【出演者の横顔】フラム(vlam)アンサンブル
vol. 10 2022-02-28 0
2022年3月20日(日)15:15~
古代の竪琴ライヤーと、ピアノの美しい響きとともに舞うオイリュトミーのグループ、
フラム(vlam)アンサンブルをご紹介します。
【オイリュトミーとライアーについて】
ドイツの思想家、哲学者、教育者でもあるRシュタイナー思想に基づいた芸術です。
◆オイリュトミー Eurhythmy
古代ギリシャ語源のドイツ語で律動的調和という意味。
音楽の響き、音程、リズム、和音等を身体の動きで表現する。
また言葉のオイリュトミーは母音で魂を子音で自然を身体の形や動きで表現する身体運動芸術である。見える音楽、見える言葉。
◆ライアー(竪琴)
Rシュタイナーの弟子である彫刻家ゲルトナーによって作られた響きの美しい楽器。
静かで繊細な音色は演奏のみならず治療にも使われている。
また古代楽器としてハープの原型とも言われている。
【フラムアンサンブルのメンバー紹介】
藤原馨(kaori)(オイリュトミー、ライアー)
障害を持った子ども達の教師を経て、東京の笠井叡主催、身体運動芸術である
オイリュトミーシューレで4年間学び卒業後、舞台活動を行う。
その後オランダに留学Academi voor Eurthmieを卒業し
芸術オイリュトミー、教育オイリュトミーのディプロマを取得。
現在は舞台活動の傍ら、福岡、佐賀、山口県のシュタイナー教育現場で活動中。
ライアーはドイツ在住の仲正雄に学ぶ。
ライアー演奏 中村雅代/木須千鶴
中村雅代
横浜アウディオペーデにおいてライアー、音楽療法を学ぶ。
現在は病院、施設への演奏活動の傍ら、福岡、山口県にて
子どもから大人まで幅広いライアー教育の活動も行なっている。
木須千鶴
子どもの通うシュタイナー幼稚園でライアーと出会う。
その後自らシュタイナー思想に基づく教育を学び、現在はシュタイナー教育の現場にて手仕事教師として教鞭をとっている。
緒方ひとみ(ピアノ)
福岡女学院中、高校ともに音楽科で学ぶ。
武蔵野音楽大学ピアノ科卒業。
現在は中村学園大学にて教鞭を取る傍ら、
合唱団のピアノ伴奏、国内外の声楽、管、弦楽器の伴奏者として活動中。
オイリュトミストの藤原馨とは20年近く活動を共にしている。