーバー+DOLBYプロセッサー+アンプ 2セット(DORAホール+釜石PIT)買取り 100万円
・DCP映写機消耗品(ランプ×2本)20万円
・DCP保守点検費 2台 1年間 30万円
・[映画生協資産]移動上映機材等買取り スクリーン+プロジェクター+音響設備等 複数セット 30万円
・移動上映用機材 スクリーン・音響機材等の新規購入 30万円
・返礼品の制作・DVD購入費・発送費等 40万円
・手数料等 30万円
総額280万円
★プロジェクトスケジュール
・11月上旬 機材買取(※11月中旬、みやこ映画生協清算終了・消滅予定)
・11月下旬 移動用新規機材購入
・12月中旬 DORAホール(旧シネマリーン)復活の第1回上映
その後1~2カ月に1回ぐらいのペースでの上映、長期休みシーズンのファミリー作品上映など、現在の管理者いわて生協様と協議の上、みやこ映画生協が行ってきた上映を継続させていきたいです。
※地域上映会は7/22よりスタートしています。
※正式な買取までは借用という形で上映会を行っていきます。
※買取実施と法人清算のタイミングが前後する可能性がありますが、その場合は個人で立て替えて対応します。
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今回のプロジェクトを始めました、櫛桁 一則(くしげた かずのり)と申します。
1972年岩手県久慈市生まれ、建築デザインの学校を終えて、1992年に宮古市の建築設計事務所に勤務。小さい頃から映画好きで、宮古市に「映画館ができる」となってとても嬉しかったのを覚えています。仕事の傍らボランティアでシネマリーンの映画選定委員など映画館に関わってきました。1995年設計事務所閉所にともない、みやこ映画生協に入協し劇場支配人、その後常勤理事として、閉館まで映画館の運営に携わってきました。2011年の東日本大震災後からは被災地上映会をスタートさせ、岩手県沿岸を中心に映画を届けてきました。その他、地域での映画上映者育成のワークショップを各地で開催しています。
みやこ映画生協解散後には「いわて映画上映ネットワーク」(任意団体)を立ち上げ、非営利での地域上映会の開催、今年度も岩手、宮城、福島での被災地上映と、上映者育成ワークショップを開催しています。個人事業として「エヌ・イー・プロジェクション」を開業し、映画上映企画全般の事業を行っています。
https://x.com/ne_projection
https://ne-projection.jimdosite.com/
・一般社団法人コミュニティシネマセンター理事
・CINEPIT運営委員(釜石PIT上映企画)
・シネマ・デ・アエル プロジェクト メンバー
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ドキュメンタリー映画『タイマグラばあちゃん』
2004年製作/110分/日本
岩手県の開拓地”タイマグラ“(現宮古市・旧川井村)に生きた老夫婦の姿を、15年に渡って記録した長篇ドキュメンタリー。国内外のドキュメンタリー映画祭で多くの賞に輝いた地元の素晴らしいドキュメンタリー映画。公開から20年の2024年念願のDVD化!
監督:澄川嘉彦
ドキュメンタリー映画『旅する映写機』
2013年製作/105分/日本 配給:「旅する映写機」製作委員会
映像データのデジタル化に伴い日本国内から急速に姿を消しつつある映写機と映写技師に焦点を絞ったドキュメンタリー。『小さな町の小さな映画館』で北海道の港町にある映画館・大黒座を取材した森田惠子監督が全国各地を旅して回り、観客にさまざまな夢を与えてきた映写機をめぐる歴史、映写技師やメンテナンス技術者たちの技と熱意に迫る。
★みやこ映画生協の地域上映会の様子も撮影されています。
(故 森田惠子監督に感謝を込めて…)
監督:森田惠子
ドキュメンタリー映画『煙突と映画館~みやこシネマリーン最後の日々』
2016年9月25日をもって19年間の常設館の歴史に幕を閉じた、岩手県沿岸唯一の映画館みやこシネマリーンの閉館するまでの数か月を追ったドキュメンタリー映画。
ほっこり映画祭で上映された以外、上映されていない幻の作品。今回のために特別にDVD化!この後の販売の予定もなく、激レア・貴重な作品です。
監督:立木祥一郎 制作:一般社団法人コミュニティシネマセンター
『まちの個性派映画館』の美木麻穂さんデザイン
ミニステッカー (直径約5㎝)
オリジナルTシャツ(ヘビーウェイト6.2オンス プレミアムTシャツ)
『まちの個性派映画館』の美木麻穂さんデザイン
●色:ホワイト・ブラック・ネイビー(イラスト部分の色はグレーとなります)
●サイズチャート(United Athle)
宮古市にあります多機能事業所 SELPわかたけ(就労継続支援B型)にて1枚1枚シルクスクリーンにてプリントいたします。枚数確定してからの発注となります。
11月中にはお届けできる予定です(秋なのにごめんなさい、来年の夏にぜひ着て下さい)
※納期が延びる可能性もありますので、その際はご連絡いたします。
http://www.wakatakekai.or.jp/product.html
あなたが企画した映画上映会を開催
DORAホール、シネマ・デ・アエル、釜石PITや
地域の公共ホールや公民館、コミュニティセンターなどで
の自分やお仲間での企画した映画上映会をサポートします。
[例えばこういった上映会も可能です]
自分は上映会には関われないけど…
映画を届けたい場所に上映会のプレゼントも可能です!
