応援メッセージ|氷川竜介(アニメ・特撮研究家)
vol. 8 2026-02-02 0
アニメ・特撮研究家の氷川竜介さんから応援メッセージをいただきました!
氷川さんは、徳間記念アニメーション文化財団が行う「アニメーション文化調査研究活動助成制度」の選考委員を務められています。プロジェクト代表・明貫が提出した論文「椋尾篁の背景美術 りんたろう監督の作品を中心に」を高く評価してくださいました。
『母をたずねて三千里』の明暗際だつ南米の街並み、『宇宙海賊キャプテンハーロック』の詩情あふれる夕景、劇場版『銀河鉄道999』のカラフルな機械化人都市、『幻魔大戦』の滅亡した新宿やニューヨーク、『カムイの剣』の情念みなぎる深山幽谷……。椋尾篁氏の美術は、ストーリーとアクションに真っ向勝負をかけて作品の世界を美的に主張し、深みをあたえてきました。鮮烈に脳を焼く苛烈な色彩、引き締められた闇の奥深い空間のコントラストは、日本のアニメをまた一段高いレベルへと導いたのです。その功績を総覧し、永続的なものとする機会に感謝しつつ、自分も参加したいと思います。
氷川竜介
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氷川竜介(ひかわ・りゅうすけ)|アニメ・特撮研究家
1958年兵庫県生まれ。アニメ・特撮研究家。特定非営利活動法人アニメ特撮アーカイブ機構(ATAC)副理事長。東京工業大学在学時からアニメ誌上で執筆を始め、その後メーカー勤務を経て、2001年に文筆家として独立。文化庁メディア芸術祭アニメーション部門審査委員、毎日映画コンクール審査委員、東京国際映画祭プログラミング・アドバイザーなどを歴任。主な著書に『20年目のザンボット3』(太田出版)、『細田守の世界––希望と奇跡を生むアニメーション』(祥伝社)など。
