映画「衝動」いよいよ完成間近です!
vol. 10 2021-05-22 0
コレクターの皆さま
映画「衝動」を応援していただいている全ての皆さま
前回の更新からだいぶ過ぎてしまいました。いかがお過ごしでしょうか。
映画「衝動」最新の制作状況をお知らせ致します!
3月末にキャストのアフレコを終え、最終的な整音作業に入り、映画「衝動」はいよいよ完成間近となりました。緊急事態宣言の発令により、予定したスケジュールが色々乱れてしまい、予定よりも一カ月ほど伸びてしまいました。楽しみにされている皆様に、一日でも早く届けたいという思いから、なるべく早く完成へこぎつけようとしています。
早く良いお知らせができるよう、精一杯努めていますので、もうしばらくお待ちいただけますと幸いでございます。
さて、完成も間近ということもあり、上映に向けても色々動き始めております。その一つが、映倫への審査申請です!
日本の映画館で一般上映される作品はすべて、この「映倫」への審査を経た上映区分に従って、上映されています。映画館で一般上映される作品の通過儀礼ともいえるこの申請ですが、我々は内心上映区分がどうなるんだろうとドキドキしております。
上映区分というのは、「G」「PG12」「R15+」「R18+」という四つの区分です。
この上映区分によっては、観ていただける年齢層が制限されるため、興行においてはかなり気になる部分であります。
昨年公開され、記録的ヒットを打ち出した劇場版「鬼滅の刃」無限列車編は、「PG12」でした。実は、全年齢対象の上映区分の「G」ではなく、小学生には助言・指導が必要という「PG12」なのです。それであの記録的大ヒットを打ち出したので、この上映区分についても注目を浴びることとなりました。
さて、本作についてですが、かなり激しい暴力描写があるのと、未成年者への影響が考えられる内容であること、こちらがどのように審査されるのか、非常に気になるところであります。
現在発令中の緊急事態宣言には、映画館への営業自粛要請がされるなど、再び映画業界が先の見えないトンネルの中に入ってしまったような、そんな暗い気持ちになりそうな状況です。本作品のような単館系を目指す規模の小さい映画にとっては、いつ公開できるのか、公開できてもより多くの皆さまに届けることができるのか、そんな不安を抱えてしまいます。
一刻も早く、普段の日常が戻り、皆様が映画を気兼ねなく楽しめる、そんな日が来ることを願ってやみません。
映画は決して、「不要不急」ではないと、強く思います。
そう願いながら、我々は今できることを、一つずつ進めていきたいと思います。
引き続き、応援のほど、よろしくお願い致します!
映画「衝動」制作日誌担当