○○災害公営住宅の集会所、○○地区の公民館、故郷の集会所など
責任を持って上映会を行わせていただきます。
【期間 2025年12月~2026年3月 岩手県内限定】
★リターンに含まれるもの
・映画料及び作品の権利処理(配給会社への申請)
・映写費用、機材費用
★含まれないもの
・会場費
・チラシ、ポスター、チケット等の印刷費
・宣伝費(SNS等ではお知らせできます)
※注意
・大規模な上映、野外上映、特殊な環境など、こちらの機材で対応できないものもございます。
・映画料は含んではおりますが高額なものは難しいです。
・有料上映や自主上映には提供されない作品もございます。
・著作権の侵害、公序良俗に反するものなどはお断りする場合がございます。
以上、あらかじめご了承ください。日程や上映内容等、”必ず”事前にメールでご相談下さい。
事前の相談なくご支援された場合、キャンセルはできかねますのでご注意ください。
お問合せ先(必ずメールでお願いします)
cinemarine@yahoo.co.jp
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塚本晋也さん(映画監督・俳優)
被災地での1200回を超える上映活動など、櫛桁さんのご活動は非常に重要なもので、毎日映画コンクールでもその功績が評価され受賞されるほどのものです。
みやこ映画生協が解散されると聞いたときは、櫛桁さんの情熱の行き場がなくなるのは映画の世界の大きな損失と思っていましたので、この新しいプロジェクトのお話を聞いて安心しました。あたらしく櫛桁さんが始めるご活動、期待以外の何ものもございません。
櫛桁さん、今後もご活躍、楽しみにしております。そして今後ともよろしくお願いします。
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池谷薫さん(ドキュメンタリー映画監督)
東日本大震災からの復興にかける木こりの老人・佐藤直志さんを追った「先祖になる」… この映画を何よりも被災地で上映したかった。そんなとき映画で被災者を励まそうと黙々と巡回上映を続ける櫛桁一則さんを知った。彼の姿が直志さんに重なった。この人は映画の力を信じているのだと心の底から感動した。これからもあなたが大好きな映画で三陸の人々に愛と勇気と元気を届けてほしい。
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太田いず帆(俳優)
小学校の卒業記念で作ったドラマをシネマリーンで上映していただいた事がきっかけで、女優への道が始まりました。
その後、櫛桁さんに声掛けしていただき、主演作「押し入れ女の幸福」を凱旋上映していただいた事は、今でも感謝しています。
宮古の映画文化が、いつまでも途絶えることなく、次世代へと繋がりますように…
微力ながら、応援しています!
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小森はるか(ドキュメンタリー映画監督)
photo by Masaji Omote
大震災のあとも、三陸に、岩手に、映画の灯が絶えなかったのは、紛れもなくみやこシネマリーンがあり、櫛桁さんがいたからです。映画館がなくなっても、岩手中をかけ回って、仮設住宅や公共施設にスクリーンを立てて映写をしてきた人がいたからです。
度々招いていただいた「ジモトエイゾウサイ」は、映画が撮影された地域で、そこに暮らす人たちに映画が還元されることを何よりも大事にした映像祭でした。そんな風に映画を迎え入れてもらった経験に支えられて、今があります。
これからも映画上映を継続する、変わらない思いに頭が下がります。
櫛桁さんへの感謝を込めて、このクラウドファンディングを応援しています。
ぜひ、ご支援をよろしくお願いします!
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伊勢真一(ドキュメンタリー映画監督)
”大好き”
櫛桁くんがリーダーだったみやこシネマリーンはいつも必ず我が映画を上映してくれた。
上映機材を乗せた車をブッ飛ばして、何処の自主上映にも駆けつけてくれた。
随分、世話になった。
「頼りになる奴」という言葉がピッタリ当たる、映画が”大好き”な映画人だ…
誰にとっても「頼りになる奴」に違いない。
だから今度は僕達が「頼りになる奴」にならなきゃな。
櫛桁くんの力になってほしい!
