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舞台「守銭奴」東京・神戸巡業プロジェクト!をクラウドファンディングで実現!

演出・森田雄三、台本・構成・山下澄人、出演・フツーの人々による現代版「守銭奴」の東京・神戸巡業プロジェクト!

俳優じゃない、演劇人でもない「フツーの人々」がセリフから自分たちで創るワークショップ「演出家・森田雄三のささやかな稽古」の東京・神戸での舞台公演の製作費の支援のお願いです!!

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このプロジェクトは、2017年4月27日23:59に終了しました。

コレクター
10
現在までに集まった金額
480,000
残り日数
0

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このプロジェクトは、2017年4月27日23:59に終了しました。

Presenter
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PRESENTER
森田 清子

桐朋学園芸術短期大学卒業後、23歳でイッセー尾形の演出家森田雄三と結婚。2人の子供を育てながら、尾形のマネージャー・プロデューサーとして森田・尾形と共に全国海外を飛び回る。イッセー尾形・ら㈱、森田オフィスを設立し代表取締役就任。社会に上手に適応できない人々を積極的にスタッフとして雇用し、(周囲からは「ゾンビ集め」と言われている。)チームとしての仕事をするステキさを売りに、一般的な興業の世界から独立したシステムを作り上げる。2007年には森田雄三とともにNPO法人を設立し、一般の人を対象とし「誰でもできる芝居」のワークショップを日本全国で開催する。

  • 東京都
  • 起案数 1
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このプロジェクトについて

俳優じゃない、演劇人でもない「フツーの人々」がセリフから自分たちで創るワークショップ「演出家・森田雄三のささやかな稽古」の東京・神戸での舞台公演の製作費の支援のお願いです!!

演出・森田雄三、台本・構成・山下澄人、出演・フツーの人々による現代版「守銭奴」の東京・神戸・他2ヶ所巡業プロジェクト!

【プロジェクト紹介】
俳優じゃない、演劇人でもない「フツーの人々」がセリフから自分たちで創るワークショップ「演出家・森田雄三のささやかな稽古」の東京・神戸での舞台公演の製作費の支援のお願いです!!12月末にストリーミング公演を予定している芝居「ドケチのど愛」は古典作家モリエールの「守銭奴」をテーマとし、演出にイッセー尾形の演出を40年務めた森田雄三、脚本に作家の山下澄人、そして出演は俳優ではないフツーの人々。 日々会社に家庭に生きるフツーの人々が週末ごとに稽古を重ね、1年をかけて積み上げできたこの芝居。フツーの人々が演じるからこそ面白い、そして意味がある!を信じ、参加者スタッフ全員が利益、儲けなんてもちろん度外視で創り上げてきました。そんなこの芝居、せっかくできたんだから小さくてもいい、劇場で公演にしてみたくなりました。

【フツーの人たちの公演って何?】
演出家で主催の森田雄三はイッセー尾形の演出・構成を40年務め、彼とともに作品を、新しい演劇のスタイルを作りだしてきました。フツーの人たちと芝居を始めたのは20年前の阪神淡路大震災がきっかけでした。尾形の公演を予定していた劇場さんから「地元の人を励ませるようなことをしてほしい。」と頼まれ思いついたのが、俳優でもない演劇経験もない人たちと1週間で芝居を作り公演をするワークショップ公演でした。以来20年間全国各地、海外までも、初めて会った人々と1週間でゼロから芝居を創る公演を行ってきました。


地方ワークショップ公演にて。参加者と演出の森田。(いつも世間話の様に始まります。)

この芝居では基本的には台本がありません。役もテーマも最初は何もありません。その場所にいって、来た人たちが持っている背景や環境から稽古を重ねながら芝居を創っていきます。参加者の人たちが自分たちで思いつくセリフやシチュエーション、それを組み立てて道筋をつくり、そこからテーマが見えてくる。ユーモアをもって芝居にし、お客さんに見てもらうことで彼らの日常は作品という形になります。本人たちが「こんなところが自分がだめ、、、」「あんな失敗談、、」「こんなのつまらない日常」と思っていることが実は見ている人にはとても面白かったりするのです。そんなことをあえて舞台にすることで、参加者の方々がそれぞれの日常にステキさを再発見し、日々にちょっとでも希望をもって帰ってもらうことを目的としています。

