プロジェクトをブログやサイトで紹介
テキストエリアのコードをあなたのブログやサイトのHTMLに張り付けると、右にあるようなプロジェクトウィジェットが表示されます。
「中銀カプセルタワービル」ビジュアル・ファンブックをクラウドファンディングで実現!
銀座にある、黒川紀章氏設計の「中銀カプセルタワービル」。
このたてものを愛してやまない住人たちが、保存・再生運動の一環として企画した出版プロジェクト。
テキストエリアのコードをあなたのブログやサイトのHTMLに張り付けると、右にあるようなプロジェクトウィジェットが表示されます。
中銀カプセルタワービル保存・再生プロジェクトは、この歴史的建築物を、後世に末永く引き継いでいくことを目的とし、そのために下記3つをおこなっていきます。 1. 建物を使い続けるために、カプセルのオーナー、管理組合に対し、適切な修繕活動を促進していきます。 2. カプセルの価値を高めるために、新たな使い方を提案します。 3. 建物の認知を高めるために、広報活動に力を注ぎます。
銀座にある、黒川紀章氏設計の「中銀カプセルタワービル」。
このたてものを愛してやまない住人たちが、保存・再生運動の一環として企画した出版プロジェクト。
銀座8丁目にある、故・黒川紀章氏設計の集合住宅「中銀カプセルタワービル」。
葡萄の房のようにシャフト(幹)に据え付けられる、丸窓のついた立方体のユニット。そのひとつひとつが独立した部屋になっており、必要に応じて取り外し、交換できるように設計されました。
このように、発展する都市とともに“新陳代謝”を続けるという建築思想を「メタボリズム」といいます。メタボリズムを体現するこの建物が生み出されたのは、大阪万博の2年後・1972年のことでした。
それから43年。
近未来感・斬新さ・ハイセンスさはいまだに色あせることなく、カプセルに魅せられたファンが、 国内はもとより海外からも毎日、訪ねてきます。映画やファッション雑誌のロケ現場としても、頻繁に使われてきました。近代建築に関する国際的な学術団体「DOCOMOMO」(本部・パリ)からも、高い評価を受けています。
ところが、施設としての 老朽化は避けられません。設計時に考慮されていたカプセルの交換は結局一度もされず、給湯機能の故障など水まわりの不調や雨漏りがところどころで起こっており、適切な管理が十分に行えていないというのが現状です。
そんな中銀カプセルタワービルがいま、保存と建て替えの間で揺れています。
2007年に一度建て替えが決議されましたが、何も行われないまま2年が経過し、決議は無効となりました。今後どうなるかは誰にもわかりませんが、 ここ数年で保存派のオーナーが増加しているので、建て替えには相当な困難をきたすと思われます。
また、アスベストや耐震問題についても、2014年に黒川紀章建築都市設計事務所から大規模修繕工事のプランと見積もりが提出されています。2007年当時と違い、今では修繕積立金も相当額ありますので、 大規模修繕の実施に舵を切れば、十分に保存が可能なのです。
私たち「 中銀カプセルタワービル保存・再生プロジェクト」は、カプセルを愛してやまないファンとして、カプセルをこれからも末永く、大事に使い続け、また世界に誇れる建築遺産として保全していくために、オーナー様はもちろん、管理組合と管理会社へ働きかけを行っています。
荒れるにまかせた状態のカプセル(左)を、当プロジェクトで綺麗にリノベーション(右)。
今回は保存に向けた運動の一環として、 カプセルのすぐれたデザインや、カプセルの住人たちの生活ぶりを紹介する書籍の出版を企画しました。
出版にあたっての制作費を調達することはもちろん、中銀カプセルタワービルというたてもの自体をより広く知っていただき、保存に対する関心を喚起していくために、このたび、クラウドファウンディングを立ち上げました。
中銀カプセルタワービル保存・再生プロジェクト 代表 前田達之
2010年に1つめのカプセルを取得。2011年より中銀カプセルタワー管理組合法人で監事を務め、ビルの保存・再生を求めて、管理組合、管理会社、オーナー様と交渉を続ける。2014年に中銀カプセルタワービル保存・再生プロジェクトを立ち上げる。現在9カプセルのオーナーでもある。
URL:
http://www.nakagincapsuletower.com/
1.中銀カプセルタワービル、本邦初の書籍化
1972年の竣工当時から、雑誌・テレビなど多くのメディアに取り上げられてきた「中銀カプセルタワービル」。設計者である故・黒川紀章氏が東京都知事選に出馬した際にも話題となりました。
