第二次選考会議のご報告&最終選考対象作品の決定のお知らせ
vol. 12 2023-04-29 0
4月27日、第一次選考を通過した43作からさらに最終選考対象作品を絞り込む第二次選考会議を開催し、5時間近くに及ぶ議論の末、以下の10冊に決定しました!
大賞受賞作は5月15日におこなう最終選考会で選出し、この10冊以外から選んだ各選考委員の個人賞と、先日投票を締め切った読者賞とあわせて発表しますので、どうぞお楽しみに!
【二次選考結果=大賞候補作(発売月順)】
・つやちゃん『わたしはラップをやることに決めた フィメールラッパー批評原論』DU BOOKS
・大田美佐子『クルト・ヴァイルの世界 実験的オペラからミュージカルへ』岩波書店
・クローヴァー・ホープ/押野素子訳『シスタ・ラップ・バイブル ヒップホップを作った100人の女性』河出書房新社
・ブルース・ヘインズ/大竹尚之訳『古楽の終焉 HIP〈歴史的知識にもとづく演奏〉とはなにか』アルテスパブリッシング※
・マーク・エヴァン・ボンズ/堀朋平・西田紘子訳『ベートーヴェン症候群 音楽を自伝として聴く』春秋社
・柳沢英輔『フィールド・レコーディング入門 響きのなかで世界と出会う』フィルムアート社
・永嶺重敏『歌う民衆と放歌高吟の近代 放歌民衆から唱歌・軍歌を歌う国民へ』勉誠出版
・吉原真里『親愛なるレニー レナード・バーンスタインと戦後日本の物語』アルテスパブリッシング※
・中原仁『ブラジリアン・ミュージック200』アルテスパブリッシング※
・沼野雄司『音楽学への招待』春秋社
(当初決めたとおり、※を付した3作は実行委員が関わっているため、大賞は残る7作から選出します)
選考委員の方々(左上から渡邊未帆さん、横川理彦さん、松平あかねさん、小室敬幸さん、輪島裕介さん)
音楽本大賞実行委員会(鈴木茂、木村元、河西恵里、岸本洋和、山崎圭資)