森田雄三・山下澄人って

 今回の公演ではフツーの人々が創ったセリフを元に、作家の山下澄人さんがモリエールの「守銭奴」をテーマに脚本を創ります。森田・山下さんの出会いは20年前。当時富良野塾にいた山下さんを「稽古にきたら?」と森田が誘ったのが始まりでした。そして今年、20年ぶりに山下が稽古場を訪れ、森田が行っていた「ささやかな稽古」に参加しだしたことをきっかけにこの守銭奴の企画が立ち上がり出しました。

【森田雄三プロフィール】

 1946年生まれ。70年「自由劇場」で戯曲「ボクシング悲歌」を演出。自由劇場公演のラインナップに加わる。80年イッセー尾形の一人芝居を初公演。88年セゾン劇場で山崎努主演「マクベス」の演出。90年「イッセー尾形プラスワンシアター」を設立し、桃井かおり、小松政夫それぞれの二人芝居を演出。同年「イッセー尾形 都市生活カタログ」の全ての地方公演演出開始。以降、毎年約120ステージを実施。93年海外公演演出開始。94年アメリカ、ヨーロッパと定期的に海外公演実施。96年神戸にて素人劇団「アバンギャルズ」を設立。03年ドイツ人歌手メレット・ベッカー&アルス・ヴィタリス、イッセー尾形公演を演出。05年財団法人地域創造の公共ホールネットワーク事業として「イッセー尾形のつくり方」と題し開催地の方と4日間で芝居を作り上げるワークショップを全国8ヶ所で実施。06年兵庫県下の中学教師とワークショップで芝居を創る。ワークショップの参加者は全国で3000人を超える。

著書に「間の取れる人 間抜けな人 人づき合いが楽になる」(祥伝社新書)、「人生は、なんとかなるものである」(PHP研究所)。

【山下澄人プロフィール】

日本の劇作家、小説家、俳優。 兵庫県神戸市出身。神戸市立神戸商業高等学校卒。倉本聰の富良野塾第二期生。1996年より劇団FICTIONを主宰。2011年より小説を発表しはじめ、2012年「ギッちょん」で第147回芥川賞候補、同年初の創作集『緑のさる』で第34回野間文芸新人賞を受賞。

作品のテーマ たくさんの守銭奴

守銭奴はフランスの古典作家モリエールによる戯曲です。金に執着しとらわれていた男が若い女に恋をしてしまい、彼女の愛を得ようともがく守銭奴とその周りの人びとを描いた喜劇です。
 今回のリライト版とフツーの人々が自ら生み出した言葉の再構成は金持ちの主役「守銭奴」だけではなく、「もっている人」も「もっていない人」も両方が主役の舞台です。彼らは“愛”と“金”はまるで相容れないもののように言います。しかし愛を得たいと苦しむ時、もがいてもがいてるうちに気が付けば“金”という定規の上でもがいていたりするのです。

 振り向かない男の気を引きたくて「私仕事3つかけもちしたっていい!」と叫ぶ人、「別れ際に怒りながら「私には1万しか置いて行ってくれなかった!」と泣く人、、、。

 この舞台では、「もっている人=悲劇」でもなければ、「もっていない人=悲劇」でもありません。“金”という定規にとらわれたたくさんの守銭奴たちが愛を求めて必死になる姿を愛とユーモアをもって扱った喜劇でもあるのです。

自然に重なって出てきたテーマ「震災体験」

稽古をしている間に、山下さんが震災と重ねることを思い立ちました。自然と震災がテーマと重なったのです。今回の脚本を担当する山下さんは神戸の新開地出身、震災を現地で体験しました。「不謹慎と思われるからみんな言えなかったけど、実は震災のあとすごくいきいきとした人がたくさんいた。」と山下さんは言います。ミネラルウォーターを2000円で売る、焼き芋すら1000円で売られている、かと思えば沢山のカップルが結婚に乗り出す、、、何もない、すべてがなくなってしまった、だから、立ち上がる。まるで祭りのような躍動感がそこにあった、と。それを聞いた森田は「原始的な祭りだね、生と死が近くにあるってことが」と答えました。震災という出来事によって、その場は混沌とし、人々は”金”と”愛”にとても意識的になったことで、様々なドラマが生まれたのでしょう。「金と愛」を描いた守銭奴の稽古で震災を扱うのはとても自然な流れでした。