ところが、この名建築だけを紹介した書籍は、意外なことにこれまでありませんでした。
今回の書籍では、
①図面や施工写真から見えてこない、住人目線の “生きたカプセルの記録” を形にして残すこと
②カプセルの十人十色の活用法を見せ、狭小空間で暮らす現代人へのライフスタイル事例を提案すること
の2点を目指し、豊富な写真と取材記事で「カプセルの今」を紹介します。
なお書籍の編集・発行は、美術書や豪華本などを手がけてこられた株式会社青月社さん(東京都千代田区、http://www.seigetsusha.co.jp/)にご担当いただきます。
2.中銀カプセルタワービルの保存・再生運動に直結
クラウドファウンディングを通してみなさまにご支援いただいた資金は、主に書籍の制作費(「想定されるリスクとチャレンジ」参照)に充てられます。
そして、書籍が完成、出版されるにあたって発生する
著作権使用料(印税)の100%、全額が、中銀カプセルタワービル保存・再生プロジェクトの活動資金となります。印税は、書籍が2刷、3刷……と版を重ねるごとに発生しますので、永続的な活動支援に繋がるともいえます。
つまり、
コレクターとなっていただくことが、中銀カプセルタワービルの保存・再生に直結するのです。
書 名:『中銀カプセルタワービル 銀座の白い箱舟』(仮)
編 著:中銀カプセルタワービル保存・再生プロジェクト
判 型:A4変形判(天地/210×204mm)
装 丁:並製128ページ、カラー/モノクロ
予 価:2000円(全国書店にて流通)
編集・発行:株式会社青月社(東京都千代田区)
刊行予定:2015年秋
実施予定の主なコンテンツ:カプセル住人の行住坐臥/カプセル住人坐談会/リノベーション事例集/カプセルのこれから/カプセルに入居するには……等
書籍『中銀カプセルタワービル 銀座の白い箱舟(仮)』の謹呈の他、特製グッズをご用意しております。
【缶バッジ、ポストカード・・・1,000円~】
書籍の中で使用された撮り下ろしの写真を使用し、このためだけに製作するものです(鋭意製作中)。それぞれ全6種類、コレクション要素の高いものとなっておりますので、ぜひコンプリートしていただければと思います。(缶バッジ・ポストカードは書籍と同時にお届けします。2015年10月末頃を予定)
【書籍の巻末にお名前をクレジット・・・10,000円~】
10,000円、20,000円のコレクター様には、書籍の巻末にご芳名(本名に限らず、ハンドルネームなど任意の名称・団体名なども可。1枠につき1名まで)をクレジットさせていただきます。
【カプセル内部をご案内・・・20,000円】
最高額である20,000円のコレクター様には、中銀カプセルタワービルの内部をご案内させていただきます。世界的な名建築をじっくりご鑑賞いただき、その現状を確かめていただければ幸いです。
*カプセルご案内の日程調整について
以下の①~⑤を必須条件として希望される日程(第3希望まで)を提出いただきます。
①申し込み日から数えて14日後以降の土曜日もしくは日曜日。
②ご案内の所要時間は30分程度。
③選択できる時間帯は13時~18時。
④カプセルの室内に収まりきる人数を考慮し、1回のお申込みで最大5名まで。
⑤小学生以下の子どもは5名の枠には数えず、別枠で3名まで。
なお、日程調整でご希望に沿えなかった場合でも、上記と同じ条件で先々まで調整が可能です。プロジェクト募集の終了をもちまして、日程調整の受付開始とさせていただきます。
書籍『中銀カプセルタワービル 銀座の白い箱舟(仮)』は、2015年秋の発行を目指し、製作進行中です。
皆様からご支援いただいた資金は、リターンの製作および送付時の梱包・発送代、MotionGallery様への利用手数料のお支払い、書籍の出版に関わる費用(印刷、写真撮影、執筆の費用など)に充当させていただきます。
・出版企画の進行中、書籍として発売されるまでの間に中銀カプセルタワービルの保存・解体に係る状況が変化し、企画のコンセプトやコンテンツの内容を変更せざるを得ない事態となってしまうおそれがあります。
・取材等の諸事情により、出版時期が遅れる可能性があります。
以上2点、デリケートな問題ではありますが、ご支援いただいた皆様には状況が判明し次第、逐次レポートをさせていただきます。
ここまでご覧いただき、ありがとうございます。
建築史上に輝くモニュメントを守る活動に、ぜひご協力いただければ幸いです。
中銀カプセルタワービル保存・再生プロジェクト
1000 円
2000 円
3000 円
5000 円
8000 円
10000 円
SOLDOUT
20000 円