映画が”大好き”な櫛桁くんと応援することは、そのまま映画を応援することに
なるのだから…ヨロシク。
(映画「大好き」かんとく・伊勢真一)
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井上淳一(脚本家・映画監督)
映画は作っただけで完成しない、人に観てもらって初めて完成する、とは映画人がよく言うことであるが、そういう意味でシネマリーンがなくなって、我々の映画は岩手県宮古市では完成しないことになった。なくなったのにはなくなった理由がある。お客さんが来ないからだ。ミニシアターは30万人都市でしか成立しないとよく言われる。宮古市の人口は44,493人。そんなところでミニシアターをやるなんて、元々が負け戦だ。だけど、シネマリーンの櫛桁さんはその無謀な戦いにもう一度挑むという。映画人として、映画ファンとして、応援しないワケにはいかない。一本でも多くの映画を宮古で完成させるために。そう思うのは僕だけでないと信じたい。
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澄川嘉彦(ドキュメンタリー映画監督)
”映画は上映してもらって初めて完成する”
岩手でドキュメンタリー映画を作っている。映画生協には映画館だけでなく、被災地での出前上映など何度も私の映画をたくさんの皆さんに届けてもらった。残念ながら映画生協は終わりを迎えたが、中心メンバーの櫛桁さんが新たな上映組織を立ち上げるという。三陸から映画の灯を消さないためだ。映画は見てもらって初めて完成する。制作者と観客を結ぶ細い糸を守ろうとする櫛桁さんの思いに共感し、心から応援したい。
(映画「タイマグラばあちゃん」監督 澄川嘉彦)
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飯塚健(映画監督)
岩手県宮古市。たいへん失礼な話だが、「宮古」と聞けば宮古島を連想する派だった。それほど縁もゆかりもない土地だった。三陸海岸のほぼ中央に位置するその街を初めて訪れたのは今から11年を遡り、2014年8月のことである。
私の監督作の上映に伴い、アフタートークに呼んでいただいたのだ。その頃と言えば、東日本大震災から3年しか経っておらず、その傷痕が街の至る所はもちろん、櫛桁さんを始め出迎えてくれた劇場スタッフの方々の心の中にも、生々しく刻まれていたはずだ。
にもかかわらず、皆さんはにこやかで優しかった。うわべのそれじゃないことが肌で伝わった。特に映画の話をしている時のお顔が忘れられない。心から映画が好きだ、そういう顔だった。以来、監督作の上映のあるなしに、度々宮古を訪ねては心身の充電をさせてもらってきた。 この街の、映画が繋いできた灯火が、「みやこシネマリーン」が常設館でなくなった後も櫛桁さんが一人守ってきたこの灯火が、どうか消えてしまわぬよう、皆様のお力添えをよろしくお願いいたします。
自宅で配信を見るでは伝わらない、「体験」があるのが映画館です。映画を観るという「体験」を次の世代へ繋ぎましょう。
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大友啓史(映画監督)
岩手県三陸沿岸の映画文化を支えてきたみやこ映画生協が解散になりました。
盟友の櫛桁君が映画文化の生命を繋ぎ止めるために機材などを引き継ぎ、頑張るという決意を示してくれています。
震災の時も、そしてその後もずっと、映画と映画を愛する人の側には彼の姿がありました。そして、その姿は、僕を含め、多くの映画人を勇気づけてくれました!
彼の活動を、クラウドファンディングでみんなで応援したい!! その映画愛を皆で支え、分かち合いたいと思います。 映画を愛する全国の皆さんのご理解とご協力、よろしくお願いします!
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想定されるリスクとチャレンジ
今回はプロダクションファンディング(All in)での挑戦になるため、もし目標金額未達となった場合でも、不足する資金は別途個人で負担し活動を継続していきます。リターンも必ずお届けしますので、ご安心ください。
ご覧頂きありがとうございました。
元来、人にお願いする事が出来ない人間で(特にお金に関して)
本当に心苦しい気持ちでいっぱいなのですが…
「頼ってもいいんじゃない?」という言葉もいただきました。
そして知人の言葉を思いました…「映画支援の受益者は上映者ではなく、地域の皆様であり、これからの子ども達であり、この地域社会全体でもある」と。
みやこ映画生協を立ち上げた先輩方が掲げた「子どもたちに夢を、若者たちにつどいの場を、すべての人々に生きがいを」
あらためてその言葉の意味、映画上映の意義を見つめなおしているところです。
既に映画生協の一部資産は個人で買い取っているものもあります。本来であれば全て自分で何とかするべき事ではありますが、これ以上の個人負担はどうしても難しく…皆様からのご支援をお願いするものです。
ご協力、どうぞよろしくお願いいたします。
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