想定できるリスクとチャレンジ

 ワ―クショップを初めて来年は記念すべき20周年。年々、参加者が増えに増え「お客さんより出る人の方が多いかもねー」とスタッフと参加者の方で笑い合うくらいです。冗談にしていますが、冷静に考えればリスクばかり。なにせ出る人々はフツーの人々。お客さんを呼ぶノウハウもないし、そんな気もありません。舞台に出るのが初めての人すら沢山います。そんな本当の素人が集まってお芝居の公演なんてできるのか。やってみるまで参加者もきまらない、きてからセリフを創る、舞台もそれから考える。何もかもがない、なんにも決まっていないのです。

 外からみたら「誰になんの得があるの?」「儲かりもしない。むしろ赤字でしょ?」と言われることも多々あります。しかし、家族でも同僚でも恋人でもない者同士が、「舞台」という空間に集まって、ひとつのものを作り上げることに向かって決起する。ずっとは続かないけれど、1週間でも奇跡が起きた体験が、私達スタッフ・参加者・観客、かかわった人たちのこれからの人生で、いつか支えになる瞬間があると信じて、今回の企画にチャレンジします。


会場のスタッフさんも近所の人も常連も。とりあえず出てみる、からチームができた。

資金の利用用途

合計金額1570000円

1、東京公演費用 30万円(会場費、機材・照明費等。)
2、地方公演費用 40万円×3箇所(会場費、旅費宿泊費、機材照明費等。)
※地方巡業予定地・予定時期 4月神戸、6月山形、7月新潟、8月東京、
3、広告宣伝費 7万円(Facebook広告、フライヤー印刷、デザイン)

特典について

【公演本番鑑賞券】
各地の本番鑑賞券をお送りします。通し券となりますので、どの地方の公演に何度いらしていただいても大丈夫です!

【公演・稽古ドキュメンタリーDVDと台本のプレゼント】
「本当に台本も何もないところから作ってるの!?」よく聞かれるこの質問。初対面の人たちが集まって、どんな風に作っていくのか。稽古の様子を最初から撮影し、どんな風にお芝居が立ち上がるのか、稽古の様子を追ったドキュメンタリーDVDをお送りします。30000円以上の出資の方には森田・山下さん両名のサイン入りの台本をお送り致します。

※上記動画は2015年大船渡ワークショップの初日ドキュメンタリー映像です。

【DVDのエンドロールクレジットにてお名前の掲載】
上記ドキュメンタリーDVDのエンドロールクレジットにご希望のお名前を掲載させていただきます。

【山下澄人『しんせかい』煎餅】
山下澄人さん著「しんせかい」の文章から森田雄三がピックアップしたフレーズを印刷したお煎餅、別名「食べるしんせかい」です!

【東京編ワークショップ参加券とゲストハウス利用券】
私達が拠点としている東京二子玉川にあるカフェにて毎週稽古を行っています。そちらの稽古の参加とカフェの利用、また別棟のゲストハウスへの宿泊券をお送りします!東京公演を観に、東京観光の拠点に使って頂いてももちろん大丈夫です!

最後に

 この芝居では観た人を夢の様な世界に連れて行ってもくれません。何か秀でた゛一芸”を持った人も現れません。観ているお客さんと何の差もない、フツ―の人たちが舞台にあがってそのフツ―な日常をお芝居にするのです。そして出演者たちは俳優を目指したり、演劇の仕事に就くことを目指しているわけでもありません。では何故それをやるのか、

人はなんとなくすぎていく(ように見える)日常がサラサラと流れていくことを、留めたくなったり、むしろ流して忘れたくなったりするものです。そして忘れたいと思っている中にこそ実は大切なものがあったのではないか、と気が付く。でもその作業は一人ではなかなかできないものです。「こんなつまらない話」「いつもやってることだから」「人に話しちゃいけないんじゃないか、、、」そんな人の中に閉まってある様々な体験に「あなたのその体験、すごいおもしろいことなんだよ。」と、見ず知らずの人々とその作業をやってみる。このワークショップは演劇という形を使った〝再発見を体験する場″なのです。

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    • 公演本番鑑賞券
    • 公演・稽古ドキュメンタリーDVDと森田雄三・山下澄人のサイン入り台本のプレゼント
    • 東京編ワークショップ参加券とゲストハウス1泊2日利用券
    • 山下澄人『しんせかい』煎餅
    • 2017年05月 にお届け予定です。
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    • 公演・稽古ドキュメンタリーDVDと森田雄三・山下澄人のサイン入り台本のプレゼント
    • 東京編ワークショップ参加券とゲストハウス3泊4日利用券
    • 山下澄人『しんせかい』煎餅
    • 2017年05月 にお届け予定です。
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